タンゴ・レッスン
プロット
イギリス・フランス合作
08月06日 2016 劇場で
レッスンC
プロット
西ドイツ・アメリカ合作
01月01日 1900 劇場で
プライベート・レッスン(1993)
プロット
日本・アメリカ合作
03月06日 1993 劇場で
レッスン Lesson(1994)
プロット
日本
06月25日 1994 劇場で
ピアノ 2 Pianos 4 Hands
プロット
カナダ
03月22日 劇場で
プライベート レッスン 青い体験
プロット
韓国
03月16日 2002 劇場で
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ピアノ・レッスンコメント(13)
最初から最後まで、独特な世界観だった。
始まりの感じは、ストーリーはわかりにくい。
でも掴めてからは、世界に引き込まれる。
見ている側も、エイダって何者なの?って感じで興味をそそられる。
娘がいることで、不気味さは緩和されている。
独特な雰囲気ではあったけど、ストーリーにいつの間にか集中する。
ピアノと一緒に引き落とされておしまいかと思って、
なんか、、、ほんっと、すっごい世界観を貫く映画だな、と思ったけど、、、
なんとかモヤモヤ終わりは回避できてよかった笑
(モヤモヤ終わりがあんまり個人的に好きではないから)
発声の練習をしてるとこも健気でよかったし、
あんなに包み込むように愛してくれるベインズに、
素直に「いいな」と思った。
すごく、あの2人が愛し合ってる姿は、美しく、羨ましく感じた。
衣装と音楽と世界観が好きで見ました。衣装のドレスってあんな風になってるんだと感じました。相手役の俳優さんのオールヌードは腹が出てるとか鍛えてないとか言いますがこの映画は別にマッチョでなくてはならない訳ではないので自然体で良かったです。浜辺でピアノを弾くシーンと娘のダンスがマッチしていて良かったです。まあラストは仕方がないですね、旦那としては無傷では渡したくなかったのもわかります。あれはあれで良かったのかなと思います。
アカデミーで脚本賞を獲っただけあって脚本も良いです。
久し振りに心から良いと思える作品に出会えました☆。
ピアノ・レッスンをしてくれればピアノは返すと言うベインズ。実は弾く気など全くなくて、エイダ(ハンター)の弾く音色を聴いているだけで満足・・・しかし、妻には逃げられていたベインズは色欲が湧き、次第にエイダの肉体を求めるようになっていく。
エイダには愛するピアニストの男との間にフロラ(アンナ・パキン)がいて、事故により男は死に、エイダはそれ以来言葉を発することができなくなっていた。そんな女性であっても妻に招いたスチュアート(サム・ニール)も好感が持てるのだ。
エイダの愛を得られないと思ったベインズは、黒鍵の数だけのレッスンという契約も途中でやめピアノを返す。嫌がってたように見えたのに女心はわからない。次第に愛が芽生えていた彼女はそそくさとベインズの元へと駆けてゆく・・・
妻の浮気に気づき目撃するスチュアートであったが、それでもエイダを愛するコキュ。家に閉じ込めるものの、信じた彼はエイダがキーにメッセージを焼き、娘を使ってベインズに届けさせるのだが、それはスチュアートの元へ・・・怒るスチュアート。なんとエイダの指を切り落としてしまうのだった・・・
全ては海辺に置き去りにしたピアノが原因なのに、エイダのピアノを愛する気持ちを理解できなかったのだ。ベインズと共に島を離れることを許すのだが、虚しすぎるぞ、このやろ。
音楽映画を期待していたのに中心は愛憎劇。中心になる3人の想いが理解できなかったのだけど、最後の展開によってそれぞれの心がよくわかるようになってるのも不思議なところ。
本当に美しくて残酷で切ないお話。
愛しているなら明日も会いに来てくれと言うベインズがとても健気でさみしそうで心に来た。エイダが心と裏腹に観劇の時に、ベインズにスチュワートと手を繋いでいるのを見せつけ、隣に座るベインズはこれ以上近づくなという素振りを見せるところとかも男女の心情がリアル。
指を切られてもベインズに会いに行こうとするエイダも痛々しくて涙が出た。愛するってこんなにも無我夢中になれるものなんだな。
一番かわいそうなのは愛されなかったスチュワートだけど。
映像も曲も綺麗だったし、斬新な作品だった。
衝撃を受けた作品です。