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vzquxlのレビュー:658km、陽子の旅

9 months ago
旅の途中で陽子は、度々選択を間違えます。普通はこうするだろうと思うところですが、 きつと今までも選択を間違えてきた故に引きこもりなのだろうと納得します。 ヒッチハイクで出会う人々は親切だけれどちょっと意地悪だったり。両方持っているのが人間だなと思ったり。 最後のヒッチハイクでの独白は素晴らしく、こんなに自分の気持ちをわかりやすく話せるなんて・・・きっと引...
3 years ago
感動のネイチャードラマ、人間と動物の絆・・・そんな売り文句の映画はこれまでも数多くあったが、実話ベースで語られる本作は親子そろって楽しめる実に爽快なアドベンチャーだ。監督が冒険家としての一面を併せ持つだけあって、映像のダイナミックさは天下一品。北欧ラップランドから南仏カマルグまで、その雄大な景色が刻々と移りゆく様を、軽量飛行機ごしに望めるのは何ものにも代えが...

yydlkbのレビュー:のぼる小寺さん

3 years ago
実に清々しい映画だ。「ガンバ」という言葉を久々に聞いた気がする。社会に出るとあまり使わなくなる言葉だが、でも小寺さんたちが互いにエールを送り合うように、疲れている時、もうちょっとで手が届きそうな時、この言葉をかけられると元気が出る。少なくとも青春時代には有効な魔法の言葉だったなと懐かしく思う。そしてもう一つ印象的なのが「じゃ、また学校で」というセリフ。なるほ...

Ttafdrefneieのレビュー:キクとイサム

3 years ago
ゴリラ姉ちゃんと言われるほど南方系の顔をしたキク。少年たちのバイクを取ってしまうほど暴れん坊(お転婆)かと思ったら、おばあちゃん思いの優しい子。混血ということは話してなく、日焼けがひどいと信じこまされていた。 「くろんぼ」と言われ、いじめられそうになっても理解できない二人。当時48歳の北林ばあちゃんの演技がすごいため、暖かく見守る姿に和んでしまう。 イサ...
4 months ago
草野球の重たさがないプレーやカメラ位置のせいか、野球のシーンでは3回ほど声を出してしまいそうになり、いつ声を出してしまうか心配しながら観ていました。 映画を観る時は、『この映画は何を伝えたいのかな?』と、いつも考えてしまいます。 ポスターにある【全ての野球人に捧げる応援歌】。この言葉は、【野球で出会った全ての人に感謝】と私には伝わってきます。だから、これだけ...

vjjfzzのレビュー:デッドヒート

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む These son of a bit*hes. Where'd they hide my money? I know it's here. Look for it good! keep going. Move over there! -Jefe! We found something!!! 夜中に何かを掘り返している、いか...

Gminxsspokhのレビュー:理由

3 years ago
空前絶後とはこのこと 誰も観た事のない映画、そして恐らく今後も誰もこのような映画を撮ることはないと断言できる映画です いや撮れないというべきです それでいて、明らかに大林宣彦監督作品らしさが濃厚にあるのです 確かに一見、尾道を舞台にした作品群とは雰囲気が異なります しかし大林宣彦監督作品らしい叙情性、少女の目を通した未来への希望、望みと言ったものが濃厚にある...
2 years ago
“Stay Hungry , Stay Foolish” ---これは2005年にスティーヴ・ジョブスが若者に贈ったエールだ。 それから約15年、90年代のパンクに触発されて、地下室で音楽を作っていたアダム・レーマイヤー監督の『デイナー・イン・アメリカ』には、ジョブスの名言に連なるシンプルで熱烈なメッセージが込められている。 人は外見で判断してはいけない。映...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 邦題とポスターに惹かれて鑑賞したが冒険らしき冒険は無く、ワンちゃんも奇妙な老人の愛犬だったし出番もほとんどない。邪推すれば定年退職の老人の話では客を呼べないので冒険というタイトルで列車事故の回避とかハラハラ感を想起させ、動物好きを当て込んで犬を添えたのだろう。宣伝部の心理操作にまんまとしてやられた感は否めません。 鉄道の運...
2 years ago
コロナ禍で見えた政治的私欲と分断された今の社会を、見事に風刺しシュッと成敗。入江悠監督の気概が伝わるエンタメ作品。 先に余計なお世話だと思う話をしておくと、あんまり入江悠監督作品は相性がいいと言えない。『AI崩壊』も「ネメシス」もダメだったし、ダラダラした会話があんまり面白くないからだ。ただ、今回は違った。やりたいことのビジョンがかなり見えていて、そこに走...
1 year ago
南フランスの海辺の町を舞台にした、少年と3人の兄達を描くヒューマンドラマ。 本作の裏テーマとなるのは“移民”。舞台となる海辺の町とはおそらくマルセイユ近郊。南仏最大の港町マルセイユには地中海を通って各地の移民・そして難民が集まる。劇中での長男アダムの言葉「あの港に一家でたどり着いた」でも分かるように、おそらく彼らはアルジェリアから来たと思われる。 アメリカと...

