ディエゴ・マラドーナ 二つの顔

8.1/10
合計32件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   130分
言語   英語
地区   イギリス
劇場で   02月05日 2021
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ディエゴ・マラドーナ 二つの顔 プロット

アルゼンチンの伝説的サッカー選手ディエゴ・マラドーナのドキュメンタリー。「AMY エイミー」で第88回アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞したイギリスのアシフ・カパディアが監督・製作総指揮を手がけ、マラドーナ本人の協力を得て製作。500時間に及ぶ未公開映像をもとに、栄光と転落を繰り返してきた天才の光と影を描き出す。1984年、世界的人気を誇るサッカー選手マラドーナは、イタリア南部の弱小チーム・SSCナポリに移籍する。メキシコW杯では「神の手」「5人抜き」で注目を集め、セリエAではSSCナポリを史上初の優勝に導くなど、フィールドではスーパースターとして崇められるマラドーナだったが、プライベートではマフィアとの交際、愛人とのスキャンダル、コカインでの逮捕など、トラブルメーカーとして知られる存在に。やがて、サッカーを愛するピュアな“ディエゴ”と、マスコミを騒がせるダークな“マラドーナ”という相反する2つの顔が浮かび上がる。

ディエゴ・マラドーナ 二つの顔 オンライントレーラープレイ

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ディエゴ・マラドーナ 二つの顔 写真

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ディエゴ・マラドーナ 二つの顔コメント(5)

wmfcczd
wmfcczd
ネタバレ! クリックして本文を読む
ナポリ時代のマラドーナにスポットを当てたドキュメンタリー作品。

根っからの野球人という事もあってサッカーはW杯の時には海外の選手に熱中してみる程度である。
アラサー世代の僕にとってはマラドーナの現役時代は知らず名前とやはりあの神の手事件まぁその他諸々を浅く知っている程度である。
それでも2010年の代表監督の印象は強く、その際は彼の存在に魅了された。

この作品はドキュメンタリーではあるが、「今だから明かされる」的なインタビューやドラマがあるわけではなくあくまでナポリ時代の彼を懐古するようなシーンが連なる。当時の映像やインタビュー動画を連ねてまとめられている。
所々関係者のインタビュー音声もあるが、この作品のために録った新しい音声かは不明。関係者が出演してるわけではないのでおそらくそれも過去のものだと思われる。

前半はナポリ移籍当初の華々しい活躍している姿、ナポリのヒーローとして描かれ、後半はドラッグや女性関係でトラブルを起こした描写、そしてW杯でイタリアを下した辺りからヒール的存在へ移りゆく姿がえがれている。
この辺りの事件も特に追求するわけではなく当時の映像音声を連ねて纏められている。

リアルタイム世代ではなく、そしてサッカーにそこまで詳しいわけではない為それなりに新しく知る楽しさを味わうことはできたが、知らないが故に疑問に思う事も多々あるが決してそれらを追求していく作品ではないため心残りはある。
また上にも書いた通り何かこの作品で新たな事実を展開していくわけではない為そのような事を期待すると裏切られると思う。
マラドーナのファンでありリアルタイムの世代が懐古心を楽しむ作品のように思えた。
Vapsheeller
Vapsheeller
アラフォーでサッカーかじった人間なら、

文句なしの作品です。

サッカーを知りたければ、

マラドーナを見たら大体分かります。

ってくらい。

そしてマラドーナは本当に神になりました。

Rest In Peace.

明日、プーマのスパイク買いに行こうっと。
npuvhkr
npuvhkr
エミール・クストリッツァが溢れるマラドーナ愛を全面に押し出して撮った『マラドーナ』とは異なり、こちらはイタリアのナポリチームに移籍した84年から91年までの記録に密着。
残されたフィルムに刻まれた栄光と挫折、天国と地獄の紆余曲折は正にドラマチック。「サッカーは騙しのスポーツ」と自身が語るように、あの“神の手”も故意だったことをあっさりと認め、黒い交際も女性問題もなんのその。
こんなにも嫌われる要素を持ちながら、“マラドーナ教”なる教祖として崇めたてられる悪童。そりゃドキュメンタリーの被写体として追っかけるには面白すぎる。
ただ、ナポリ時代の7年間に特化しすぎて、彼の“今”にほとんど触れられていない構成は、やはり物足りなさを感じる。
gqvkrii
gqvkrii
思えば、1986年ワールドカップ・メキシコ大会の対イングランド戦でのゴール前ハンドによる「神の手」の1点目と、爆発的なドリブル突破による「5人抜き」の2点目は、マラドーナのダークサイドと栄光という二面性を見事に象徴していた。本作はマラドーナがイタリア・セリエAのナポリに在籍した84~91年の時期を中心に、その波乱万丈の生涯と知られざる素顔に迫ったドキュメンタリーだ。監督は「AMY エイミー」でアカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞のアシフ・カパディア、製作国のイギリスをはじめ欧米では2019年に公開された(マラドーナは昨年11月に死去)。

マラドーナの代理人だった人物が80年代にカメラマン2人を雇って撮影したフッテージなど、500時間にも及ぶ未公開映像から選りすぐりの場面を編集。ゴール裏から神業を間近にとらえた迫力満点のシーンから、ガールフレンドとテニスに興じるリラックスした姿をとらえたオフショット、さらにはドラッグの影響をうかがわせるうつろな表情まで収められ、本人の協力を得ながらよくぞここまで踏み込んだと感心した。マフィアとの交友や薬物使用などのダークな部分は反面教師として受け止められるべきとはいえ、やはり悲しいものがある。
cioazbe
cioazbe
マラドーナがナポリでどれだけ熱狂的に愛されたかを見たかったので、ドンピシャリでした。暴走族状態の車とバイク、家々の窓から人が顔出し叫んだりサインを求める様子、すごかった。その頃、ナポリで生まれた男の赤ちゃんはみんなディエゴと名付けられたほどであるとか、ピザ屋に行ったらお勧めは「ピッツァ・マラドーナ」と言われたという友だちの話は本当に違いないと思った。ただ、その後、カモッラとの関わりで結果的に憎まれ断罪されたのは悲しくてかわいそうだった。イタリア北部に馬鹿にされてたナポリを優勝に導いたのに、イタリア人でなくアルゼンチンの人間としてワールドカップに出て、対イタリア戦の会場がナポリだっただけなのに、そこでゴールを決めただけなのに、コカインだってみんな以前から見て見ぬ振りだったのに。ナポリ人、イタリア人、極端!激し過ぎ!

サッカーのことは何も知らないけれど面白かった。そもそもは映画です。ソレンティーノ監督の「グランドフィナーレ」で、すっごく太った「マラドーナ」が居て、登場人物の一人が彼に「あなたのことは世界中の人が知っていますよ」という箇所があった。私は知らない!私は「世界中の人」に入ってないのか!とショックを覚えたので、今回の映画でディエゴ・マラドーナを少しだけでも知ることができました。60歳で亡くなるなんて早過ぎる。