テレンス・マリックの検索結果、合計58(0.001979秒かかります)。

3 years ago
ゴダールの新作が気になると同じエモーションでテレンス・マリックの新作となると心が動くが、このワクワクだけで留めておくことが正しいのかもしれない。観てしまうと、彼らの存在する次元には決して到達できない自分を発見して悄然となるのだから。
3 years ago
個人評価:3.5 まどろみの中、低い位置を漂い、主人公たちの人生を体感する。まるで自分があなた(神)になり、物言わず無言を通し見守る様に。 この作品を4度挑戦し、初めて寝ずに最後まで見終わる事ができた。 テレンス・マリックの作品はどれも難しく抽象的で眠たくなるが、まどろみの中で漂う様に見る事が正しい見方なのかもしれないと、勝手に独自の見方の手法を見出した。 ...
2 years ago
膨大な言語をフィルムで表現した作品。壮大な思想書や哲学書を映像で観ている感覚でした。 ゴダールの頭の中は、私の様な凡人には全く分からないのですが、目に見えるものではなく目に見えないものの偉大さを表現したいのかなと思います。 詩的で流れる様なフィルムを観ているうちに、テレンス・マリックの作品を思い出しました。

fsupcyoのレビュー:地獄の逃避行

3 years ago
伝説の監督テレンス・マリックの1973年のデビュー作。 強く惹かれ合うキットとホリーの若い男女。しかし、ホリーの父親に交際を反対されたキットは、衝動的にホリーの父を殺してしまう。二人の当てのない逃避行が始まる…。 実話を元にした作品。 テレンス・マリックと言うと、詩的な美しい映像と哲学的な内容が特徴。 本作では、まだストーリー主体。 貧しい身ながらもただ...

laqjdomのレビュー:名もなき生涯

3 years ago
さすがのテレンス・マリック監督です。 こんな映画が2020年に観れるとは思いませんでした。 今後良い戦争映画ってないような気がする。 もう誰も戦争を知らない世代になりそうです。 表題の通りですが、良い父親なのか判断できません。 残された家族はどーすんの? とも思うし、 屈したら負けだよね・・・とも思う。 自分なら家族を守るほうになるかも・・・自分は弱いの...

Ihgsompknxsのレビュー:プリシラ

3 years ago
何といってもテレンス・スタンプが砂漠でひとりただずんでいる姿が老女にしか見えない。さすが名優。
3 years ago
テレンス・マリック20年振りの監督復帰作となった1998年の作品。 同時期に公開された「プライベート・ライアン」に観客も話題も持っていかれ、オスカーでも完敗。 しかししかし、非常に奥深い作品である。 背景となっているのは、第二次大戦下のガダルカナル島でのアメリカ軍と日本軍の激戦。 リアルで派手な戦場シーンとか兵士たちの友情とか愛国心とか、そんなありきたりな...

pwbfdjbのレビュー:名もなき生涯

3 years ago
これは凄い作品だった。『ツリー・オブ・ライフ』以降、ハイブローな作品を撮り続けてきたテレンス・マリックが魂をダイレクトに揺さぶる大傑作を作った。 オーストリアの山と谷に囲まれた美しい村、そこに在る自然を信じられない程の奥行きをもってとらえた映像に圧倒される。まるで楽園だ。そこで暮らす主人公フランツとその家族たちの幸せの情景が強い説得力を持った。 幸せの絶...

lfpumoeのレビュー:世にも怪奇な物語

3 years ago
第一部はロジェ・バディム監督、ジェーン・フォンダ主演で暴君の女領主の話。 第二部はルイ・マル監督、アラン・ドロンとブリジット・バルドーによる分身もの。 第三部はフェデリコ・フェリーニ監督、テレンス・スタンプ主演の幻覚もの。 いずれも監督らしさが出ていて楽しめる。
3 years ago
If you build it, he will come 広大なトウモロコシ畑で親の代から野球好きの男レイ・キンセラが神の啓示(?)を受ける。シューレス・ジョー・ジャクソンがやってくる??あ、やってきた。野球場はアッというまに出来て、ふと球場を見るとジョー(レイ・リオッタ)がいた・・・ 娘の学校で有害図書排除の集会があり、ナチっぽい母親がテレンス・マン...
3 years ago
若き日のビリー(エミリオ・エステベス)は親切な英国人牧場主(テレンス・スタンプ)に拾われ、一癖も二癖もある仲間たちと暮らしていた。 しかし悪徳牧場主(ジャック・パランス)にボスが殺され、復讐の鬼になる。 若手の俳優がハツラツとガンプレイする面白い西部劇。

fgfmqgkのレビュー:名もなき生涯

3 years ago
空中を漂うように緩く揺れながら移動するカメラワーク、自然光を活かした人物や草木の淡い描写、詩的なモノローグ、反復が強調されたクラシック調のBGMが特徴的なテレンス・マリックの映像世界。柔和で、優美で、どこか超越したような感覚は、神の眼差しを思わせる。今作では特に、美しい高原の村の背景にそびえる急峻な峰が、形而上的な存在や過酷な運命を象徴するかのように、たびた...

