シャミア・アンダーソンの検索結果、合計44(0.001288秒かかります)。

knayedのレビュー:愛おしき隣人

3 years ago
アンダーソン監督の撮影への執念には脱帽しますが、これどう見ても、北欧のあるアパートの住人たちの平凡な生活を意味なく並べた、典型的な「やおい」作品です。そのヤマなし・オチなし・意味なしの徹底さに度肝を抜かれました。 要所にユーモアを効かせたところがあって笑わせられるのですが、個々にそんなパーツのシーンがあっても、ストーリー性が皆無では、素直に笑う気にもなりませ...

magjoetのレビュー:愛おしき隣人

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 映画「愛おしき隣人」(ロイ・アンダーソン監督)から。 作品の中に、何度も出で来る酒場の風景、 お決まりのように「ラストオーダー」を告げると それでは最後にもう一杯・・と思うのだろうか、 ゾロゾロと、最後の注文にカウンターに集まる。 それもそのはず・・「ラストオーダー」と声を掛け、 「酔っぱらう最後のチャンスだよ」と言い直す...

Mpogikhnxssのレビュー:ラストムービー

3 years ago
マリアを殴るカンザス。カンザスを殴るアンダーソン夫人。映画の真似事をしているペルー人が殴り合う。予告編を見ていた限りでは、ペルー人がそのまま映画を撮っちゃうんじゃないかと思っていましたが、なんだか変な方向に行っちゃいました。 いや、確かに彼らは平和な村に暴力を持ち込んだんだよ。ただ、人を助けなきゃいけないって心と行動は現地人が上だった。西部劇の撮影中も屋根...
3 years ago
あの清純な子役ソフィーがこんな役をやるくらいに大人になっているとは・・・それにしても、この時代には当然人工授精はないのだから、実際にセックスするしかなかったのですね。 「貧乏人の言うことなんて聞きたくない!」とまで言う生意気な娘ルイザ。彼女を何とか愛される女性に育てたいエリザベス。どういうシツケをするのか見ものです。 中でも、ルイザに与える罰を自分も受け...

kmtshviのレビュー:レベッカ(1940)

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 可憐なヒロインが 名門の後妻に入り、前妻の影に 怯え、振り回され、最後に解放される物語 (この間に、成長する) 死んでも夫を苦しめ、召使を魅了し、館の隅々まで支配するレベッカは 確かに悪魔の様である マンダレーの屋敷の荘厳さと、美しい家具や調度品に、見惚れたりするが ヒロインと同様 やや、怖い レベッカの囁きが 聞こえそう...

Snletitifrangieのレビュー:散歩する惑星

3 years ago
本筋はほとんどなくて、はっきり言って意味不明。 だけど、ぼくはかなり好き。 邦題は「散歩する惑星」だが原題の直訳は「2階からの曲」らしい。この意味は未だによくわからないけど、映画を観終わったあと、ぼんやりと考えるのがいいと思う。 どこかの惑星で絶望に直面した人たちはどういう行動をするのか? 逃げたり、解決しようとしたり、うまくやり過ごしたり、落ち込んで...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 映画「ワンダーランド駅で」(ブラッド・アンダーソン監督)から。 すれ違い続けるふたりの男女が、出会うまでを描いたドラマ。 作品解説には、そう書かれていたけれど、 作品の中には、こんな台詞がある。 「2人がどう出会うかは問題じゃないの。 本当に大事なのは、その後の2人の関係をどうやって続けるかよ」 それにしては、2人が出会う...

knayedのレビュー:散歩する惑星

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 作家性、メッセージ性の極端に強い前衛作品だからタイトルから浮遊惑星のSFものかと早とちりすると面食らいます。多分、軽率なのは私だけでしょうが念のため。 印象としては監督の言う市井の人々の悲喜劇というより現代社会と歴史からサンプリングした陰鬱で下劣なエピソードを散りばめたディストピアものと言った例えが近いかもしれません。 ロ...

tgkgdyのレビュー:ブギーナイツ

3 years ago
一言でいうとポルノ映画業界で働く人々の物語 だけども決してドギツイポルノシーンは無い 局部のアップや行為そのものを期待してみたとしたら全くの肩透かしだろうから女性が観ても大丈夫 ラストシーンでポロリが初めてありますが、モザイクがかかってます 安心?してご覧下さい 本作のテーマは映画業界全体への愛と賛歌だ その意味で本作は、イブの総て、サンセット大通りに連な...

Posimnskgxhのレビュー:宇宙大戦争

3 years ago
いやあ、もう小松崎茂のイメージに酔いました 酔いしれました この小松崎茂のSFメカと伊福部昭の景気の良いマーチ! もうこれにつきます 誰しもが持っている少年の心が疼きます 目を輝かせて手に汗握って食い入るように観てしまいます これを極上の味わいであると陶然と出来なければ本作を観る意義も意味ないでましょう 科学考証は部分的には取り入れられていますが全般的...

