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eybuvknのレビュー:リーサル・ストーム

3 years ago
舞台は350万人の米国人が住むプエルトリコの首都サンフアン。巨大ハリケーンが迫る中プエルトリコ警察は総力を挙げて住民の避難誘導を行なっていたが、マンションに籠って避難に応じない老人がいるとの通報を受けて警官のコルディーロと新人の女性警官ペーニャを現場に派遣するが、そこにいたのはプエルトリコ警察の元署長レイだった。ついにハリケーンは街に迫り暴風雨が荒れ狂う中そ...

fwzcwmのレビュー:パパは、出張中!

3 years ago
ユーゴスラヴィアの歴史がそれぞれの人々の上にどれほど重く圧し掛かっていたかが畳みかけて迫ってきます。終始暗めの画面によって、その下でジリジリと心を軋ませている様がよく伝わってきます。 『アンダーグラウンド』で打ちのめされたエミール・クストリッツァ監督でしたので、もう1本、観てみました。こうやって見てみると、『アンダーグラウンド』につながるものが、すでにこの作...
3 years ago
超傑作B級娯楽エロティックバイオレンス。まずタイトルが最高にcool笑 この粋なタイトルセンスに匹敵するタイトルは「動くな、死ね、甦れ!」くらいしかパッと思浮かばない。史上最高級にcoolなタイトルだと思う。内容は同年に公開された同監督の「モーター・サイコ」とほぼほぼ同じだが、本作ではサイコ野郎が女性。そしてなんと言ってもエンタメ性が大幅にパワーアップされて...
3 years ago
エミール・クストリッツァが溢れるマラドーナ愛を全面に押し出して撮った『マラドーナ』とは異なり、こちらはイタリアのナポリチームに移籍した84年から91年までの記録に密着。 残されたフィルムに刻まれた栄光と挫折、天国と地獄の紆余曲折は正にドラマチック。「サッカーは騙しのスポーツ」と自身が語るように、あの“神の手”も故意だったことをあっさりと認め、黒い交際も女性問...

vapfhyoのレビュー:ニューヨークの恋人

3 years ago
ケイト・マッケイ(メグ・ライアン)の弟役チャーリー(ブレッキン・メイヤー)が好演。なんとも憎めない役である。ヒュー・ジャックマンの貴族も捨てがたい。 最初、本作品はSFなのかと錯覚するくらいの内容であり、ドキドキしながらストーリーに夢中になってしまった。う~む、ラブコメの要素をもっと出すなら、いろいろネタがあるはずなのに出しきれていない。CMとか犬の糞処理...
3 years ago
ジュディ・ガーランドの晩年を、まるで、魂を絞り出すように演じるレネー・ゼルウィガーのオスカー演技は当然、見応え充分。しかし、断片的ではあるが、ジュディの子役時代もそれ以上に見ものである。幼くして才能を見出され、MGMミュージカルのスターとして脚光を浴びる陰で、会社から睡眠薬と興奮剤を交互に与えられ、まるで歌って踊るAIのように扱われたジュディ。やはり会社の都...

Slshelpefrのレビュー:レナードの朝

3 years ago
― 人間の強さ、優しさ、哀しさ、弱さが、全て描かれている作品。ー ・名優ロバート・デ・ニーロがパーキンソン病の新薬により、一時的に”嗜眠性脳炎”から回復したレナードを演じた後半、新薬の効き目が薄れていく様を、 同じく名優ロビン・ウイリアムズが演じた”人間が好きだが、人付き合いが苦手”な医師セイヤーに敢えて”撮らせる”シーン。 ー後のメイヤーの研究のためにだ...
3 years ago
人間の少女とヴァンパイアの青年の禁断の恋を描いたステファニー・メイヤーのベストセラー小説の映画化第2作目。 ベラは突然、エドワードから別れを告げられる。 失意のベラを癒やしたのは、幼馴染みのジェイコブ。 前作でも少し登場していた狼族の青年ジェイコブが、いよいよ本格的に物語に絡んでくる。 ミステリアスな雰囲気のイケメンか、優しいマッチョの幼馴染みか、ベラの...

Apthrsnepmaのレビュー:リック

3 years ago
主演がまだ無名だったブラッド・ピットとシェリル・ポラックという女優さん。光を浴びると死に至る難病の青年の3日間だけの充実した人生を描く青春映画。25歳のピットが無邪気と言えるほど無垢に演じている。過酷な内容が印象を支配する深刻な作品。母親が精神に異常をきたし寝たきりの廃人同然で、父親はその二重の苦しみに耐えて息子と接する。ピットの父役のガイ・ボイドという俳優...
3 years ago
人間の少女とヴァンパイアの青年の禁断の恋を描いたステファニー・メイヤーのベストセラー小説の映画化第3作目。 個人的に、シリーズの中で一番つまらない。 何がつまらないって、エドワードかジェイコブか、ベラの煮え切らない姿が2時間延々描かれるからである。 1作目はベラとエドワードの出会いがあって、2作目はジェイコブが絡んできて…と、それなりにメインとなる見所があ...

