ディナー・イン・アメリカ プロット

パンクロック好きの孤独な少女が、敬愛するパンクバンドの覆面リーダーを匿ったことから巻き起こる騒動を描いた異色ラブストーリー。過保護に育てられた臆病な少女パティは、孤独で単調な毎日を送っていた。そんな彼女にとって、パンクロックを聴くことだけが、平凡な人生から逃避できる唯一の楽しみだった。ある日、パティはひょんなことから、警察に追われる男サイモンを家に匿う。なんと彼の正体は、パティが大好きなバンド「サイオプス」の覆面リーダーであるジョンQだった。パティを「ミスエデュケーション」のエミリー・スケッグス、サイモンをリメイク版「エルム街の悪夢」のカイル・ガルナーが演じた。共演に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのリー・トンプソン、「24 TWENTY FOUR」シリーズのメアリー・リン・ライスカブ。俳優ベン・スティラーがプロデューサーに名を連ね、「バニーゲーム」のアダム・レーマイヤーが監督を務めた。

ディナー・イン・アメリカ オンライントレーラープレイ

ディナー・イン・アメリカ 俳優

ディナー・イン・アメリカ 写真

ディナー・イン・アメリカ Related

オッペンハイマーオンラインで映画を見る
オッペンハイマー
プロット  アメリカ
03月29日 劇場で
No.10オンラインで映画を見る
No.10
プロット  オランダ・ベルギー合作
04月12日 劇場で
キック・ミー 怒りのカンザスオンラインで映画を見る
キック・ミー 怒りのカンザス
プロット  アメリカ
03月15日 劇場で
悪魔がはらわたでいけにえで私オンラインで映画を見る
悪魔がはらわたでいけにえで私
プロット  日本
02月23日 劇場で
YOKOHAMAオンラインで映画を見る
YOKOHAMA
プロット  日本
04月19日 劇場で
COUNT ME IN 魂のリズムオンラインで映画を見る
COUNT ME IN 魂のリズム
プロット  イギリス
03月15日 劇場で
石岡タローオンラインで映画を見る
石岡タロー
プロット  日本
03月29日 劇場で
四月になれば彼女はオンラインで映画を見る
四月になれば彼女は
プロット  日本
03月22日 劇場で
毒親 ドクチンオンラインで映画を見る
毒親 ドクチン
プロット  韓国
04月06日 劇場で
ただ、あなたを理解したいオンラインで映画を見る
ただ、あなたを理解したい
プロット  日本
02月23日 劇場で
ハンテッド 狩られる夜オンラインで映画を見る
ハンテッド 狩られる夜
プロット  アメリカ・フランス合作
02月23日 劇場で
アバウト・ライフ 幸せの選択肢オンラインで映画を見る
アバウト・ライフ 幸せの選択肢
プロット  アメリカ
03月08日 劇場で

ディナー・イン・アメリカコメント(7)

Hdsosioece
Hdsosioece
パンクな若者の暴走を描いた作品では、最近だと実録ギャング物『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』があったけど、こちらは現代に生きる疎外された男女2人が、パンクロックによってつながっていく過程を綴る。
シネセゾンやシネマライズ、シネクイントなどが活気づいていた渋谷ミニシアターブームの頃にやたらと公開されていた、低予算で荒々しくパワフルな若者映画のテイストを思い起こさせる。だからというわけではないが、なんとなく『バッファロー66』っぽさも感じるので、その手のジャンルが好きな人なら楽しめるかも。
『ゴーストワールド』のソーラ・バーチのようでいて、時おりハリセンボンの春菜に見えるヒロイン役のエミリー・スケッグスの存在感たるや。ソーラはいつの間にか表舞台からフェードアウトしてしまったが(『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』に出てたけど)、彼女は今後、個性派女優として花開きそう。
Lwualfofmsoo
Lwualfofmsoo
謎多き覆面バンドの男と、そのファンである不思議ちゃんの異色ラブストーリー。何者にも染まらず、“オレ流”ならびに“私流”のパンクを貫く姿が観ていて楽しい!全編を包む音楽と映像表現もやりたい放題の自由さで最高にどんぎまってる。めちゃくちゃ面白いよ!

