カルラ・シモンの検索結果、合計26(0.002802秒かかります)。

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 子どもたちは遊ぶのが大好きで、遊びの中でシモンの居場所を伝えてくれたのが、印象的。 シモンの失踪の真相は、あまりにも残酷で、胸をえぐられる。 シモンを抱きながら、彼岸を超えるラウラ。 盲目の少女がその頬に触れ、「ラウラだ」と気づく。 懐かしそうにそばに寄ってくる子どもたち。 「大人になってる!」と誰かが言った。 ラウ...

gqznpvのレビュー:永遠のこどもたち

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 「ウノ ドス トレス トカラパレ♪」 木の幹を拳で叩いて「カラパレ♪」で振り向く、スペイン版「だるまさんがころんだ」で遊ぶ子供たち 大きな案山子がある「よき羊飼い」孤児院 少女ラウラの養子縁組が確定したシーンでオープニングへ 時は経ち~ 海に面した島の果て 灯台の麓にある大きな屋敷に住む夫妻(妻がラウラ37歳、夫カルロ...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む ストーリー やっぱり死後の世界でしか幸せになれないのね。ギレルモデルトロは合わないなと感じた。感覚的に。死ぬことで解決みたいな考え方は私達になんの希望も与えない。それはシモンの死を乗り越えることにはならない。 キャスト 母の独走という印象。
3 years ago
前半は娘の将来の婿の「その題名がいい」という台詞で笑わされたが、何となく淡々と描かれ、ドイツ将校の恐怖感も沸かないので、反戦色が薄い映画でで残念だった。 後半からはバティニョールとシモンの嘘つき合戦(?)が絶妙で、ハラハラさせられました。主人公のこどもに対する愛情が上手く描かれていて好感が持てます。
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む アルベール・ラモリス監督の映像詩『赤い風船』へオマージュを捧げた作品。オマージュというよりはリスペクトと言った方が良いか。人形劇作家のスザンヌが、息子シモンの新しいベビー・シッターとして中国人留学生のソンを雇ったところから物語は始まる。ビノシュ演じるスザンヌは、人形劇という夢のある仕事をしているのに、新作の準備に追われる中...
2 years ago
西日を照明代わりにしたソウルミュージックフェス。マヘリア・ジャクソン、ニーナ・シモンが素晴らしい。でも素晴らしくない人なんかいない。 ほとんど名前は知っていた人達だけれど、動画で観られて存在を深く感じられた。 アメリカの映画でこんなに多くの黒人が出ているのを観たことがない。アメリカに行ったことがないけれど私の頭の中のアメリカがいかに漂白されたものか、よくわ...
2 years ago
スティービー・ワンダーって、10代の頃からドラム叩けたんですねぇ。ちょっと佐村河内的な疑いを抱きたくなるぐらい、あまり打ち損じないじゃないですか。鍵盤だけでも凄いのに、一人でたいがいやれるから凄い。天才。 69年に行われたハーレム・カルチュラル・フェスティバルの映像に、当時のアメリカの状況やインタビューを織り交ぜたドキュメンタリー映画。 スライ、BBキン...

Msihoxkgnpsのレビュー:灼熱の魂

1 year ago
母親の遺言により、双子であるジャンヌとシモンは手紙を父親と兄に渡さなければならない。なぜ、母親はこのタスクを子供に残したのだろう。母親のルーツを知ることにより、双子は何を得たのだろう。母親は全てを知っていて、このタスクを双子に残したのだが、手紙を父と兄に(one)に渡したあとの世界をしりたい。 一つわかることは、恐怖、タスクなどを通して双子の絆が強くなってい...

Inogssmxhkpのレビュー:ニジンスキー

3 years ago
バレエ界の伝説のダンサー、ヴァーツラフ・ニジンスキーを主人公にした伝記映画。監督は、自身もダンサー出身の「チップス先生さようなら」「愛と喝采の日々」「グッバイガール」のハーバート・ロスが手掛け、ケン・ラッセルとルドルフ・ヌレエフで果たせなかった企画を、新人ジョルジュ・デ・ラ・ペーニャ登用で完成させる。見所は20世紀初頭を舞台としたバレエシーンで、どれもが見事...

smydrrのレビュー:カルラのリスト

3 years ago
10/1に日本が世界で105番目の国として加入したICC(国際刑事裁判所)の先駆けとなった旧ユーゴ国際刑事法廷(ICTY)に務める検察官カルラ・デル・ポンテに密着したドキュメンタリー映画です。 ボスニア紛争における1995年の大量虐殺を指揮した逃亡中の戦犯を探し出し起訴するための正義の闘いを追っています。「正義」という言葉を最近は耳にしなくなりましたが、権力...
3 years ago
ごちゃごちゃカオスなドタバタコメディ。同じヌーヴェルヴァーグの「勝手にしやがれ」に続きジャンプカットが多用された独特な編集が印象的。チャップリン的な早回しも多用されていて、それがひょうきんな音楽と合わさって凄くコミカルな作風。他にも笑える仕掛けがたくさんあって笑えたが、ちょっと詰め込みすぎな感じもあって、そこが良くも悪くもカオスなドタバタさを醸し出していた。...