xsxjrbのレビュー:旅芸人の記録

3 years ago
ずっと観たい、観たいと思っていて、ようやく観ることができました。4時間近くの大作だから、なかなか手が出なかったんですけど、自分の中に時折訪れる、どこか本物の悲しみに触れたいという欲求から、ついに観ることにしました。 第二次世界大戦をはさんでの小国ギリシャの悲哀を描いた作品で、ナチスドイツ、ソ連、アメリカ、イタリア、イギリスなど大国に翻弄されるギリシャの人々の...
3 years ago
破天荒な寓話風のコメディでした。 一見今はやりの婚活コメディのようですが、 実際はエミール・クストリッツァ監督作品ですから ほんとうは奥の深いメッセージが隠された作品なのでしょう。 でも、私の興味は婚活コメディに向ってしまいました。 たまたまその日 作家の渡辺淳一が「欲情の作法」という本について語っていたのを TVで見たのですが、 彼のようなおじいさんに、...

abqpkoのレビュー:アリゾナ・ドリーム

3 years ago
1994年フランス映画。140分。今年40本目の作品。奇才エミール・クストリッツァ監督のアメリカを舞台にした作品で、恐らく唯一の英語による作品。主演はジョニー・デップ。 内容は; 1,NYで魚を計測する仕事をしている夢追い人の主人公は、不毛の地アリゾナで車の販売会社を経営する父の再婚のために帰郷する。 2, 主人公に跡継ぎを密かに望む父は、試しに会社のセー...

Lprsiesmieのレビュー:マラドーナ

3 years ago
2008年スペイン・フランス合作映画。91分。2010年46本目の作品。言わずと知れたサッカー界の永遠のスター、マラドーナを題材にしたドキュメンタリー映画で、エミール・クストリッツァ監督がメガホンをとっている。 内容は; 1,アルゼンチン代表マラドーナはワールド杯の対イングランド戦であまりにも有名な「神の手」ゴールについて、幾十年もへた現在、クストリッツ...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 娘のライザが語っていると言う「ハリウッドに生かされハリウッドに殺され」と。 ただ僕はいつもClownとして踊っていたジュディの姿を観ていた。 最近のコロナウィルス感染への自粛もあるけど、 4月1日は全館1100円の日だから、映画館も賑わっているだろうと、少しは思っていた。 ・・・まさか・・・この映画を見にきたのが自分一人...
3 years ago
傭兵が依頼を受け、部隊をつくり、作戦行動に入り、不測の事態に対処し、最後のケジメをつける。 この全部が一つの作品に映画として詰め込まれている。 本作が単なるアクション映画ではなく、戦争映画として成立しているのは、作戦前の準備が入念に描かれている点。 顔に刻まれたしわの深いおっさんたちがグラウンドで走り回ってヒイヒイ言いながらも鍛錬に耐えたり、緻密な作戦立案...
1 year ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 原作者であるロバート・ハリスとは3回目の脚本のコラボということで... 映画の冒頭、ルイ15世が建てたエコール・ミリテール(フランス軍学校)の広場で大勢の陸軍兵士が見守る中、ドレフュス大尉が見せしめのように肩章や飾緒を付ける陸軍の証であるボタンもはぎ取られ、サーベルも真っ二つにへし折られるシーンを見て、その屈辱的な演出は...
1 year ago
ネタバレ! クリックして本文を読む NYC had to move more than 250 homeless people out of subways to disinfect trains. (ニュース専門放送局CNBC: PUBLISHED WED, MAY 6 2020) 前ニューヨーク市長のデブラシオがパンデミックの拡大・拡散の防止の為に、以前...

Ulluefhelgpのレビュー:ダーリン

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 『隣の家の少女』(89)で名高い、暴力と恐怖の意味を問い続けた鬼才ホラー作家、ジャック・ケッチャム。 そのデビュー作であり、もう一つの代表作といえるのが『オフシーズン』(81)だ。本作はケッチャムの死後、彼の遺志を継いで製作された、その正統なる「続編」映画である。 『オフシーズン』では、避暑にやってきた都会のヤッピーたち...

vapfhyoのレビュー:ミカエル

5 months ago
ああこれ、老人と若者のBLなんだね。 今市子が描くみたいな(笑)。 100年前からあったんだなあ。 オールタイムベスト級の大傑作『裁かるるジャンヌ』や『怒りの日』を撮った、デンマークの巨匠カール・テオドア・ドライヤーの中期のサイレント映画。 数年前のシネマヴェーラでのホラー特集や前回のイメージフォーラムでの特集で、後期の5作品は既に観ていたのだが、前にヴェ...