テレンス・スタンプの検索結果、合計55(0.002420秒かかります)。

3 years ago
テレンス・マリック20年振りの監督復帰作となった1998年の作品。 同時期に公開された「プライベート・ライアン」に観客も話題も持っていかれ、オスカーでも完敗。 しかししかし、非常に奥深い作品である。 背景となっているのは、第二次大戦下のガダルカナル島でのアメリカ軍と日本軍の激戦。 リアルで派手な戦場シーンとか兵士たちの友情とか愛国心とか、そんなありきたりな...

lklcvuwのレビュー:いのちの食べかた

3 years ago
「アース」のような世界の絶景や簡単に踏み入ることの出来ない秘境の地では無く、テレンス・マリック作品のようなフィクションによる究極の映画体験でも無い。 ときに残酷で、ときに美しいこの映像群はただ見えないだけの紛れもない世界の日常なのである。 ナレーションも音楽も一切を排し淡々と映し出されるその\"日常\"の光景に私達は衝撃を受ける。 今やいのちの恩恵を享受する...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む カナダ人作家W・P・キンセラの初長編小説「シューレス・ジョー」を、39歳のフィル・アルデン・ロビンソンが監督したアメリカ映画らしい秀作。アイオワ州に住む極普通のアメリカ人レイ・キンセラが神の啓示を受けて、トウモロコシ畑を野球場にしてしまうことから起こる奇跡のファンタジー映画。不思議なくらいに説得力を持ったストーリー展開をし...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 今作は第一弾から観ているので^^;今回も観に行った。 例のごとく、シネコンでは吹き替え版のみ(汗) またティンクの親友・テレンスの声、J・マッカートニーの 声を聞けず。あーくっそー(失礼^^;)彼はアルビンでは 一番下のセオドア(まぁ早回しなんですが)も演っている ので、ぜひぜひ聞きたいのだけれど…(DVD買えって?) ...

pwbfdjbのレビュー:名もなき生涯

3 years ago
これは凄い作品だった。『ツリー・オブ・ライフ』以降、ハイブローな作品を撮り続けてきたテレンス・マリックが魂をダイレクトに揺さぶる大傑作を作った。 オーストリアの山と谷に囲まれた美しい村、そこに在る自然を信じられない程の奥行きをもってとらえた映像に圧倒される。まるで楽園だ。そこで暮らす主人公フランツとその家族たちの幸せの情景が強い説得力を持った。 幸せの絶...
3 years ago
言葉に言い表せないほど圧倒的な映像世界にテレンス・マリックの本領を見た。 その凄すぎるカメラワークによって一気に"ガダルカナル島の戦い"の追体験へ引きずり込まれる。 多くの戦争映画の中でも戦地での"人間"を描き出した特に優れた作品だ。 戦争という極限を体験する人間を嘲笑うかのようにガダルカナル島の大自然はその太古からの営みを変わることなく続ける。 このまま...

dkertrzのレビュー:名もなき生涯

3 years ago
本作品、去年より大変に楽しみにしていました。 ここ数年、第二次世界大戦のドイツモノが毎年何だかの形で上映されるのを楽しみにしています。 本作品、戦争のシーンがない戦争映画であり、邦題のタイトル通り、名もなきひとりの何でもない人の人生に関しての映画・・・・ 大変に素晴らしく、秀作な作品ですが少し長いかな・・・・ 全編を通して、静かに話が進んで行きます。...

Ntciomeicgxeのレビュー:ノスフェラトゥ

3 years ago
吸血鬼映画の元祖と言われる1922年のドイツ映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」をリメイクした1979年の西ドイツ映画。 ストーリーは、オリジナルやブラム・ストーカーの原作を忠実にベースにしているものの、鬼才ヴェルナー・ヘルツォークが手掛けると、怪奇映画も格調高い作品になるものだ。 前半は、これ怪奇映画なの?と思うくらい詩的な映像が延々と映し出される。 音楽も含め...
5 months ago
2023年映画館鑑賞68作品目 11月23日(木)チネラビィータ スタンプ6回無料券0円 原作未読 仁同正明監督作品初鑑賞 近藤一彦脚本作品初鑑賞 大阪鶴橋の安アパート住む住人たちの日常 なんか知らんけどおもろいな 配役 コーポの住人 居酒屋でバイトして生計を立て普段は金髪に虎の革ジャンを着ている辰巳ユリに馬場ふみか いつもスーツ姿で交際女性に貢がせ...
2 years ago
これは、ナチスのホロコーストをめぐる、ノルウェーのユダヤ人一家ブラウデ家の物語だ。 プロボクサーであるチャールズは、美しい娘ラグンヒルと結婚し、幸せな時を過ごす。 しかし、その幸せもつかの間、ナチスドイツのノルウェー侵攻が始まる。 ノルウェーを占領したナチスは、ユダヤ人に対し、調査票の提出を求め、身分証に“J”の字の赤いスタンプを押し、ユダヤ人のリストを作成...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む -序盤を観て、ストーリーよりも、名優達の表情、肢体の動き、懐かしきロックフェスの映像を堪能するスタンスに脳内で変換して、鑑賞続行。- ◆全編を通して、悩めるフリーター、フェイを演じるルーニー・マーラの透き通るような美しさ、弾ける笑顔、憂いの表情が素晴らしい・・。 ・大物プロデューサー、クック(マイケル・ファスペンダー)...
4 months ago
冒頭エピソードではスペクターNo.6ジャック・ブヴァールの葬式シーン。“JB”とボンドと同じイニシャルというのがいい。一瞬、ジャックブラックと声を出しそうになったけど・・・。そこではロス五輪で有名になったロケットマンのごとく空を飛ぶジェームズ・ボンド。 NATO空軍パイロットのダンヴァル少佐ににそっくり整形してヴァルカン爆撃機を奪う作戦を立てたスペクターN...

