渚の果てにこの愛をの検索結果、合計469954(0.001474秒かかります)。

2 years ago
無闇矢鱈に何かを愛しちゃうことって、ある… この映画ではそれは時代劇。 とにかく思い描く時代劇を撮りたい、だけどそこには常に葛藤もあって、映画を作ることそのものが青春ってやつに似ていたり… 映画を作ることについての映画で、こんなにそれを愛してる映画、という意味では「カメラを止めるな!」を思い出しちゃうな… 特にラストの大展開は、時代劇だけじゃなくて恋愛映画も...

Snucsbefrcuulsのレビュー:愛のコリーダ

3 years ago
おそらく、このフィルムに、日の丸を持った子供たちや、藤竜也が軍隊の行進を避けて道の端を歩くシーンがなかったとしたら、ひたすら性愛に没頭する男と女の情念に関する記録を映したものにしかならなかったのではないか。 ラストで、たぶん大島監督自身によるナレーションが、この事件が1936年に起きたことを伝える。2・26事件が発生した昭和11年のことである。この年代につい...

gqvkriiのレビュー:ミッドナイトスワン

3 years ago
痛くて悲しくて、そして優しい映画でした。単にトランスジェンダーものだと割り切れない、心の奥から声が響いてくるような気がしました。親の愛を知らずに生きてきた一果と、性同一性障害を親にも言えずに新宿のショーパブで踊る渚沙。言ってみれば二人とも刹那的な生き方で孤独を舐めあうような形の共同生活の始まりだったが、一果のバレエの才能のために自分をも投げ出すことになった渚...

sluniaのレビュー:愛のコリーダ

3 years ago
映画『愛のコリーダ』(1976年日本・フランス合作/大島渚監督作品)評 -映画『愛のコリーダ』は実にさりげなく大島的シーニュを画面に遍在させながらも、観る者にその強制力を剥奪させる独自の演出力が認められる。それはイマージュとリアリズムを犯罪者と被害者、或いは共犯者に共有させ、それを決して愚弄せず、寧ろこの吉と定を崇める対象とする事で齎される神話作用を司るヘ...

wsfeizkのレビュー:御法度

3 years ago
新撰組に絶世の美少年が入隊した事で渦巻く愛憎劇。 周知の通り、大島渚最期の作品。 この作品が公開された1999年から翌2000年は久々に時代劇が相次いで作られ、プチブームになった事を記憶している。「梟の城」「雨あがる」「どら平太」… 中でも異彩を放っていたのが、この「御法度」だ。 新撰組を題材にし、同性愛を描く。 初めて見た時は取っ付き難く、拒否反応さえ感...
2 years ago
愛を知っている人には、文句のつけどころのない作品です。 誰も愛したことがない人、子供を持ったことのない人、愛するものを失ったことのない人には決して分からない映画なので観ない方がいいですよ。 個人的には、ジブリの数段上をいく作品だと思ってます

Gxhsipnksomのレビュー:ユンボギの日記

2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 大島渚監督による韓国で撮影した少年のスチール写真に小松法正によるナレーションを重ねた25分のドキュメンタリー。 写真だけで退屈すると思っていたが、予想外に惹きつけられた。 母親に捨てられ父親が病気で極貧の中、長男としてガム売り、靴磨き、新聞売りと職を転々としながら弟妹たちのことを思い何とか生きる韓国の少年の姿。きっと、...

uslhjdのレビュー:太陽は、ぼくの瞳

3 years ago
神が父親の自己中を救った。父親、Hashemは、かれの母親に『モハメット」のことが心配かと訪ねた時、彼女が『私はあなたが心配だ。』と自分の息子に言った。この言葉はこの作品で一番重く私の心に響いた。父親は恵まれた境遇に育ってはいなかったが、それでも彼の母親は人間として生きることを教えたようだ。でも、そうにはならなかったから、それを案じている母親の気持ちがよくわ...

Ksxgopmnishのレビュー:プラトーン

3 years ago
30年ぶりに鑑賞。 戦争や人間の恐さを知るには持ってこいの作品。 自分は作品を観てエリアス、クリス派だと思うが、果たしてあの現場にいたら同じことが言えるかが不安になる。 この作品を観れば「タクシードライバー」のトラビスがPTSDになったのが理解できる。 そして「ハート・ロッカー」「アメリカン・スナイパー」を観て歴史は繰り返されるし、戦争の恐さ愚かさをこんなリ...