igwpoqbのレビュー:王様になれ

3 years ago
映画を観るのにお目当てがあるとすれば、この映画を観る動機はpillowsではなく岡山天音だった。 pillows30周年記念と謳ったこの映画は、初めは、岡山演じる祐介のヘタレっぷりが前面に出過ぎで、対称にバンド活動を続けてきたpillowsの面々を成功者のようにもてはやす展開。だから、ああ、これはある種のPVかと眺めていた。だけど、徐々に山中さわおのメッセー...
3 years ago
この映画ハマりました! お勧めしたいけど、 でも、きっと感じ方は十人十色だと思います。 8割がたはバレるかバレないか、 予告編を見て想像したとおりの スリリングなテーマのコメディーです。 でも、これが俳優さんがいいのか、脚本家さんがいいのか パーティーで集まる7人が みんなどこかにいそうなキャラで、 また、日常あるあるトークなので なんか臨場感があるんで...
2 years ago
オッサンズ・ラブをテーマにした、人気ドラマの映画化。 オジサンと言っては失礼な、シロさんとケンジのカッコいい男2人の同棲生活。随所に笑いを交えながら、決して厭らしさは無く、性別を超えて、心から大切に想い合う2人の様子が、作品の端々から伝わり、観る人をホッコリと包んでくれる。 また、題名の通り、この作品のもう一つの楽しみは、シロさんが作る、美味しそうな料理...

Sxgkpimonhsのレビュー:夢みる小学校

2 years ago
きのくにに子どもを入れたかったという友人が、昨年試写会から観て最初っから泣きっぱなしだったというので、とても期待してみました!(オオタ監督の作品は大好きなので) 私自身は子育てしておらず、学童保育で働いて子どもと接しているのですが、やっと勉強から解放されて、下校してきた子どもたちの楽しい放課後の時間がいきなり宿題…。 ここは学校の延長!?と最初は思いましたが...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 空前のお笑いブームだ。若手芸人の中には、女性ファンからアイドル的な扱いをされている者が多くいる。今、モテる男は「カッコいい人」ではなく、「カッコよくて、面白い人」。“2枚目”という言葉が死語になりつつある昨今、映画の主人公も「カッコ悪いけどカッコいい」のがイケてる時代だ。 平凡なサラリーマンが、ある日突然ありえないトラブル...
2 years ago
フランス映画『エール!』のアメリカリメイク作品。 大まかなプロットや演出などは、似た部分も多く、セリフに関してもそのまま使用しているものも多い。 恋愛要素が追加されていたり、楽曲はアメリカで親しまれている曲に変更されていたり、細かい設定などが変更されている。 細かい部分でいえば、例えばオリジナル版では農場という設定だったが、今作では漁師という設定に変更...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 驚きです。 一体どうしたらこんなにダメな映画が作れるのでしょう。創作というものに携わったことのない私が言うのは大いに憚られるのですが、それほどに困惑しています。 ❶綾野剛さん演じる刑事の人物造形が雑過ぎる。 ただの乱暴狼藉の輩でした。 アパートのオーナーや病院への器物破損に関わる損害金は税金の無駄遣いです😡 相棒の高千穂...
3 years ago
映像に引き込まれないのはなぜか・・・CGの技術もそれなりのものがあるのに、迫力、臨場感がない。これはドラゴン・サフィラの大きさも原因かもしれないけど、主人公エラゴンのカットが大きすぎるため、ドラゴンが人間と同じ大きさのように感じてしまうからなのかもしれません。唯一凄いと思ったところは崖の上から飛び降りる数秒間。落下するときの浮遊感だけは引き込まれて、奈落の底...

Clautsusksfceeのレビュー:いとみち

2 years ago
この映画のリズムが、個人的にとにかくツボです。 クスっと笑えるポイントが散りばめられていたり、津軽地方の風景がバックで映えたりと、沖田修也監督の作品を観ている感覚でした。主人公の家庭といい、メイド喫茶の職場の人間関係といい、独特な居心地良さが感じられます。 観てから1日経って、この作品のテーマが分かってきたのですが、文化でも芸術でもコピーすること自体は、全...