lklcvuwのレビュー:いのちの食べかた

3 years ago
「アース」のような世界の絶景や簡単に踏み入ることの出来ない秘境の地では無く、テレンス・マリック作品のようなフィクションによる究極の映画体験でも無い。 ときに残酷で、ときに美しいこの映像群はただ見えないだけの紛れもない世界の日常なのである。 ナレーションも音楽も一切を排し淡々と映し出されるその\"日常\"の光景に私達は衝撃を受ける。 今やいのちの恩恵を享受する...

nkpixagのレビュー:プリシラ

3 years ago
口パクショーのドラッグクイーン3人の大陸横断のロードムービー。ヒューゴ・ウィーヴィングとガイ・ピアースがこの映画出演を契機にアメリカ映画で活躍するようになった作品で納得の演技。しかし、やはりというか、テレンス・スタンプ55歳のドラッグクイーンの存在感が凄い。貫禄と憑依を備えて見事なものである。元々不思議な存在感で特異なスタンスにある異色男優だが、この作品でも...
2 years ago
麻薬漬けになり、目も虚ろなテレンス刑事を演じるニコラス・ケイジが凄くはまっていました。やっぱりダークヒーローを演じた方が、性に合っているのではないでしょうか。 役どころは、単なる悪徳刑事ではなく、どここか警官としての誇りや人間味を捨てきれない二面性をもつ憎みきれない奴なんですね。その微妙なニュアンスをニコラスはきっちり役作りしておりました。 但し、ラストにな...

kyuauxのレビュー:名もなき生涯

3 years ago
かつては寡作で知られていたテレンス・マリック監督ですが、ここ最近はかなり制作ペースが上がっています。何か心境の変化があったのでしょうか?マリック監督は最初期の作品から近作まで、比較的作風が一貫していて、それは例えば、信仰と人間の業、自然に包摂される人為といった二項対立を、人工光に頼らず描き出す、といった形で示されます。主題は時に内省的な傾向を強めるため、時に...
3 years ago
言葉に言い表せないほど圧倒的な映像世界にテレンス・マリックの本領を見た。 その凄すぎるカメラワークによって一気に"ガダルカナル島の戦い"の追体験へ引きずり込まれる。 多くの戦争映画の中でも戦地での"人間"を描き出した特に優れた作品だ。 戦争という極限を体験する人間を嘲笑うかのようにガダルカナル島の大自然はその太古からの営みを変わることなく続ける。 このまま...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む なにも新鮮な話題ではないし、デンマークでは近似値未来のはなしかもしれないが、既に現実的になっている話題。米国大統領の政権交代時期(2020-2021)にもトランプの極右の動きに介入していたとされている。でも、2019年の作品なんだねえ。この話で二時間もかける必要があるのかと単純に思った。だから、監督は誰なのか調べてみた。サ...

dkertrzのレビュー:名もなき生涯

3 years ago
本作品、去年より大変に楽しみにしていました。 ここ数年、第二次世界大戦のドイツモノが毎年何だかの形で上映されるのを楽しみにしています。 本作品、戦争のシーンがない戦争映画であり、邦題のタイトル通り、名もなきひとりの何でもない人の人生に関しての映画・・・・ 大変に素晴らしく、秀作な作品ですが少し長いかな・・・・ 全編を通して、静かに話が進んで行きます。...

Ntciomeicgxeのレビュー:ノスフェラトゥ

3 years ago
吸血鬼映画の元祖と言われる1922年のドイツ映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」をリメイクした1979年の西ドイツ映画。 ストーリーは、オリジナルやブラム・ストーカーの原作を忠実にベースにしているものの、鬼才ヴェルナー・ヘルツォークが手掛けると、怪奇映画も格調高い作品になるものだ。 前半は、これ怪奇映画なの?と思うくらい詩的な映像が延々と映し出される。 音楽も含め...