ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人
プロット
フランス
02月02日 劇場で
エレベーター・ゲーム
プロット
アメリカ
02月02日 劇場で
ゴースト・トロピック
プロット
ベルギー
02月02日 劇場で
夢みる小学校 完結編
プロット
日本
02月02日 劇場で
瞳をとじて
プロット
スペイン
02月09日 劇場で
シモキタブレイザー
プロット
日本
02月16日 劇場で
このサイトは、映画のポスター、予告編、映画のレビュー、ニュース、レビューに関する総合的な映画のウェブサイトです。私たちは最新かつ最高の映画とオンライン映画レビュー、ビジネス協力または提案を提供します、私達に電子メールを送ってください。 (著作権©2017-2020 920MI)。メール
喜劇 男の子守唄コメント(1)
※ 鑑賞直後のメモから
大阪万博直後の高度成長時代真っ盛り。終戦前後の闇市を生き延びて来た、今はチンドン屋の男がフランキー堺。
お世話になった姉御の子供が、命よりも大事と育てている。
この男が好きな女性が、婦人警官の生田悦子。
隣に住むキャバレーの女と、闇市時代に〝ラクチョウのお竜〟の2役には倍賞美津子。
今は成り上がり貸し金女王が〝天王寺のお蝶〟ことミヤコ蝶々。
子供が重要な位置にいる典型的な《母モノ》だが、主人公が父親とゆう逆転現象になっている。
話自体は多くのひとが予想する通りの内容。
特にこれと言った内容でもないのだが。チラッと映る戦後の焼け跡だったり、闇市のセットがなかなか良い。『肉体の門』を彷彿とさせる、倍賞美津子(2役)とミヤコ蝶々のやり合う演技がまた良い。
フランキー堺はチンドン屋の格好で、元祖シティスリッカーズのスパイク・ジョーンズっぽい姿を披露し。《フランキー堺とシティスリッカーズ》時代をほんの一瞬だけ垣間見せる。
気の強い隣人のキャバレー女役の倍賞美津子が凄く良いのだけれど、何と言ってもミヤコ蝶々だ!
もう素晴らしいの一言。
誰にも止められないミヤコ蝶々の世界ここにあり。
あまりの凄さに声も出ないくらいです。
最早、これ程までも芸達者な人は出ないのだろうなあ〜(泣)
但し映画として残念なのは、フランキー堺が1番大事な〝もの〟を闇市仲間と自分の思い出の為に手放してしまう辺り、観ていてもちょっと悲しい。
普通ならば、その後にもう一山ある筈だけどなあ〜。結局そこで終わっちゃうのが…。
ゲスト出演で菊池章子が1曲歌う。同じくゲスト出演のバタやんは2曲。やはりゲスト出演の財津一郎は大いに笑わせてくれる。
2010年7月19日 シネマヴェーラ渋谷