ワイルド・ギース(1978) プロット

50人の戦争プロ〈ワイルド・ギース〉が一国を相手に壮絶な戦争を仕掛ける戦争アクション映画。製作はイアン・ロイド、監督はアンドリュー・V・マクラグレン、助監督はデレク・クラックネル、脚色はレジナルド・ローズ、原作はダニエル・カーニー(サンケイ出版刊)、撮影はジャック・ヒルドヤード、音楽はロイ・バッド、編集はジョン・グレン、技術顧問はマイク・ホア大佐、アクション・アレンジャーはボブ・シモンズが各々担当。出演はリチャード・バートン、ロジャー・ムーア、リチャード・ハリス、ハーディ・クリューガー、スチュワート・グレンジャー、ジャック・ワトソン、ウィンストン・ヌショナ、ジョン・カニー、フランク・フィンレイ、ケネス・グリフィス、ロナルド・フレイザー、イアン・ユール、ブルック・ウィリアムス、パーシー・ハーバート、グリン・ベイカーなど。

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ワイルド・ギース(1978)コメント(6)

Skgomnhispx
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すでに退役して、いかにも膝が痛そうなおじいさんが新兵みたいに訓練して戦場に大喜びで馳せ参じる。人生や命の意味とは一体なんなのか非常に考えさせられる。

手榴弾の爆発の威力がいちいち凄まじかった。アフリカ人の大群に追われるのはとても怖い。バズーカ砲や機関銃は、そんなのあったっけ、収容所で奪ったのだろうか。

心臓の悪い大統領を、車に乗せないのはいかがなものかと思った。5キロ先の飛行場も車を使えば10分で着くのになと思った。

しかし、そんなことは気にする方が野暮というもので、男たちが、特におじさんやおじいさんが、華々しく命を散らす姿が神々しかった。
Erwancflurdyro
Erwancflurdyro
傭兵が依頼を受け、部隊をつくり、作戦行動に入り、不測の事態に対処し、最後のケジメをつける。
この全部が一つの作品に映画として詰め込まれている。

本作が単なるアクション映画ではなく、戦争映画として成立しているのは、作戦前の準備が入念に描かれている点。
顔に刻まれたしわの深いおっさんたちがグラウンドで走り回ってヒイヒイ言いながらも鍛錬に耐えたり、緻密な作戦立案で周到な準備を整えたりと、多くの映画でカットされる部分にも十分な尺が取られている。
そうした描写を入れることで、部隊長格のフォークナー以下50人の部隊は、ただの一人も欠けることなく予定通りの作戦行動ができたことに説得力を持たせる。

ただ雇用関係や周辺状況の変化により、その作戦自体が怪しい雲行きになるのだけど。

作戦が予定外に入ったところからはすさまじい。
バックアップを失い、予定とは大幅に変わった戦況を埋めるべく、未確認のエリアに入っていく。
そして失われていく部隊の面々。
もとより圧倒的戦力に奇襲で挑んだ部隊が、逆に追撃されるという事態になるなど作戦計画に入っていない。瞬く間に戦列が崩れていってしまう。
この極限状況下で見せる人間ドラマがシブい。特に戦場を脱出する場面で見せるフォークナーと盟友レイファーとのやり取りは、戦争の残酷さ、無意味さ、無慈悲さを強く印象付ける。

ラストのマターソン卿との対決は蛇足にも思える部分だけど、しかしきっちり決着をつけるという点では好感が持てる。
レイファーとの約束を守ったエンディングにもグッとくるものがある。

何より人間味あふれるキャラクター造詣が見事。
現金が第一のフォークナーと対照的に、正義とは何かに重きを置くレイファー、女にだらしない一方で航空機パイロットとして機転をみせるショーン、南ア出身の白人ピーター、訓練曹長のサンディなど、それぞれに味わい深い。
部隊以外にも作戦を発注したマターソン卿、レイファーの息子エミールなどが作品に広がりを持たせている。

古い映画だけにアクションがチープに見えるのだけは難点。
それ以外は間違いのないところ。

では評価。

キャスティング:8(無慈悲なフォークナーをリチャード・バートン、理想主義のレイファーをリチャード・ハリスが好演)
ストーリー:9(作戦受領から作戦準備、遂行、完結まできっちり全部詰め込んで長ったらしくなってない)
映像・演出:7(アクションはさすがに古臭い。けれど命を燃やし尽くす場面でみせる表情は秀逸)
戦術・戦略描写:7(ややチープな表現ながら、装備や部隊行動、リーダーの人身掌握はリアリティあふれる)
反戦:8(主たるテーマにはすえていないものの、リアルな戦争描写に観るものを考えさせる)

というわけで総合評価は50点満点中39点。

傭兵が活躍する生々しい戦争を知りたい人にはオススメ。
戦場における命の軽々しさ、勇猛さ、無残さを観ることができる。
Nusdatehmhor
Nusdatehmhor
総合65点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

なかなか面白い作品だと思ったのだが、戦争映画としては大きな欠点がある。それは戦闘の場面の演出が良くないこと。
例えば銃撃戦の場面も、敵の兵士はいかにも弾は当たって倒れる場面なので倒れましたというのがまるわかり。まるで時代劇の切られ役のようで、質の低さが目を引く。歴戦の兵士たちのはずなのに、橋の上で止まってしまったトラックを敵の飛行機が攻撃しにきているのに下車して散開さえしようとしなくて、敵に好きなように攻撃されるのをひたすら待っているとはお粗末過ぎる。これを観る限り、制作陣の中には戦闘の指導をする元軍人の専門家はどうもいなかったようだ。もう訓練をやっている場面から駄目。せっかくの作品が、多くの時間を占めるこの戦闘場面の低質さのおかげで台無しになってしまった。
突然場面が移り変わった最後の場面もやや唐突だったし、途中で投げ出されたままになっているその国の事情も中途半端。しっかりと作っていれば、もしかすると『戦争の犬たち』のようなかなりいい作品になれていたかもしれない。
Pkngosshxmi
Pkngosshxmi
昔一度見た事があったが、改めて見直した 昔の映画だなぁと言う感想だが 楽しめた、ロジャームーア 007を思い出した 弾が飛び交う中を逃げて行く場面はリアルでかなり見所があった
Hpgknsximos
Hpgknsximos
どこまでも美しい近代戦争映画と違って、とてもリアルに飛び込んできました。
熱いものが込み上げてくるほど私は好き。
リチャード・バートン、ロジャー・ムーア、リチャード・ハリス、ハーディ・クリューガー、もっとたくさん。
名作って、脂肪をそぎ落として淡々と語るもの。
2014.6.5

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