ユン・ジェホの検索結果、合計42(0.001661秒かかります)。

3 years ago
パク・ドウォン(良いヤツ)役を チョン・ウソン パク・チャンイ(悪いヤツ)役を イ・ビョンホン ユン・テグ(変なヤツ)役を ソン・ガンホ という、3代スターの3つ巴がこの映画の醍醐味になっています。特に、主人公を ”変なヤツ”にすることで、話の展開を転がしやすくしている点が、なかなか秀逸。”悪いヤツ” のイ・ビョンホンは、文句無しにカッコイイし      ...
5 months ago
エスコフィエが38歳、というセリフが出てくるので1884年か1885年の設定ということが分かる。 清仏戦争がありベトナムがフランスに割譲された頃。ひょっとしたらトラン・アン・ユンは意図してこのセリフをはめ込んだのかもしれない。 冒頭、延々と美食家と料理人が友人たちとの午餐のための料理をするシーンが続く。スープからデザートまでコース一式が出てくる。場内ではいび...

vapfhyoのレビュー:走れロム

2 years ago
かつてベトナム映画のイメージを決定づけたトラン・アン・ユンが、若き才能のプロデュースに回って築き上げた躍動感あふれる一作。そこでは”違法くじ”に翻弄される市井の人々の悲喜こもごもが描かれ、その社会を少年らが隅々まで駆け抜け、すり抜け、飛び越えていく。この平面に立体移動を掛け合わせた空間設計が本作の何よりの魅力。特に主人公の寝ぐらは集合住宅のボロボロの屋根付近...
4 months ago
『青いパパイヤの香り』『夏至』で人々を魅了したトラン・アン・ユン監督が、あれから20年以上経って、かつての滴るような味わいを宿しつつ、さらなる次元へ進化を遂げている。時代は19世紀。ここには料理に情熱を注ぐ男女の弛むことのない究道があり、美食家たちの文化や様式に関する興味深い描写の数々、そして決して止まることなく巡りゆく季節と生命がある。時間を割いて織りなさ...
5 months ago
代表的なイメージショットは、今年9月に公開された同じフランス発のグルメ映画『デリシュ!』と同じなのだが、描くテーマはほぼ正反対。『デリシュ!』は宮廷を退いたシェフが謎めいた女性料理人の助けを借りて、それまで貴族のためにのみ存在したフランス料理を民衆に解放する物語。その過程でシェフと料理人の間には愛が芽生えていく、という展開だったが、本作『ポトフ』は同じフラン...

Oihkmsgpsnxのレビュー:夏時間

3 years ago
原題「남매의 여름밤」(弟姉の夏の夜) 邦題の「夏時間」さすがうまいタイトルです。 この映画、時が流れません。 つまり、ストーリー構成に重きがない! これ、凄いですね。 社会背景、人間関係、過去も未来も・・・ 作品内での全てが「場面」でしかない?! 作品内での役割として、弟ドンジュの言動の 一つ一つが、狂言回しのように場面展開していく妙。 だからこそ、そ...
3 years ago
三流小説家の父に頼まれて図書館から画集を借りてきたヒョンチェ(ドゥナ)。その大切な画集を地下鉄の棚に忘れてしまうが、運転士が幼なじみの男性ドンハ(ナムジン)だったのだ。彼はヒョンンチェに片想い。父の病室から見えた聴覚障害者の女性ソノク(イ・ジウォン)。彼もまた恋していたのだ。 一方、ヒョンチェは愛の告白を自分のことだと妄想ばかり・・・まず、図書館の貸し出し...

Shoxgkminpsのレビュー:ハイヒールの男

2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 容赦なく暴力を振るって相手をやっつける強靱な肉体の男が登場。てっきりヤクザだと思っていたら、なんと刑事だった! しかしこの刑事(ユン・ウジク)、心に秘めた悩みを抱えていた。それは、「女性になりたい」という願望。 先日見た『毒戦 BELIEVER』に、ちょっとくせ者で出演していた(ブライアン理事)、チャ・スンウォン主演、ど...
4 months ago
優れたダンス/ミュージカル映画が冒頭に素晴らしいパフォーマンスのシークエンスを配して観客の心をがっちりつかむのと同じように、「ポトフ 美食家と料理人」も始まって早々、美食家ドダン(ブノワ・マジメル)と料理人ウージェニー(ジュリエット・ビノシュ)がアシスタントのヴィオレットを指示しつつ手際よく食材をさばいて加熱し仕上げていく過程を、流れるようなカメラワークで躍...

eahtlzdのレビュー:死亡遊戯

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 復活祭で観賞 これまで燃えよドラゴンしか観たこと無く ドラゴン危機一発の次に観ました ラストの格闘シーン中心に本人のフィルムが 100分近い尺が残されていたそうですが 代役等で繋ぎ合わさせ作られた追悼作品…なのかなぁ 冒頭の鏡に顔を貼った合成シーンはとても 4Kリマスターしちゃいけない有様でしたが 「この映画こういう感...