qljbewのレビュー:うる星やつら 完結篇

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む これまでの映画前4作はオリジナルだったが、本作は原作コミックが基に。 原作でも最終回エピソードを忠実に映像化。 文字通りの“完結編”。 いつもと変わらぬ友引町だが、錯乱坊とさくらは、ラムが闇に囚われると予言。 その予言通り、空飛ぶブタに乗った黒衣の宇宙人青年・ルパが現れる。 闇の宇宙からやって来たルパは、ラムは自分の許嫁...
2 years ago
1969年、米ニューヨークで行われたフリーフェス「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」の実況録画フィルムの合間に当時の状況が挟まれた映画です。 シンプルに、圧倒されました。 ミュージシャンたちの中でも、マヘリア・ジャクソン、ニーナ・シモン、メイヴィス・ステイプルズの歌唱、佇まいには感動しかなく、ゴスペルシンガーズ、そして、スライ&ザ・ファミリー・スト...

Elhavltyhoeのレビュー:1640日の家族

1 year ago
登場人物全員が、みんなシモンを愛している。 里親と養子の違いを初めて知りました。 スキンシップが印象的。“触れる”は愛情なんだなぁ。哺乳類の。 血の繋がりとは関係なく、こんなにも愛情を注げるんだ。 人の気持ちはそんなに簡単に割り切れるものじゃない。 主人公がどうして里親になろうと決めたかは、映画の中では語られないのですが こんなに辛い思いをするならやらな...

fehrhyxのレビュー:アンダルシアの犬

3 years ago
シネマテークの #ブニュエル 特集で、#アンダルシアの犬 と #砂漠のシモン の短編中編2本立で観てきました。 前者はダリとの共作で、美大生時代に観て時計仕掛けと共にLDで持ってた名作を年を重ね再びスクリーンで観てもあの衝撃は変わらない。 後者も含め、ブニュエル自体は初めてで、前知識なしで観て大正解。 今まで知らなかったのが恥ずかしくなったくらい、例えようの...

Laebongmwrのレビュー:独裁者と小さな孫

2 years ago
「独裁者と小さな孫」素晴らしかった。 どんなジャンルの映画でも共通する「良い映画の条件」は「過不足のないこと」。 ここ何年かの映画の中では「メランコリア」「二つ目の窓」「シンプル・シモン」「妻への家路」と並んで、その塩梅が見事だった。 「独裁国家」の国民のさまざまな本音や歪みが複層的に描かれている。それは分厚いミルクレープのように無数の層を形作る。そして...
2 years ago
フリダはどうも、どこかに引っ越すようだ。 渡される”ネウス・ビホ・シモン”と書かれた女性の絵。 何となく、引っ越しの理由の想像がつく。 だが、映画では明確な台詞なしに、叔父夫婦の家で住むことになったフリダは、叔父夫婦の幼い娘、アナと一緒に遊ぶ日々だが、慣れない生活が続き、我儘になったり、精神は安定していない。 そして、時折呟かれる神への贖罪の言葉。 映し...

Xnsikmghposのレビュー:獣人(1938)

2 years ago
戦前の映画なのに特撮(?)技術が優れていた。ちょっと何キロで走ってんのよ!と思うくらいにスピード出している。そんな中、機関室では石炭まみれ、油まみれになって働く、ジャック・ランチェたち機関士。 そんなジャックはある病気の遺伝子を受け継いでいる。なんと女性を殺したくなる衝動に駆られる発作なのだという。最初は養母の娘であるフローレンスに手をかけようとするが、寸...
2 years ago
子供を主役にした映画はこれまでいくつも観てきたが、ここまで子供の心模様を描けている作品には出会ったことがない。 ほとんど説明的な台詞や行動はないのだが、主人公フリダの親を亡くした大きな不安と、それに必死で耐えている小さな心の動きが非常によく見て取れる。弱く、残酷で、臆病で、思いやり深く、狡猾で、誰かの庇護を求めていることがすべてスクリーンに映しだれている。 ...

Lslbpikseoliのレビュー:ある秘密

1 year ago
ネタバレ! クリックして本文を読む フランスで暮らすユダヤ人たちの第二次大戦中から戦後が舞台の実体験に基づく小説を原作とする映画。「ドレフュス事件じゃあるまいし」と、たかをくくっていたが、フランス市民がユダヤ人との関わりを避け、排斥してゆくなかで、生活の場を奪われるまでに押し寄せるナチの影。身分証を組織的に偽造し、脱出を試みるユダヤ人たち。フランスからピレネ...