フランソワ・ベルレアンの検索結果、合計57(0.001605秒かかります)。

3 years ago
負傷兵が何人も担ぎこまれてくる病院。マルトは手伝おうとして倒れてしまった。農作業をやらされていた高校2年のフランソワは早速ナンパ・・・おませさん。デートをして「婚約者がいる」と聞いても怯まない。彼女の帰宅後、母親の監視が厳しくなり、やがて結婚してしまったマルト。たった1日の恋だったのに2人はまた惹かれあう。そして戦地に赴いている夫の留守中、フランソワとマルト...
1 year ago
アラン・レネが1930年代の不安定な時代に生きた野心家アレクサンドル・スタビスキーを華麗に描く。ジャン・ポール・ベルモンドが製作を兼ねる出演作品ということで、これまでのレネ作品の地味なタッチはなく、華やかな社交界に生きたスタビスキーの記録映画。ベルモンドが演じたい為に、監督をレネに依頼したと想像する。名優シャルル・ボワイエ、フランソワ・ペリエ共演の上品で贅沢...

Onctrtohunのレビュー:ある秘密

1 year ago
思わぬ拾い物の一本。 第二次大戦下、ユダヤ人の両親の 秘められた過去、禁断の恋を 二人の子ども、フランソワの眼を通して語っていく 強烈かつ情熱的な ラブストーリーであると同時に ユダヤ人として生きるか、 フランス人として生きるか 戦争、迫害という極限の状況で 究極の選択をせざるを得なかった 家族の人間ドラマでもある 現在をモノトーン 過去をカラーという...

Mxosnsikghpのレビュー:あこがれ

3 years ago
30分に満たない短編ものですが、フランソワ・トリュフォー監督の初期の素晴らしい作品だと思います。美しい年上の女性に対する恋慕。恋に目覚めた少年のいらだちが伝わってきます。誰もが通る道だから心情がぐっと入ってきますね。冒頭から木漏れ日の中を自転車で颯爽とこぐ女性を少年たちが無心に追いかけていくシーンを始め、印象的な映像が多い。白黒なのに、なぜか鮮明な光を感じら...
3 years ago
イブ・モンタン演じる刑事が真犯人の上司と若い恋人をめぐって苦悶するフィルム・ノワールの一作。全編救いのない世界から抜け出せない暗鬱とした雰囲気が支配した暗いフランス映画。モンタンと上司の妻役のシモーヌ・シニョレの芝居を観ていて、フランス映画も老いたと感じてしまった。どうもがいても明るい光が差し込まない世界観の中の心情ドラマで、モンタン、シニョレ、フランソワ・...
3 years ago
ークリント・イーストウッド監督の数々の作品の中では”政治的メッセージ”を表向きにしたヒューマンドラマの傑作である。- ■印象的なシーン 1.30年間、政治犯として南アフリカ沖のロベン島の牢獄に捕らわれていたネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)が、1990年、南アフリカの大統領になり、動揺する官邸の白人たちに言った言葉。 ”過去は過去。我々は未来を目指...

Epedsouallのレビュー:抱擁(2002)

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 詩人の手紙を発見した事から過去と現代がシンクロする二重構造映画。 あまりにもあからさまな為に賛否両論かもしれないが、個人的ににはかなり好みの映画です。 亡くなったフランソワ・トリュフオワーならどんな撮り方をしたのだろう?『アデルの恋の物語』を撮った様に彼には得意の話だから! グウィネス・パルトロウは少しミステリアスな映画に...
2 years ago
タイトルのインビクタスはマンデラがフランソワに贈る詩の名前でもある(ウィリアム・アーネスト・ヘンリー作)。史実の通りネルソン・マンデラは偉人であることがひしひしと伝わってくる。スポーツがしばしば国威高揚の道具として利用されることは事実だがマンデラの施策はまさにラグビーの理念を通じて国をひとつにまとめることだから思いは純粋だ。それに見事に応えたラガーメンたちも...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 仏国リヨンで妻と5人の子どもたちと暮らす金融マンのアレクサンドル(メルヴィル・プポー)。 敬虔なカトリック教徒の彼は、少年期にひとりの神父から静的虐待を受けていた。 そして、こともあろうか、件の神父プレナが、いまも子どもたちを教えていることを知る。 教会を通じて対面したプレナ神父は、アレクサンドルへの性的虐待の事実は認めた...