Tuliottchleのレビュー:

5 months ago
北野武が構想に30年を費やしたという戦国時代劇は、ジャンル映画のルーティンをことごとく駆逐して痛快極まりない。 ネタになる\"本能寺の変\"をいったいこれまで何回見てきたことだろう。かつて、そこには武士のこだわりと執念と、運命がもたらす悲劇が描き込まれていたはずだが、武版\"本能寺の変\"では武将たちが男色で繋がり合い、首を取った取らないで一喜一憂している...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む この映画は、20年前の職場の仲間で集まったピクニックの場面からスタートする。これが1999年。 ここに現れた本作の主人公キム・ヨンホは、そこの場で鉄道に飛び込み自殺を図る。 そのとき、彼が「あの日に戻りたい」と叫ぶと場面は数日前まで戻る。本作は、そこから逆回しに時を進め、20年前の同じ場所のピクニックの場面までを辿る。 ...
3 years ago
主人公の灯台守(佐多啓二)とその妻(高峰秀子)は見合い結婚。しかも見合いのその場で結婚を決めて、郷里から遠く離れた文字通りの地の果てへ赴く。 初めての二人の夜を前に、お互いに慎み深く挨拶を述べ合う二人。どのような辛いことがあったとしても最後まで一緒だと誓い合う姿は、神や人々への誓いよりもずっと固く結ばれていく二人を描いている。 そしてある日、二人の暮らす灯台...

Gnkxosmsphiのレビュー:舞踏会の手帖

3 years ago
NHKのBS放送の録画を1/31に続いて再鑑賞。 これを切っ掛けにレンタルビデオで 「にんじん」「望郷」「運命の饗宴」 「巴里の空の下セーヌは流れる」 「陽気なドン・カミロ」 「わが青春のマリアンヌ」と続けて 鑑賞したが、デュビビエ作品の中では この映画が一番好きだ (残念ながら「商船テナシチー」と 「旅路の果て」は観る手段がありません)。 世間知らずで...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 映画のテーマは、相反する孤独と愛... あなたの愛を試される アルマが、映画の冒頭でトムを何らかの形でいぶかしく思うように観ているこっち側ではトムを演じたイギリス人俳優、ダン・スティーブンスが話すドイツ語を疑いの目で見ていることが後に彼女のように恋愛に対して素直になれなくて愚かなことだと知ってしまうことが反って馬鹿げた蒙...

Ipgsxknomshのレビュー:お早よう

3 years ago
TVを買ってくれない親に反発して口を利かなくなる小学生の兄弟。この二人の演技が可愛いくて面白い。二人のタイミングがぴたりと合っているが、何度も撮り直しを下に違いない。カーキをベースにして、赤をアクセントにしたカラーコントロールが画面には徹底されているが、二人の子供のセーターの色遣いにもそれは象徴されている。 挨拶、とりわけ、他愛のない会話としての挨拶がいか...

tzdywgsのレビュー:ハタリ!

3 years ago
可愛らしい子象がイメージされると、必ずと言ってよいほどに流れる曲がある。あのヘンリー・マンシーニの手によるものだと知ったのは、昨年購入した、クインシー・ジョーンズがマンシーニの書いた曲をプロデュースしたCDのクレジット。 そして、この曲が元々、子象がとことこと小走りする愛らしさ溢れる場面にあてられたものであることを、この映画を観て知る。 動物園で飼育するため...
3 years ago
子供の命のためなら できる限りのことをしてあげたいって気持ち 本当によくわかります ここまでできるってすごい・・・ そして実際に奇跡を起こすことができる 米国の医療もすごい ビジネスにしろ科学にしろ 非常に厳しい反面 上げる成果もとてつもない 米国のダイナミックさを感じました
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 映画を観た後、直前にトレーラーを観てみた。トレーラーがこの映画の全てを伝えていると思った。この映画で、家族関係、親子関係、パレスチナ、イスラエル問題、フュージョン料理、異文化家族の板挟みのなかにいるエイブの葛藤、など盛り沢山にどこに焦点をおいてこのレビューを書こうか、なかなか決まらない。 Jorge Drexler - ...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む クリント・イーストウッド監督。 ベストセラー小説の映画化。 中高年の恋愛をテーマにした一大叙事詩。いや、橋の上から始まる老カメラマンと中年主婦の成就できなかった大恋愛。 タイトルは気になっていたのだが、見る機会がなかった。 若い時分には本腰を入れて観る気はしないだろう。主人公たちは、あまりに歳をとりすぎている。しかし...

bfhbsyのレビュー:ミッドナイトスワン

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 先行上映にて鑑賞。 草彅剛、服部樹咲、水川あさみらを筆頭とする出演陣の”確かに私たちと同じ社会のどこかに根差して生きている”と思わせる人物造形は素晴らしかった。 とくに草彅剛と水川あさみ。これはドキュメンタリーなのではないかとすら思わせると同時にきっと彼女たちの幼少期はこんな感じで、こんなことで傷ついて、きっとこんな成り...