シモン・ニールの検索結果、合計58(0.002133秒かかります)。

3 years ago
これは何の澱みもないシンプルな感動作。いい話が苦手な私も泣いてしまった。 『オーストラリア競馬最高の栄誉・メルボルンカップ。女性騎手ミシェル・ペインが栄冠を手にする奇跡の実話』というある意味究極のネタバレがチラシにあり、結末を知って臨んだにも関わらず、一喜一憂し、挙句に泣いてしまうのだから始末に悪い。 二人の娘をもつ自分はサム・ニー...
3 years ago
人気ホラー作家の行方を追う内に、 有史以来存在する邪悪なものと自身の運命を知ってしまった保険調査員の恐怖を描いたサイコ・ホラー。 ジョン・カーペンター監督が、 「遊星からの物体X」「パラダイム」に続く、 “黙示録3部作”と呼ぶうちの1つ。 H・P・ラヴクラフトの“クトゥルー神話”をモチーフとした作品。 サム・ニール演じる保険調査員が、 突然失踪したホラー作家...
2 years ago
1969年、米ニューヨークで行われたフリーフェス「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」の実況録画フィルムの合間に当時の状況が挟まれた映画です。 シンプルに、圧倒されました。 ミュージシャンたちの中でも、マヘリア・ジャクソン、ニーナ・シモン、メイヴィス・ステイプルズの歌唱、佇まいには感動しかなく、ゴスペルシンガーズ、そして、スライ&ザ・ファミリー・スト...

Elhavltyhoeのレビュー:1640日の家族

1 year ago
登場人物全員が、みんなシモンを愛している。 里親と養子の違いを初めて知りました。 スキンシップが印象的。“触れる”は愛情なんだなぁ。哺乳類の。 血の繋がりとは関係なく、こんなにも愛情を注げるんだ。 人の気持ちはそんなに簡単に割り切れるものじゃない。 主人公がどうして里親になろうと決めたかは、映画の中では語られないのですが こんなに辛い思いをするならやらな...

fehrhyxのレビュー:アンダルシアの犬

3 years ago
シネマテークの #ブニュエル 特集で、#アンダルシアの犬 と #砂漠のシモン の短編中編2本立で観てきました。 前者はダリとの共作で、美大生時代に観て時計仕掛けと共にLDで持ってた名作を年を重ね再びスクリーンで観てもあの衝撃は変わらない。 後者も含め、ブニュエル自体は初めてで、前知識なしで観て大正解。 今まで知らなかったのが恥ずかしくなったくらい、例えようの...

Vigehrabwtのレビュー:ウィンブルドン

3 years ago
開催国イギリスの選手がウィンブルドンで優勝する夢物語と、スター選手同士の男女が大会中の出逢いから恋が芽生える有り得そうな話を合わせたスポーツ映画。まだアンディ・マリーが現れるまえで、イギリス人の優勝を誰も想像できなかった頃の作品。いい意味で力の抜けた軽いユーモアが特徴で嫌味がない。ただテニスの試合シーンの、ボールと選手の動きに不自然さがあり、スポーツ映画の醍...
3 years ago
あの荘厳なテーマ曲を何度リピートしたことか。何を言ってるのかわからないロシア語と思しき歌詞を発音だけ真似て、ショーン・コネリーの顔を脳裏に浮かべながら歌うこと数しれず。水面に顔を出した潜水艦の上で憂いある表情を浮かべるコネリー(&サム・ニール)の勇姿にあの曲が被さるだけで、この映画は成功したようなものだった。 「薔薇の名前」に始まるコネリー後期のキャリアは...
3 years ago
デニス・ホッパー監督第3作目。 張り詰めた冷たい空気感が印象的な作品。家庭崩壊で行き場を無くし、パンク、エルヴィスに救いを求める少女の悲劇的な物語が描かれている。作品全体にもパンクな空気が充満していてとても良かった。 主演のリンダ・マンズの魅力が光る。この作品の後は役者として伸び悩みパッとしない役者生活を送ったらしいが、この作品での輝き方は凄い。発掘した...
3 years ago
主人公の青年は鼻が高い。しかも演技が下手だ。ストリートガールのシンディが客と争っているところを拳銃で威して財布を取るなんて、ちょっと引いてしまった。いかにもアメリカの青春ドラマという雰囲気はあったけど、この銃の扱いだけは嫌悪感を与えてくれる。結局はファザコンも抜け切らないし、自由気ままで車も盗む。買春オヤジもホテルマンもまだマシなような気がしてしまった。 ...