Sxgpimsonkhのレビュー:プロジェクトA

3 years ago
「あきらめなければ方法は見つかるはず」 最強の海賊相手に、ないない尽くしの海賊討伐。 ドラゴン・大口達と、ジャガー・チー司令官と、フェイと、悪人の掛け合いで、話がどこへ行っちゃうのかと心配しつつも、最後の着地は王道の勧善懲悪物語。 とにかく、ラスボスが、ああいう形で決着つけるほど、とにかく強い、ほとんど怪獣退治レベルに見えてきて…。(怪獣なら何やってもいいわ...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 『犯罪都市』ではマ・ドンソクの個性が爆発したような映画だったけれどもその中でもマ刑事と敵対する若い朝鮮族ヤクザのチャン・チェンという残忍を絵にかいたような役を演じていたのが、今回の記憶をなくすSIS諜報員のイアンを演じていたユン・ゲサン。 髪型自体も違うけど同じ人とは思えないくらいの役作りをしているし、この人のアクションは...

wbwkrkgのレビュー:プロジェクトBB

3 years ago
やはり成龍は香港映画がよく似合う。しかもマイケル・ホイ、ユン・ピョウなど香港映画ファンにとってはそのキャスティングだけで楽しめる映画なのです。サンダル(ジャッキー・チェン)、フリーパス(ルイス・クー)、大家(マイケル・ホイ)は「盗みはすれど、殺人・誘拐・放火はしない」という泥棒三人組。サンダルはギャンブル狂いであり、盗んで儲けた金もすぐに無くしてしまうほど。...
1 month ago
最近、韓国映画にハマっていて、予告もおもしろそうだったので、公開初日に鑑賞してきました。期待どおりのおもしろさで、改めて韓国映画の質の高さを実感してきました。 ストーリーは、貧乏な家柄ながら努力して司法試験に合格したジョンヨルと、裕福な家に生まれて美人だが大酒飲みで気が強いナラが、大恋愛の末に結婚したものの、やがて互いの嫌なところばかりが目につくようになっ...
3 years ago
20200728 ワンチャイ・アイアンモンキー 1993 英語吹き替え版で鑑賞。 ドニーさんが全面的に出てくるのかと思ったら、ドクター役のヤンさんとダブル主演みたいな感じなのかな。コミカルな感じが否めませんが、功夫技術はすごいです。 子役がほんとにジェット・リーのウォン・フェイフォンを彷彿とさせる素晴らしい動き! ドニーさんのアクションは、一つ一つの所作...

nhonjiのレビュー:ザ・ソウルメイト

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 娘ドギョンの病気が心配で金策にも苦労している柔道場の館主ジャンスと恋人のヒョンジの事を気遣う優しい好青年の若き警官のテジンが、組織売春事件にまつわる裏のボスを突き止め町の平和に貢献するコメディ色の強いバディ映画に制作者はしようと試みているが..... ある日、売春組織を追っていた警官のジャンㇲが駐車場で組織の連中が乗る車...
5 months ago
これぞ映画です! 映画の持てる利点をフル活用、めくるめく映像体験を静逸に仕上げたトラン・アン・ユン監督は流石の名匠である事を証明した。彼のそぎ落とした流儀をわきまえた撮影監督のジョナタン・リケブールがまた圧巻です。 冒頭の30分に及ぶ調理のシーン。無理に無理を重ねたノーカットではないけれど、人物の動きに寄り添い複数の人物に次々と乗り換え追うカメラ。人物から...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む Trash is a treasure. 盗掘だからジョーンズ博士って、直球のオマージュぶりには参ったけれどもそのジョーンズ博士を演じていたのが、何か月前かに鑑賞する機会のあった近未来Sci-Fi映画『ソボク』で永遠の命をもつクローンのソボクを執拗に追いかける情報局のアン部長を演じたいたチョ・ウジンという俳優さんなんだけど...

Npxgismksohのレビュー:トニー滝谷

3 years ago
市川準監督の『トニー滝谷』を観た。観るのはこれで恐らく三度目になる。七十分ほどの小品だが、その分細部まで細かく作られているという印象を受ける。私はかつて村上春樹氏のファンだったことがあるので原作となる短編小説「トニー滝谷」も読んでいたのだけれど、それでもなおこの映画化に関しては「失敗作」「駄作」という印象は感じなかった。手放しで褒められるほどの出来か、と言わ...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む バーニングは村上春樹が苦手なので結局行きませんでしたが、オアシスが名作だと聞いていて、ペパーミントキャンディーとともにデジタルリマスター公開とのことで見てきました。オアシスも見ようと思っています。 全く予備知識なしで見始めたのですが、なんと主人公1999年のピクニックで線路から動かず自殺!というところから始まるんですね。...