アンヌ・マリー・ピザーニの検索結果、合計82(0.001324秒かかります)。

3 years ago
前作から遡って、マフィアのラウが警察学校に送り込まれる過程と、警察学校の優等生ヤンが何故潜入捜査官に任命されたかを詳細に描く。 前作で描かれなかった謎の部分やサムとウォン警部の関係、ヤンとマフィアとの結びつき、そしてサムと妻マリーの人間関係に驚かされた。全て納得がいき、1作目と緻密なまでにプロットが絡んでゆくのだ。 このストーリーは、第1章の撮影途中で考...

cjvygaのレビュー:赤い風車

3 years ago
どうも見たことあると思っていたら『葡萄酒色の人生 ロートレック』の記憶だった。この映画では夜の女マリー(マルシャン)がメインだったけど、さすがに1998年の映画と比べると上品な会話。それでも変態チックな台詞があったような。脚の短さからくる蔑みにも負けず、絵に打ち込む姿がいいし、時折悲しげな表情をするところもいい。 直接絵を描くシーンだとか、本物のロートレッ...

ppiqcbuのレビュー:エド・ウッド

3 years ago
『怪物の花嫁』を見てみたいと思ったけど、かなり評価が低い。こうやってティム・バートンの手にかかると、いい映画に思えてくるから不思議だ。 ベラ・ルゴシとエドの友情がよかった。映画仲間、ビル・マーレイ演ずるバーニーや、低級映画の男優賞を取ったコンラッドなど、マニアックな映画ファンに受けそうな雰囲気。怪しげなホラー女優ヴァンパイラ(リサ・マリー)はティム・バート...
3 years ago
ラウが目を真っ赤にさせて、半分狂ったような行動をしているのは、事実であってもいいです。でも、ヤンに取り込まれて、ヤンなのか自分なのか分からなくなった妄想ラウのこのⅢ、すごく私の趣味でした。 職場の部屋に、怪しいと自分が思った人間の写真や書類が壁一面に貼られている段階で、ラウは狂ってたことがわかる。それ以前でも、狂ったようにコンタクトレンズを入れる場面には、...

Vigehrabwtのレビュー:ウィンブルドン

3 years ago
開催国イギリスの選手がウィンブルドンで優勝する夢物語と、スター選手同士の男女が大会中の出逢いから恋が芽生える有り得そうな話を合わせたスポーツ映画。まだアンディ・マリーが現れるまえで、イギリス人の優勝を誰も想像できなかった頃の作品。いい意味で力の抜けた軽いユーモアが特徴で嫌味がない。ただテニスの試合シーンの、ボールと選手の動きに不自然さがあり、スポーツ映画の醍...
1 year ago
ネタバレ! クリックして本文を読む ウルトラセブンのエピソードから5話が選ばれて上映されんの。「なんで、この5話?」感もなくはないけど、どのエピソードもまあまあ面白いからいいんだよね。 オープニングのキャスト観てたらキリヤマ隊長が先頭で、役者の格として中山昭二さんが上だったのかなと思ったよ。 《宇宙囚人303》 ホラーっぽいの。怪獣の姿は一部しか見せずに、...
3 years ago
欽ちゃんは週刊誌「ウィーク・ポイント」の記者。二郎さんはカメラマンという設定だ。遅刻の常習犯、やることが無茶苦茶な二人。拾った原稿に偽名をつけるが、すぐに採用され人気が出てしまう。その小説家の写真を撮ってこいと言われ、洋太が惚れてたキャバレーの糸美(水垣洋子)に頼んだ。 とんとん拍子に人気が出て女流作家新人賞をとるが、やがてライター本人は妻に追いかけられて...
3 years ago
ソフィア・コッポラ監督は観たことがなかったんですね。それは、なんとなく失望したくないというか、大コッポラの娘がこんなもんか、なんて思いたくなかったっていうのがあるんですね。 で、まぁ、私、キルスティン・ダンストのファンなわけでありまして、そうしたらこの映画と『マリー・アントワネット』は外せないのかなぁなんてのもあって、ついに観てみたわけです。 で、悪い予感は...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 思ったよりは全然大丈夫だったな、という感想。 気になったのは、皆さんと同じだと思いますが、 ●イタリアに行くための動機としてのマリーの結婚ネタが弱い →母親がチョロすぎる。あの程度のライブ1回で説得できるなら、ここまでの過程でどうにでもなったのでは? ●ラストの新生Aqoursの曲に3年生が参加することの是非 →全編通...

uxkubbzのレビュー:まぼろし

3 years ago
海で、突然目の前から消えてしまった夫。事故なのか、自殺なのか、失踪なのか??観ている私たちにも訳が解らず不安になる。こんな別れ方は誰だっていやだ。 シャーロット.ランプリング演じる中年女性の内面だけにスポットを当てて深く鋭くわけ入っていく感じが凄いと思った。最愛の人を突然失う哀しみや苦悩に向きあうことは普遍的なテーマ。彼女が夫の死と向き合うまでのプロセスとし...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 映画「ボヴァリー夫人とパン屋」 (アンヌ・フォンテーヌ監督)から。 フランス人がイギリス人に、たどたどしい英語で 話しかけるシーンから、笑いながらメモを取った。 本当は、フランス語で話したいんだろうなぁ、と。 続いて「何気ない彼女の仕草に一瞬にして 10年間眠っていた性欲が目覚めた」との字幕、 思わず、照れ臭くなって、メモ...