Laebongmwrのレビュー:独裁者と小さな孫

2 years ago
「独裁者と小さな孫」素晴らしかった。 どんなジャンルの映画でも共通する「良い映画の条件」は「過不足のないこと」。 ここ何年かの映画の中では「メランコリア」「二つ目の窓」「シンプル・シモン」「妻への家路」と並んで、その塩梅が見事だった。 「独裁国家」の国民のさまざまな本音や歪みが複層的に描かれている。それは分厚いミルクレープのように無数の層を形作る。そして...
2 years ago
フリダはどうも、どこかに引っ越すようだ。 渡される”ネウス・ビホ・シモン”と書かれた女性の絵。 何となく、引っ越しの理由の想像がつく。 だが、映画では明確な台詞なしに、叔父夫婦の家で住むことになったフリダは、叔父夫婦の幼い娘、アナと一緒に遊ぶ日々だが、慣れない生活が続き、我儘になったり、精神は安定していない。 そして、時折呟かれる神への贖罪の言葉。 映し...

vnuynmのレビュー:プルートで朝食を

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 20年前に映画ファンに衝撃を与えた『クライング・ゲーム』のニール・ジョーダンが再び《キトゥン》と言う名の女性像を作り上げた。 あの頃では表現出来無かった事も今では自由に出来る時代の為か?ストレートな内容の『クライング…』と比べるとあちこちに枝派が飛ぶストーリー展開になっています。 それでも寓話的な箇所もあり監督としてキャリ...

Vapsheellerのレビュー:摩天楼

3 years ago
☆☆☆☆ 「服従するか服従させるかだ!」 冒頭のスピード感溢れる展開には舌を巻いてしまう。 現在の映画ならば、優に15分くらいはかかるだろうと思えるのに。僅か90秒あるか無いかで、一気に観客を作品の世界観へと引きずり込む。この凄さ! 続けざまに、採石場で働くゲイリー・クーパーと。暇を持て遊ぶパトリシア・ニール。 このハリウッドの美男美女を、交互に捉える...

Xnsikmghposのレビュー:獣人(1938)

2 years ago
戦前の映画なのに特撮(?)技術が優れていた。ちょっと何キロで走ってんのよ!と思うくらいにスピード出している。そんな中、機関室では石炭まみれ、油まみれになって働く、ジャック・ランチェたち機関士。 そんなジャックはある病気の遺伝子を受け継いでいる。なんと女性を殺したくなる衝動に駆られる発作なのだという。最初は養母の娘であるフローレンスに手をかけようとするが、寸...

wbwkrkgのレビュー:プルートで朝食を

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 映画「プルートで朝食を」(ニール・ジョーダン監督)から。 女装が趣味の青年パトリックは、自分が孤児であることを知り、 母親を探す旅に出る。 彼(彼女?)には、誰にも打ち明けられないような秘密・悩みを、 親身になって聴いてくれ、いつも心配してくれる女友達がいた。 そんな友人を誤魔化すために彼は旅の途中に電話して 「こっちは、...

vshoaoeのレビュー:キャンディ

3 years ago
ドラッグに溺れる若い男女の無軌道な青春と、結婚生活が破綻していくまでを描いたラブストーリー。話は陳腐だが、オーストラリアでは高名だという国際的な舞台演出家でもあるニール・アームフィールド監督(日本でいうところの蜷川幸雄といったところ?)の演出が確かで見応えはある。 痛々しく苦々しい登場人物は共感できるものではないが、お互いだけが全てのような恋の始まりから、...

Lslbpikseoliのレビュー:ある秘密

1 year ago
ネタバレ! クリックして本文を読む フランスで暮らすユダヤ人たちの第二次大戦中から戦後が舞台の実体験に基づく小説を原作とする映画。「ドレフュス事件じゃあるまいし」と、たかをくくっていたが、フランス市民がユダヤ人との関わりを避け、排斥してゆくなかで、生活の場を奪われるまでに押し寄せるナチの影。身分証を組織的に偽造し、脱出を試みるユダヤ人たち。フランスからピレネ...

nbenvzwのレビュー:悪魔のいけにえ

3 years ago
続編やリメイクを先に観ているので、展開などはさすがに想像がつくももの、突如出現するレザーフェイスの演出や効果音が非常に恐ろしいのです。キュイーン!と大音量で鳴るとビビってしまいますです。 墓荒らしのニュースを聞いて、遺族たちが抗議のためにテキサスの田舎を訪れる。若者たちのうち、車椅子の青年フランクリン(ポール・A・バーテイン)と妹サリー(マリリン・バーンズ...

ndeqpeのレビュー:ピアノ・レッスン

3 years ago
これって公開時けっこう話題になりましたな。主題曲も有名になったし 観には行かなかったけど むかしレンタルして途中であきた。 いや、自分がガキだったのかも?と再度みてやはり途中であきた、一応早送りしながら最後までみたが。 単なる官能ポルノ映画にしか思えない、雰囲気だけって感じ。 女性がみるとまたちがうんじゃろか?おいらの頭が悪いのか? でも、これの時期は...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む ピアノ・レッスンをしてくれればピアノは返すと言うベインズ。実は弾く気など全くなくて、エイダ(ハンター)の弾く音色を聴いているだけで満足・・・しかし、妻には逃げられていたベインズは色欲が湧き、次第にエイダの肉体を求めるようになっていく。 エイダには愛するピアニストの男との間にフロラ(アンナ・パキン)がいて、事故により男は死...