ふたりの傍若無人のなかでもどこか隠し切れない弱さとかインキャ味が滲み出てるのもいいんだよな〜。ロック版『ナポレオン・ダイナマイト』とは言い得て妙。あと、これは観たらわかるけど…あーいえない!とにかく音楽愛みたいなのも感じられていいんですよ〜。

総じて、かなり好みでした〜
Ebrgsnonhii
Ebrgsnonhii
“Stay Hungry , Stay Foolish” ---これは2005年にスティーヴ・ジョブスが若者に贈ったエールだ。
それから約15年、90年代のパンクに触発されて、地下室で音楽を作っていたアダム・レーマイヤー監督の『デイナー・イン・アメリカ』には、ジョブスの名言に連なるシンプルで熱烈なメッセージが込められている。
人は外見で判断してはいけない。映画に登場する人物も尚更だ。星条旗柄のワンピースで食卓を囲むパティは『ウェインズ・ワールド』女の子版みたいな眼鏡ルック。カーキのMA-1が似合うサイモンはモヒカン崩れのスリックバックで煙草を手放せない。一見とっつきにくいふたりだけど、観終わった時には得も言われぬ共感に包まれる。
ペットショップで地味に働くパティは、バスでは高校生にからかわれ、同性からも見下されている。唯一の楽しみは覆面ヴォーカリスト、ジョン Q率いるパンクバンド“サイオプス”を聴くこと。ライヴに行きたいが過保護な親から“Stay Home”と反対されている。一方、無軌道な行動で放火犯として追われるサイモンはまさに“Stay Foolish”を地で行く男。
ある日、パティは警察に追われるサイモンを匿うことに。ほどなく彼女が自分の大ファンだと知ったサイモンは、“Stay Hungry”な彼女の型破りスピリットを見出していく。そして…
パティを演じるエミリー・スケッグスは歌って踊れる舞台出身女優。カイル・ガルナーはアダム・レーマイヤー監督が憑依したかのように曲を生み出すサイモンを体現する。
ステイせざるを得ない状況下であってもパンクは貫ける。“Stay Punk”、ふたりが奏でる規格外ラブストーリーは“留まるな”と叫び続ける。
Xsonspmhgki
Xsonspmhgki
全員ぶっ飛ばせ、俺/私たち以外 --- これってデート?今日は人生最高の日だった、明日はもっと。その髪型は?最高にパンク!しみったれた世界を燃やすパワー・ポップ!!
"Fuck 'em all but us." ドラマみたい!ただのジョークだ。変わり者バンザイ!変わり者ヘンテコ讃歌。魅力的チャーミングな主演2人の好演と化学反応が輝き、引っ張る。グイグイ惹き込まれてヤムヤム。小気味よく速いテンポとキビキビした語り口で独自の世界を作り上げる中毒性。自信に満ちた演出や編集で笑える。自身の所属する集団に馴染めない人々に見てもらいたい。肯定してくれる。
"You are punk as fuck." 音楽性と生き方アティチュードを重ね、いわゆるシュールというか、(自分も含め)変わり者と揶揄されるような人の見て聞いて感じている世界を観客にも感じさせるよう。格好ファッションだけで音楽やってるようなペラいポーザーどもにチクリと中指突き立てることも忘れない。命削るくらいの本気・熱量で音楽なり表現と向き合わないでどうする?そんなの意味ない…と信じていた自分の若く尖った考えに取り憑かれた高校時代なんかも思い出した。
"Stay punk." アメリカ郊外 × 若者。絶対に好きな題材だとは思っていたけど、しっかりと、けど時に予想を裏切る形でその高い期待に応えてくれる規格外の快作だった!なんの娯楽もない世界、そうとは知らずに憧れの人と過ごす一時。サイモン=ジョンQは学生でもなんでもないけど、ある種ハイスクールのヒエラルキー/スクールカーストの上に位置する人気者どもジョックスに不良パンクなハミ出し者が憂さを晴らして物申す形でもあった。活力と生命力に満ちていて、イロモノなんかじゃなくて内実はすごく普遍的。

鬱屈した世の中に風穴を開ける型破り(だけど純愛)ロマコメ。パワフル!ダイナミック‼ これは確かにおもしろいと胸を張ってオススメできる。ベン・スティラー製作、日本先行上映らしいという点なんかもいい。なぜズボンをはいてないの?

Are you fucking kidding me?! 妙なやつ
weird リタード
勝手に関連作『パーティーで女の子に話しかけるには』『フォーリング・ダウン』
オンライン試写会で
Ttafdrefneie
Ttafdrefneie
ネタバレ! クリックして本文を読む
Patty: Mum?
Connie: What?
Patty: Why are you and dad not wearing any pants?
Connie: I'm not sure.(このセリフの面白さは見ないとわからない。)
本作『ディナー・イン・アメリカ』に言えることは、一般的で典型的なラブストーリーではなく、レーマイヤー監督は、古典的で大人への発展途上のすべての若者の要素を取り入れた、サイモンのパンクアナキズムを支える彼のパフォーマンスへの感動的なオマージュであり、激動の90年と呼ばれたアメリカを舞台にした極端なブラック・ユーモアで映画の本質を包み隠している。