xvcurhのレビュー:いつか晴れた日に

3 years ago
遺言により、ほとんど遺留分も残されない、息子に全財産が渡るのが当然とされた時代。使用人も20人くらいいるくらいの財産だ。三女マーガレット(エミリー・フランソワ)は隠れてばかりだったが、彼女が一番可愛い。 ジョンの妻ファニーの陰険な性格に比べ、3人の慎ましく美しい姉妹愛が眩しいくらい。ファニーの弟エドワード(ヒュー・グラント)もいい性格だったけど、いつものヒ...
2 years ago
懐かしさで見ちゃいました。 昔あった「マジンガーZ vs ゲッターロボ」のようなノリの作品。昔に憧れていたヒーローが同じスクリーンにある姿に嬉しくなりました。 石ノ森章太郎先生と永井豪先生のコラボと思えば、これはとても貴重な作品なのかもしれない。 それぞれの物語が最初にあって、二人のヒーローが出会って・・・作品的には定番の話でしたし、それなりに楽しめまし...
2 years ago
途中寝てしまって、しかも多分ストーリー上のキモだった部分、のような気がする。 フランス語が呪文のように聞こえてきて・・・ 「ことば」は自分と他人を結ぶもの、と谷川俊太郎は言っていたけれども この子どもたちは、言葉を通したコミュニケーション、他人と自分との関係を築くためにフランス語を話す、ということの価値を知らない。 教師フランソワは、きっと子どもたちにこの...

Kuocyaatntgのレビュー:飛行士の妻

3 years ago
意外な展開と、細かい描写が観ていて飽きない。 そして、やはり主人公の二人の恋愛のあり方は興味深かった。 都会的なアンナと、優しげだけどあか抜けないフランソワは、見た目からして合わない。 「別れたら?」と言いたくなるような二人。 でも、アンナは、彼女のわがままや神経質なのを許してくれる便利な癒し役として、彼を離しそうで離さない。 フランソワの方は、お人好し...

kjsjwfyのレビュー:ぼくを葬(おく)る

3 years ago
『まぼろし』に続くフランソワ・オゾンの“死にまつわる3部作”の第2作。『まぼろし』では“愛する人の死”を描いたオゾンが、今回は“自分自身の死”を描いた。そのためか、女性主人公が多いオゾン作品にあって、今回は監督とほぼ同年代の男性主人公。ついでに言うともちろんゲイ(笑) 死を宣告された男がそのことを内に秘め、愛する人たちと自分なりの別れを告げていく。物語はい...

Sgxpskhniomのレビュー:ある子供

3 years ago
3年前の「息子のまなざし」は実験的手法による現実凝視だったが、この作品もありのままの現実を冷静に観察している。 強盗常習でその日暮らしのある青年が、恋人との葛藤で漸く気づく自分の未熟さ。わが子を勝手に闇組織に売る愚かさに唖然とする。大人になり切れぬ幼児の如き青年の無防備で危なげな生き様を見つめるダルデンヌ兄弟監督の冷静な視点。主演のレニエとフランソワ共に自然...
3 years ago
これまでエロティックかつミステリアスな作品で魅了し続けてきたフランソワ・オゾン。しかし今作にエロさは微塵にもない。カトリック教会の神父による児童への性的虐待事件をストレートに描いた。 自らを病気だと認めなからも行為を続ける神父とそれを知りつつ黙認する教会。 大人になった三人の被害者たちがバトンをつないだ。彼らの負った傷と告発までの過程をじっくりと捉えた。...

Pesollfhmkeuのレビュー:あこがれ

3 years ago
1957年製作のフランス映画でございます。26分。映画が好きな人なら「ヌーヴェルヴァーグ」という言葉を耳にしたことがあると思いますが、本作の監督にして巨匠と呼ばれるフランソワ・トリュフォーはその第一人者として知られています。ちなみに本作は、TUTAYAレンタルした「大人は判ってくれない」に収録されていました。 ヌーヴェルヴァーグとは、スタジオ撮影や作為がか...

Nmigoxhksspのレビュー:シルク(2007)

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 映画「シルク」(原題・SILK)(フランソワ・ジラール監督)から。 最近、映画を観ながら、英語が耳につくようになった。 もちろん「字幕なし」では、無理だけど・・。 今回は、ちょっと、艶っぽいフレーズである。 女性からエッチを求める時に、使って欲しい。(笑) (『R15指定』の一言も、初めてかもしれないな) そんな時の台詞な...
3 years ago
本作は、2019年のベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞したフランソワ・オゾン監督作。 フランス映画は日本人との相性がそこまで良いわけではないようで、公開本数も少ないのが現実。 そんな中、フランソワ・オゾン作品は、今回のように大きな賞を受賞していない場合でも日本で、ほぼ公開される稀有な監督。 本作は、「監督初の実話」ということで、どんな風な作...

vtplwdのレビュー:スイミング・プール

3 years ago
フランソワ・オゾン監督はフランス人で、フォワグラや羊チーズのような味わいのある映画ばかり作る人です。全部の映画を観たわけではありませんが、観た作品すべてには生と死のコントラスト、さらにどちらかというと死の調味料の方が強い、観てて気だるくなってくる映画ばかりつくります。 本作も同様。しかし他と違うのは、今作はアガサ・クリスティっぽいサスペンス仕立てなのです。...