ppkjtwのレビュー:WAVES ウェイブス

3 years ago
この監督、テレンス・マリック監督の撮影アシスタントだったんですね。溶けそうな光が主役の映像美、しっかりと継承されていて既視感を覚えました。ストーリー自体は一歩間違えばとてつもなく泥臭い方向へ流れそうなのですが、どの部分を切り取ってもvideo art作品として成立しそうな美と音楽に相当助けられていると感じました。 予備知識なく見たから、悲しいだけの初めのWA...

kyuauxのレビュー:名もなき生涯

3 years ago
かつては寡作で知られていたテレンス・マリック監督ですが、ここ最近はかなり制作ペースが上がっています。何か心境の変化があったのでしょうか?マリック監督は最初期の作品から近作まで、比較的作風が一貫していて、それは例えば、信仰と人間の業、自然に包摂される人為といった二項対立を、人工光に頼らず描き出す、といった形で示されます。主題は時に内省的な傾向を強めるため、時に...
3 years ago
テキサス州オースティン界隈の音楽業界でブイブイ言わしてるプロデューサーと作詞家2人の三角関係を綴る物語。 テレンス・マリック作品はこれが初鑑賞。過去作はどれもそんなに興味をそそられなかったんですが、今回はライアン・ゴスリング、ミヒャエル・ファスベンダーにルーニー・マーラとなると話は別。しかし、年初に観たトレーラーではクリスチャン・ベールが出てたはずなのに一...
5 months ago
息子に007を知って欲しくてドクター・ノオから一緒に鑑賞していく事にした。私も一体何十年ぶりの視聴になるだろう(笑) 令和の作品群と比較すれば、もちろんとっくに陳腐化した要素ばかりで構成されているが決して侮ってはならない。ボンド以前にこのようなスパイアクションは無く、ボンドによって様々なスタイルが生み出されていったのだから。 007以前のスパイ小説は、一次...
3 years ago
総合:65点 ストーリー: 55 キャスト: 70 演出: 70 ビジュアル: 80 音楽: 70 最初はちょっと退屈な映画だった。戦争映画なのに、戦争をしている緊迫感が薄い。銃撃の音や爆発音でうるさいはずの戦場なのに、何故か静謐な感じを受ける。目の前で生命体であった物の体が吹き飛ばされ肉が分離し命が消えつつあるのに、それが実際に起きている事とも思えない。...
3 years ago
テレンス・マリック監督の1998年の作品。 かなり有名な監督みたいね。作品観たのは初めて。 1942年8月、ガダルカナル島での日本軍とアメリカ軍の戦いを描いている。 とは言え、ドンパチがメインのただの戦争映画ではない。 全体を通して詩的な雰囲気が漂う。 これはこの監督の作品の特徴なのかもしれない。 戦闘シーンは余計な脚色が無くリアルに感じるが、登場人物...

veoyfcpのレビュー:ブレイブ ワン

3 years ago
彼女の行動を許せますか・・・人に薦められているにもかかわらず未だに『処刑人』を見ていないので、彼女の行動を許せるかどうかまとな判断を下せません。強いて言うならば、許せないのは銃社会を容認しているアメリカという国。そして、意外な結末を用意してしまった映画そのものかもしれません。そしてそして、ブレイブとワンの間に半角スペースを挿入しなければならない面倒くささにも...

iqbltqのレビュー:陽のあたる教室

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む トイズの「恋人たちのコンチェルト」これはバッハが原曲。イオニアンスケール?やる気のない生徒たちでもロックやポップスを取り上げれば興味を持つものだ。開始早々30数分。クラリネットを吹く女生徒があっという間に上手くなって卒業コンサートで演奏。そしてベトナムへの反戦コメントと「イマジン」。ここでもう泣けたぁ。早すぎだけど、そんな...