Rdlwaewlyoのレビュー:ナポレオン

5 months ago
フランス革命後、頭角を表していく軍人ナポレオンの話。 最期までジョゼフィーヌへの変わらぬ愛を抱きながら戦い続ける。 マリー・アントワネットの処刑とロベスピエールの自決シーン(後に断頭台)が気持ち悪かったが、戦の場面は壮大なスケールで描かれ、映画館で見る醍醐味があった。 氷上の戦いで大砲をぶちこむところが印象的な映像だった。 ベルばら世代なもんで、ちょっとだ...
5 months ago
2023.11.4. ヨンのことがすっぽり頭から消えていてラウしか記憶になかったことに驚いた。私達が見せられたのは、時間軸戻し、ヤンとリー先生の繋がり、皆が死んでからのラウの妄想と願望と狂気に重なるもう一つの世界だった。連続して3作見てそれぞれが有機的に繋がっていて、ⅡもⅢも続編として作った訳でないことがよくわかった。三作ともサウンドデザインというのか音楽の...

lfpumoeのレビュー:赤い風車

3 years ago
アメリカ 赤狩りの時代に 嫌気がさして、ヒューストン監督が ヨーロッパで撮った作品 豪放磊落そうな監督が 繊細なロートレックとムーラン・ルージュの人々の雰囲気をそれなりに上手く描いている 恋多き歌姫 ジャンヌを ザ・ザ・ガボールが、演じていて 彼女の人生と重ね合わせてしまい(9回結婚)、何やら可笑しい ロートレックと その父親を、メル・ファーラーが好演...

dkertrzのレビュー:スイミング・プール

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む ①sensualでintriguingなplot.②ヒロインが女流ミステリー作家という設定。③冒頭のギスギス中年女とラストのソフトな美しさの中年女とを演じ分けたシャーロット・ランプリング。初めと終わりとの間に何があった?④リュディビーヌ・サニエとジャン=マリー・ラムールとによるプールサイドのシーンは、これまで観てきた映画の...

wbwkrkgのレビュー:ポーラX

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 見終わった直後の感想は、これがフランス映画だなって感じだった。丁寧な情景描写や半透明な諸人物の感情が随所に見られた。一方では、最初の空爆・活動家のacid演奏・血の河など衝撃的なシーンもあった。 「真実」と「偽」について この作品には偽あるいは嘘はいくつも見られる。母マリーが隠した姉イザベラの存在・ピエールが書いた「光の...

Mpogikhnxssのレビュー:Mommy マミー

2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 2015年の公開時にも見たのですが、昨日まで恵比寿でやっていたのでまた見てきました。 個人的にはドランの処女作「マイ・マザー」が一番好きです。この「マミー」を見て良かったなと思った方には是非「マイ・マザー」「わたしはロランス」等も見て下さい!と言いたいです。 テーマは母と息子の葛藤。アンヌ・ドルバルが母を演じています。彼女...

Hccikdblenのレビュー:ゼロの焦点

3 years ago
室田窯業の社長のまさかの自殺、 思わず声が出そうになる。 戦後の灰塵から立ち上がって九州から裸一貫金沢に移り住み、一代で財を成した叩き上げの苦労人=室田社長は、実はすべてを知っていたのだろう、 妻マリーの“過去”も。 採用した受付嬢エミと我が妻との関係も、その過去も。 (そして社長自身も人には言えない人生を負ってきたはずで) 冷徹無慈悲な悪役と思えたあの...
1 year ago
オーストリアとフランスの青年がパリで出会い意気投合し、まるでドン・キホーテとサンチョパンサのように離れがたい友情関係が生まれるんだけど、そこにファムファタル、ジャンヌ・モロー演じるカトリーヌが現れて、3人は互いに愛し合い長い時間を過ごすって話なんですが、 カトリーヌがこの二人以外にも次々愛人を作り瞬間的な愛をこなすんですが、 カトリーヌの人生には嫉妬が無く、...
3 years ago
ソフィア・コッポラの作品は本作が私にとって5作目。彼女の他の作品が好きな私にとってはかなり楽しめた。 ストーリーはマリー・アントワネットの半生をモダンなテイストで描いたもの。 まず、伝記映画として見るべきものではなく、ちょっとした青春ドラマだと認識する必要がある。ソフィア・コッポラは実際の事実からかなりデフォルメして表現しているに違いない。それで良かったと思...