フェルナンド・カヨの検索結果、合計25(0.001726秒かかります)。

enxslaのレビュー:ミツバチのささやき

3 years ago
恐ろしく台詞が少ない。しかも決定的な事件も少ない。だから話が難解になっている。 ポイントは3つ。 「フランケンシュタイン」「ミツバチ」「キノコ」 この3つの場面だけはいろいろ説明しているので、 その説明の文言をヒントに解明するしかない。 時代背景も色濃い。当時のスペインは内戦が終結。 それでも社会は混沌としており、この映画のフェルナンド家族もまた、 そん...

Nghopsxsmkiのレビュー:ブラインドネス

3 years ago
名作「シティ・オブ・ゴッド」の フェルナンド・メイレレス監督。 「全人類が、突然盲目になったら?」 テーマは興味深いのに リアルとエンタメの狭間を悩んでるような描写で イライラする。 感動させたいのか?絶望させたいのか? どちらかにしないと、観客は離れていく。

ymbtxcのレビュー:ミツバチのささやき

3 years ago
小さな女の子の姉妹。そのお父さん役の俳優・フェルナンド・フェルナン・ゴメスは「蝶の舌」の学校の先生を演じていた人だ。 スペインの内戦が少年の心に深い傷を与える「蝶の舌」。 そして、この「ミツバチのささやき」も、同じくスペイン内戦が少女の心に大きな影を落とす。 どちらも静かに、しかし心の深い場所を揺り動かす映画体験を与えてくれる。
3 years ago
高良健吾さんはバカっぽいけど無邪気な役がほんとに似合う。ヤクザ役でも隠せない素直でピュアな所が垣間見えて、どうしようもない人なんだけど、なんかほっとけない…と思わせる。高良さんの人柄なんでしょうか。罪な男ですね〜笑 だからこの作品のジュンに対しても、不思議と怒りが湧かないのかもしれません。カヨちゃんに対してブスブス言ってる時も、小学生が好きな子に言うブスと同...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 花村萬月原作の「ゲルマニウムの夜」に続く、大森立嗣の監督作「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」。タイトルとそのメインビジュアルからもわかるように、ずっしり重い青春映画。 物語はケンタとジュンのロードムービーを中心に進むのだが、そこでふと、この二人に現代の若者が感情移入するのは難しいかもしれないなと思った。孤児院育ちの二人は...

laqjdomのレビュー:リオ、アイラブユー

2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 11人の監督によるリオを舞台にした11の物語を綴ったオムニバス。どれもとるに足らない他愛のないストーリーと言ってしまえばそれまでですが、リオの街の情景が多様な色彩で描かれ、そのどれもが匂い立つリオの魅力を見事に表現していて2時間リオの街をぶらついているような錯覚を誘う微笑ましい小品に仕上がっています。なかでもブラジルを代表...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 重い…。 最後まで誰も救われない。 ジュンとケンタが自分達の取り巻く環境を壊す為にジュンのお兄ちゃんに会いに行くが、全て最悪のシナリオに導かれる。 この世界を壊せると思っていたお兄ちゃんに会うが、希望を砕かれ最後は『海の向こうには僕たちの知らない世界ある』と信じていた2人は海に入って行き、カヨちゃん役の安藤サクラさんの...