Run, you nigger! Run!
アメフトの試合を見ている一般的なコケージョンの父親が、興奮して "nigger" と叫ぶって、今の時代、黒人でもお互いのことを冗談でしか呼ぶのを見たことがないのに『ダイハード3』でマクレーン刑事が背負ったカンバンに書かれた "I HATE NIGGERS" 以来かもしれない。ただし、このシーンにはさらにオマケがあって、ブルース・ウィリスには何も書かれていない白紙のカンバンを背負わせ、文字は後付けでCG合成で差し替えている... リアル・ハーレムでの撮影の苦労話より
"nigger"が微妙な言葉であるのが分かるし、頭が疎開している日本人しか決してアメリカでは使わないし、そんな言葉を普通に使う家族に対してサイモンが前庭を燃やすことへの、ある程度彼を許し、違和感を起こさせない監督の遊び心とくみ取っても良いかもしれない。

Simon: What'd you think of my family?
Patty: I like your brother, Danny.
Simon: Yeah, he's solid.
Patty: Simon?
Simon: Yeah?
Patty: Do you think I'm a retard? (サイモンが急ブレーキ)
Simon: Don't you ever talk like that.
Ever.
You are not a retard.
You are a total punk rocker.
You are punk as fu*k.
Patty: Can we listen to our song in here?
レーマイヤー監督が自分について、映画製作にかかわる前は、子供のころからバンドを組んでいたと語り、そのミュージシャンとして楽しく遊んでいた時にいつも音楽に合った小さなビデオやもの作りの為にさまざまなメディアを試していたと彼は、こう振り返っていた。

サイモンがジャンキーと思っている人がいるけど... 確かに冒頭のシーンでヨダレを垂らしているところが出てくるけれどもそれは、お金をもらってリサーチ施設の治験のバイトでドラッグアディクトとしては私感として受け止めてはいない。むしろパティの処方されている薬の方が恐ろしいかもしれない。それと彼が書いた文字を見ればわかることで、大抵の英語を母国語としている人たちの手紙を読んだことがある方なら、サイモンのようにキチンときれいに書いた文字なんてお目にかかれないし、ミミズが張ったと言えばいいのか、その文字に閉口気味にもなってしまう。そんな事、別にどうでもいいけど...

Patty: Do you think I'm weird?
Simon: Oh yeah! No, you're fu*king weird!
Patty: Well, is weird cool?
Simon: In your case... . No.
人種・宗教・性別などの違いによる偏見・差別を含まない中立的な姿勢のポリティカル・コレクトネスにより、特定のアイデンティティを犠牲にすることのない多文化主義からこの映画をシンボライズする歴史の修正に伴うマイノリティ表象などに対する意識の高まりと、まだインターネットの普及前の都市伝説のような社会通念的愚かなコンサバ思想の象徴である同じエンジ色の揃えのジャージを着た高校生を面白おかしく撃退したようにパティとサイモンの圧倒的で飛びぬけたパフォーマンスをもって強烈な風刺映画の印象を残している。

I'm feeling so much stronger since I stopped eating the shit they
feed the animals. It's just too bad you have to go to prison to get
a decent

"dinner in America." サイモンからパティへ
90年代に入り、3つのコード進行が基本であったパンクロックもメロディアスな曲調も現れたようにサイモンがパティに "stay punk" と言ったように黒い目指し帽を被りキューティなパティが歌う甘いメロディ♪Watermelon♪の甘くてもこころはパンクであり、90年代がアメリカの過去最大の経済的文化的優雅な時間であったことや情報量が天文学的数字に跳ね上がるインターネットの到来があと数年後に控えている時代背景からパティとサイモンはきっとそんな明るい時代を二人手を合わせて波乗りをするように謳歌するに決まっている。

この映画のことを「一般的で典型的なラブストーリーではない」と語ったけれども、それは変わらない... なぜなら、言葉にできないほど最高のラブストーリーと言えるから!!

監督のレーマイヤーは、映画のテーマソング的な位置付けの♪Watermelon♪の製作に関して主演の一人、エミリー・スケッグズのたくさんの詩から選び、レーマイヤーが曲を書き、お互いがセッションをしたと語っていた。
インディーズ映画の一番良い感じの手作り感がじかに伝わってきて、そのことが心まで強く響く映画作りがされている。

共有する

関連映画

メイド・イン・アメリカ オンラインで映画を見る メイド・イン・アメリカ
プロット  アメリカ
01月10日 2015 劇場で

メイド・イン・アメリカ(1993) オンラインで映画を見る メイド・イン・アメリカ(1993)
プロット  アメリカ
07月10日 1993 劇場で

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ オンラインで映画を見る ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
プロット  アメリカ
10月06日 1984 劇場で

ファミリー・ディナー オンラインで映画を見る ファミリー・ディナー
プロット  オーストリア
12月08日 2023 劇場で

レイト・フォー・ディナー オンラインで映画を見る レイト・フォー・ディナー
プロット  アメリカ
05月16日 1992 劇場で

エア・アメリカ オンラインで映画を見る エア・アメリカ
プロット  アメリカ
02月16日 1991 劇場で

ニューリリース