Niiipipkpnのレビュー:アムステルダム

1 year ago
キャストと衣装・美術は間違いなく良いのに、絶妙に面白くなかった。 “歴史は繰り返す”ように、陰謀論や背後にある組織など、現代の日本にも通じて観る理由はしっかりあるのだが、物語がいかんせん面白くない。話の大筋は決して難しくないはずが、回り道を繰り返すことで混乱を招く事態になっているのだ。 さらに、その曲がりくねった道中は、緊張感もなく、かと言って思わず笑っ...

Osolislaipのレビュー:デス・レース

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む よく覚えてないんだけど、これってリメイクだったのねぇ。 (とはいえ、かなりの別モノ仕上がりだそうで) そういえばこの題名、なんか聞いたことがある。 え!売り出し前のS・スタローンまで出ていたんだっけ(・・;) J・ステイサムは、このまま車と一体化するつもりなのか。。 なんだかこのヒトって、こういう役ばかりが来てるような。...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 最初はホラー映画のハズだったバイオハザードシリーズ。もはやホラーの要素は忘れてミラ・ジョボビッチのファンの為に、ミラ姐さんの旦那のポール(ダメな方の)アンダーソン監督が作っている映画といった感じがします。 ストーリーどうこうというよりも、カッコ良いシーンを撮って後でストーリーを考えました・・・っと言っても過言ではないよう...

tkklvbのレビュー:イカとクジラ

3 years ago
”イタイ人々の関係性”を描かせたら、この人 ”ノア・バーム・バック監督” 初監督作品。 (彼の最高傑作は(4作品しか監督していないが・・)2019年、ネットフリックス公開の”マリッジ・ストーリー”と言い切る私である・・。) しかも、制作は愛するウェス・アンダーソンである。(但し、シンメトリックに拘る映像的なウェス・アンダーソンワールドは今作にはない・・。)...

nbenvzwのレビュー:コロンバス

3 years ago
ーアメリカインディアナ州コロンバスという小さな町はモダニズム建築の宝庫だそうである。浅学非才な私は知らなかった・・。 モダニズム建築であれば、今作でも映像で映し出されるが、シンメトリーに重きを置くわけではなく、幾何学的な美しさであろう。 が、私の今作のイメージは”シンメトリックな構図の美しさ”である。(ウェス・アンダーソン監督程拘りのない程度の・・)- ー...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争、とりわけ1995年のスレブレニツァ虐殺にスポットを当てた映画です。脚本のきっかけになったのは2000年10月のEsquire誌に載ったスコット・アンダーソンの告発記事でした。内容は戦争が収まった後もハーグの国際犯罪者裁判所により起訴された94人のうちのほんの48人しか捕らえられておらず大量虐殺...

Asniitlongnaのレビュー:春画先生

9 months ago
まず最初に断っておくと、本作は「コメディ」ではない。一風変わった「恋愛」作品ではあるけど。予告編から勝手に思い描いていたストーリーは、良い意味で見事に裏切られる(笑)。そんな裏をかかれる愉しみ?も秘めた作品だ。 老舗喫茶店でバイトしながら無為な日々をやり過ごしている弓子さん。彼女は、店内でテーブルに春画をこれ見よがしに広げる春画先生から、春画をもっと見たく...
3 years ago
これはおもしろい! 隠れた名作です アルマドゲンとエイリアンの元ネタだというのは明らか その意味でも重要作品といえるでしょう 地球衝突コースの小惑星というモチーフは1962年の東宝の特撮映画 妖星ゴラスからのモチーフ メテオ、アルマドゲン、ディープインパクトとおなじく、本作も妖星ゴラスのチルドレンです 小惑星爆破のシーンはアルマドゲンそのもので、宇宙艇...
2 years ago
1996年に発売されたホラーゲーム「バイオハザード」は、2002年にミラ・ジョヴォヴィッチ主演、ポール・W・S・アンダーソン監督によって映画化され、全6作製作された。 ポールの場合、その前にも『モータル・コンバット』を映画化しており、『モンスター・ハンター』もまだ欧米では知名度が全くないときから映画化を企画するなど、生粋のゲームオタク監督ではあるが、「バイ...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 気絶させられ、バケツを被らされた5人。誰かがナポレオンズのマネをしてくれたら笑えたのですが、1分のタイマーがカウントダウンし始め、じわじわと鎖で引っ張られて、電動のこぎりのある壁に吸い寄せられるように引きずられるのでそんな余裕はありません。カセットテープの「血を流せ」というキーワードを思い出したアナは腕をちょっと切らせると...