Fdlmmieiulのレビュー:ベニスで恋して

3 years ago
ドジな主婦ロザルバ。トイレにイアリングを落としたことから、バスに乗り遅れ、ヒッチハイクであれやこれやとベニスまで。その晩で閉めてしまう宿屋、コックがいない料理店。そして、帰りの汽車に乗り遅れ、その料理店の初老のウェイター、フェルナンドが親切に彼女を泊めてくれる。家に残された旦那は旦那で浮気中だが、女房がいないと何かと面倒。そこで会社に面接に来た太ったマザコン...
3 years ago
ご存知(?)アンソニー・ステファン主演のマカロニウエスタン。 留守中にフェルナンド・サンチョ(こちらも定番)を頭にした強盗団に妻を殺され、息子を略奪される。それを追うステファン。なんと20年も追い続けついに息子と再会するが・・・ 中盤ダレるがクライマックスの息子との再会はクサいけど俺くらいのオヤジには涙腺を刺激する要素として十分成り立つ。 流石にモデル出身の...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む これだけ説明のない子供の話も珍しい、観る人によってさまざまな解釈が生まれても不思議ではないでしょう。セリフではなく心象は肉筆を通じた文として語られ、靴音やドアのきしむ擬音が立ち、陰影の多い絵画的描写、映像が淡々と続いてゆく。 感傷的に見れば廃屋でアナが出会ったのはスペイン内戦で出兵し消息不明の実の父、母テレサが手紙を送り続...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 「華麗なるフランス映画」という企画上映で(数十年ぶりに)見たが、ブニュエルやアントニオーニをフランス映画というくくりに入れるのは違和感があるな。この映画など全編スペイン語で、舞台もスペインだ。ま、たぶん俳優中心に編んだ企画なんだろうけど。 ブニュエルの即物的で情け容赦ない筆致はここでも徹底している。あと、夢の唐突な闖入も。...
3 years ago
おなじみマカロニ・ウエスタンの金字塔、ミケーレ・ルーポとジュリアーノ・ジェンマがタッグを組んだ娯楽作。 常連の悪役、フェルナンド・サンチェがとにかく人を殺しまくる。 「お前やりすぎだろ!」と思わずツッコミたくなる。 フランチェスコ・デ・マージのテーマ曲もあんまり映画自体にフィットしてない気がするが、最早この映画と言うとこの曲みたいな例えると「パブロフの犬」状...
3 years ago
何かあるはず。今よりマシなはずだ。何か変わるはずだ。別の世界に行けるはずだ。そう思いたい。 でも、そんなのは幻想である。彼らを待っていたのは地の果て。信じていた救世主は生きる屍。結局何も変わらないどん詰まり。楽園なんてどこにも無い。 何か虚しいよ。 ケンタがちょいちょい言ってた『俺とお前は違う。』 何が違う?何も違わないよ。所詮同類。 この作品のカ...

Ikopngmssxhのレビュー:ブラインドネス

3 years ago
紛うことなき不世出の大傑作「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレスの新作は、ノーベル賞を受賞したポルトガルの巨匠、ジョゼ・サラマーゴの「白の闇」の映画化。 「かなり実験的な映画だなぁ」というのが第一印象だったけど、「もし、目が見えなくなったら」という恐怖は、観客誰もが共感できる題材だろう。そのパニック描写も、とても怖い。そういう意味では、十二分に...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む ジーン・ハックマン時々ポパイに見えるから不思議だ。女を抱いても刑事とバレないように足首に拳銃を隠す男。しかし、小娘には足首に手錠をされだらしのない格好を見せる。 麻薬売人のサル・ボカに狙いを定め、大量に取り引きが行なわれるとの情報を得て、ライバル刑事も捜査に参加させる。仲間が事故を装って殺されたりして血みどろの抗争が起こ...
3 years ago
最近思う、映画館で見るべき映画とは何なのかを。 DVDリリースの期間が早い現代、DVDで事足りてしまう作品も溢れる。 そんな中で、この映画はまさに映画館で見るべき映画な気がした。 DVDで見ていたとしたら、退屈で一時停止したり、 流してみたりしてしまうかもしれない。 この作品は、映画の世界に没頭し、全身を使い感じ取る映画だ。 正直よく解らない。 あまり多...
2 years ago
予告編を見て、あまり期待していなかったのだが『紅いコーリャン』の監督ゆえ見に来た。しかし、実は『紅いコーリャン』はよく覚えていない。ネット配信ゆえ再鑑賞しようと思っている。 結論は国威発揚映画を否定した映画として見たいと思う。 人々の感動する映画が『何かおかしい』と誰が見ても理解できると思う。だから、 映画全体に対するアンチテーゼなのかもと感じた。極端な事...

snwaweのレビュー:真夜中の五分前

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む リウ・シーシーさん目当てだったが、かなり面白く、深い内容だった。 どちらかわからないほど瓜二つなこの双子は、自分自身がそれぞれルオランとして、ルーメイとして、本当に承認されているのか、愛されているのか不安に駆られていたのかもしれない。自由に生きるルーメイに比べて、やりたかった仕事やティエンルンを取られてしまったルオランは...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む こんなに奥深くこんなに考えさせられる映画に出会ったのは初めてです! すごく切ない。けどすごくいい話。 嫌な世界から抜け出すために旅を始めたのに旅をすればするほどケンタとジュンの気持ちはすれ違って行く。カヨちゃんがいなかったらこの二人は、もっと前にこの世を去っていたんだと思う。自分の人生なのにどう生きていいのかわからないケン...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 施設育ちで兄弟のように育ったケンタとジュンとジュンのことが大好きなちょっとウザいカヨちゃんが、北海道にいるケンタの兄の元へと旅するロードムービー。 . 2人が働いているのは解体工場で毎日目の前の壁を壊しているのに、壊しても壊しても2人の未来は開けてこない。まさに行き止まりの世界に生まれた2人がどうにか世界をぶっ壊せると信じ...