パーティ
プロット
アメリカ
11月02日 1968 劇場で
ソルジャー・ハンティング
プロット
イタリア
12月30日 1989 劇場で
ウォー・パーティ
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち
プロット
アメリカ
03月07日 1998 劇場で
Genius Party Beyond ジーニアス・パーティ ビヨンド
プロット
日本
10月11日 2008 劇場で
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ハンティング・パーティコメント(9)
予告があまりにも面白そうだったんで、、
ついつい引き込まれた作品でしたが。。。
面白いというより、けっこう怖かったです。
まぁ、そういう地域へ乗り込んで、取材を敢行する
ということで、おおよその予想はつきますが((+_+))
老練のギア氏、このヒトって歳をとっても
ぜんぜん変わらないギラギラ感があって(爆)
若い女性と絡んでもまるで違和感がないのが凄い!
若いころ、軍で鍛えられたからでしょうか^^;
…なんて思いながら、花形記者からどんどん
落魄れていく彼を見た途端、人ごとじゃないなぁー
なんて、自分の落魄れていく様を想像してみたりx
命懸けで特ダネを追う世界にいたことがないので、
彼らのいう高揚感は分からないんですが…でも
やはりそんな仕事をしている彼らは現場が好き!?
なんでしょうねぇ。だから危険を冒しても、行く。
(島に彼女をほったらかしても、行く。)
…しかし、かなりオンナ絡みな展開が多かったな。
ギア氏だから、か。
ボスニアの民族紛争を娯楽サスペンス…?調に
描きたかったのか、でもどうしたって無理があると
いう感じがしましたね。どちらにも転べない。
実話を基にしているらしいけど、緊迫感がリアル
すぎて(しかも絶体絶命シーンが多すぎ)怖い怖い。
本当にあんな処へ丸腰で行けるもんなんだろか。
二人の間に入った新人ジャーナリストが、
バカなのか利口なのかよく分からない雰囲気を
醸し出していて、彼にはけっこう笑えましたけど…。
う~ん。。
予告の出来が良すぎた感は拭えない一本でした。
(意外な場面で有名女優が出ますが、え?だけぇ?^^;)
いまいち映像に説得力がないんだよな~。
社会派社会派と言う割には弱い映画だと感じました。
物語と同じくCIAに間違われることで、アメリカや欧州諸国、CIA、国連が一蓮托生となって、カラジッチの逮捕をサボタージュしている現実にぶち当たったのです。
作品サイトのイントロダクションにあるように、どうして米政府が500万ドルもの懸賞をかけても、カラジッチは逮捕されないのでしょうか。
その疑問と怒りが、どっちかというと軟派な作品の出演が多かったリチャード・ギアを変えたと言っていいでしょう。ただし変わったと思うのは観客のほうで、リチャード・ギア本人は元々ガチガチの社会派だったわけで、本作はその真骨頂を見せるような演技に取り組んでいます。
なかでも彼が演じるスターキャスターサイモンが、虐殺現場でプッツンして、生放送中に暴言を吐き、即刻クビになるところでは、魂の底から搾り出すような怒り方でした。役柄でもサイモンの子供を身ごもった現地の女性が殺された直後という設定もあるため激情したとも言えますが、リチャード・ギア自身が心の中で、こんな非人道的行為は絶対許されないのだと叫んでいたのに違いありません。
こういう風に書けば、一直線に勧善懲悪に走る作品に思われがちですが、リチャード・シェパード監督は、正義感をストレートに表現せず、上手にエンタテインメントとしてまとめています。
まずはサイモンのキャラ。ヒーローには似つかわしくないクレージーさで何をやらかすかわからないし、人を煙に巻いてしまうけれど、心の底は曲がったことが大嫌いで、こうと決めたことに突き進んでいくタイプなんです。
こういうキャラだから、虐殺現場でプッツンしたことも頷けるし、戦争犯罪人フォックスを捕まえるという突飛な話も、彼ならアリかなと思ってしまいます。人間味あるサイモンのキャラ自体に魅力を感じました。
見ているほうも半信半疑だったのですが、ほんとにサイモンは元相棒のカメラマンのダックと大学出たばかりの新米プロデューサーを従えて、フォックスの潜む「敵地」セルビア人居住区に潜入していきます。こんなヨワッチイ武装もしない3名のクルーがセルビア人たちが崇めるフォックスを捕まえることができるかと思わせることが、監督の狙いなんでしょう。
潜入早々から、住民にピストルで撃たれるなど、ハラハラドキドキの冒険ものの様相になっていきました。逆にフォックスたちに捕まって、絶体絶命になったあとどうなるかは必見ですよ!
あとダックを演じるテレンス・ハワードもよかったです。「ブレイブ ワン」の時も人情味ある刑事役が印象に残りました。この作品でも、戦場カメラマンの頃と、スターカメラマンに上り詰めたときの貫禄の違いがはっきり演じ分けられています。しかも成功して、美女に囲まれる生活の中にも、どこか昔の戦場での緊張感が忘れない物憂いさを感じさせてくれます。
彼のサクセスと、サイモンの落ちぶれていった生活は、対照的です。けれども、この作品を見ていると、命がけでフォックス狩りに突き進んでいるサイモンの方が生き生きとして魅力的に感じてしまうのは、小地蔵だけでしょうか。
ちよっぴし、人生も感じさせてくれる作品でした。
最後に、フォックス狩りに突き進んでいるところで全体の3分2を費やしてしまい、ラストが駆け足になってしまったのが残念です。でも充分面白かったですよ。
社会派要素を盛り込んだサスペンスかと思っていたけど、どこかコミカルであり、これが平和な世界に生きている人間にとってはリアルさも感じてしまう。冒頭のテロップにはまさかと思う部分に真実が・・・などと、どこがトゥルー・ストーリーなのかを見破ってやろうという気持ちにさせてくれる。