ノスフェラトゥ プロット

22年にムルナウが発表したブラム・ストーカー原作の小説の映画化のリメイクで、悪の象徴で災禍をもたらすドラキュラ伯爵の孤独な宿命を描く恐怖映画。製作・脚本・監督は「緑のアリの夢見るところ」のヴェルナー・ヘルツォーク、撮影はヨルク・シュミット・ライトヴァイン、音楽はポポル・ヴー、メイクアップは麗子クルックとドミニク・コラダンが担当。出演はクラウス・キンスキーほか。

ノスフェラトゥ 俳優

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ノスフェラトゥコメント(6)

Pmgssxkihon
Pmgssxkihon
この作品は魅せますね。
美的感覚といい、間の取りかたといい、ゾクっと作品に入って行きます。
伯爵として威厳を備えたドラキュラのその表情がみごとに切ない。
これは鑑賞するに値する1本。
swgjrhg
swgjrhg
ヴェルナー・ヘルツォーク監督×クラウス・キンスキー×イザベル・アジャーニ×ブルーノ・ガンツという超豪華メンバーらによって描かれたドラキュラ伯爵の物語。

19世期ルーマニアのゴシック調な雰囲気が堪らなく好きな世界観だった。ヘルツォーク監督作品らしい映像美と神秘的な音楽もとても印象的で素晴らしかった。キンスキーが演じたドラキュラ伯爵の特殊メイクのクオリティが高くて驚いた。演出面に深みがあって素晴らしかったが、内容は単調で意外とアッサリとしていた。キンスキー、アジャーニ、ガンツという名優達の共演に胸が熱くなるものがあった。
eoiqmc
eoiqmc
BSつけたらやっていて、思わず最後まで観てしまった。

暑い夏の夜、怖い映画でも観て涼んでくださいな…っていうBS側の粋な計らいなのか?(そんな訳ない)
こんな悪夢みたいな映画を観たら、ますます寝苦しくなる。

俺のやってるのはゲイジュツだから、そこんとこヨロシク的なヘルツォーク。
そんじょそこらのドラキュラ物とは訳が違うんだぜぇと鼻息も荒く、悪夢は続くよどこまでも…っていうまるで救いもない話。
恐怖映画という範疇に収まりきらない狂気が目に痛い。

主演のクラウス・キンスキー、ベラ・ルゴシとはまた違った意味でドラキュラがはまり役。
つうかドラキュラなんて架空の存在よりキンスキーの存在自体がアブないコワい。笑っちゃうほど変すぎる。
女の首に噛りつくその様は
「おまわりさーん、ここに犯罪者がいますよっ」と叫びたくなっちゃうほど怪しい。
ロバート・ウォーカー(「見知らぬ乗客」)と並び、狂気俳優の二大巨頭か。

ドラキュラと対峙する女、イザベル・アジャーニが最高っ!!!に美しい。
「悪」に勝てるのは、強さでも科学でもなく「美」だけと云わんばかりのドヤ顔が素晴らしい。
世界中の「美」をしょって立つといっても過言ではない。
キンスキーとアジャーニの最後のシーンはなんつうか美しすぎて震えるよ。子どもが観たら絶対鼻血出すと思う。

その他、
延々と映し出される山々とか、棺を乗せた船とか、鼠の大群とか、突然踊り出す街の人たちなど、ヘルツォーク的な見所も満載で。

こんな怪作を威風堂々と壮大にやってのけてしまうヘルツォーク、やっぱり凄いと云わざるを得ない。
Soebipnlossw
Soebipnlossw
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スキンヘッドで、牙が前歯で口が常に半開きという全然かっこよくないドラキュラだった。クラウスキンスキーには全然見えず、革命家の外山亘一さんに似ていた。まったく元気がなくて、病人のようで生きがいもないまま生きながらえる苦しみがにじみ出ているようだった。

テンポが超スローで冒頭の20分で2回寝た。確かに退屈は退屈なのだが、面白くないわけではなく、いろいろ面白かった。

ドラキュラの存在で人々はパニックにはならず、彼が持ち込んだペストで多くの人々が死んでいた。鼠の大群がとても気持ち悪かった。

ドラキュラが地味に十字架を怖がったり、噛まれた主人公がパンくずの結界から出れないところなど地味に面白かった。特撮という特撮もなく、太陽の光を浴びても灰になったり、火傷みたいになることもなくただもがいて死んでしまった。鏡に影だけが映るのは面白かった。

考え事をするために見るのもいいかもしれないと思った。オレは漫画家なので、漫画を考える際に瞑想するのにとても適しているのではないかと思う。『惑星ソラリス』『ロスト・ハイウェイ』退屈で面白い映画で今度試してみよう。
Ntciomeicgxe
Ntciomeicgxe
吸血鬼映画の元祖と言われる1922年のドイツ映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」をリメイクした1979年の西ドイツ映画。
ストーリーは、オリジナルやブラム・ストーカーの原作を忠実にベースにしているものの、鬼才ヴェルナー・ヘルツォークが手掛けると、怪奇映画も格調高い作品になるものだ。

前半は、これ怪奇映画なの?と思うくらい詩的な映像が延々と映し出される。
音楽も含め、テレンス・マリックの「ツリー・オブ・ライフ」を思い出したが、ヘルツォークの映像美が冴える。

中盤、いよいよドラキュラ伯爵登場。
ドラキュラと言うと、ベラ・ルゴシやクリストファー・リーが有名だが、不気味さでは本作のクラウス・キンスキーには適わない。
元々“怪優”として名高いキンスキーだが、その怪優ぶりを存分に発揮。尋常じゃないくらいハマっている。もう怪人物にしか見えない。
“怪演”という言葉もこの為にある。
ドラキュラの下僕の男も、終始狂ったように笑い続けるキ○ガイ演技。

終盤、ヒロインのイザベル・アジャーニの首にドラキュラが噛み付くシーンは、一転してエロティズムが漂う。

ゾクゾクするほど怖い作品ではないが、怪奇と耽美の映像世界。
ヘルツォークの作品の中でも取っ付き易い作品だと思う。

余談だが…
「吸血鬼ノスフェラトゥ」に出演していた吸血鬼役の俳優は本物の吸血鬼だった…というユニークな題材の「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」もあった。
ウィレム・デフォーがこれまたハマり役!