フェルメール The Greatest Exhibition アート・オン・スクリーン特別編
プロット
イギリス
02月02日 劇場で
エレベーター・ゲーム
プロット
アメリカ
02月02日 劇場で
野球ユーチューバー有矢
プロット
日本
02月02日 劇場で
ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンスプラッシュ
プロット
西ドイツ・ジャマイカ合作
02月09日 劇場で
身代わり忠臣蔵
プロット
日本
02月09日 劇場で
ボーはおそれている
プロット
アメリカ
02月16日 劇場で
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007 ロシアより愛をこめてコメント(20)
情報部から貰った鞄が役に立つが鞄に併せたアクションシーンといった感も否めない。
50年以上も前のアクションシーンではあるが今でも十分に楽しめる。
1作ごとにアクションシーンが派手になっていったのを今でも覚えている。
それにしてもソ連情報部はたいがい悪役で出てくるなあ。
ジェームズ・ボンド・シリーズ第2作。
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替)。
原作は未読です。
前作はかなりSF要素が強めの作風でしたが、本作では打って変わり、現実に即したスパイ活劇に仕上がっていました。
ドクター・ノオの復讐のため、ジェームズ・ボンドに仕掛けられた罠。罠と知りながら飛び込むのは英国紳士の嗜み?
オリエント急行での緊迫した攻防やヘリコプターとの戦いなど、アクションの見せ場が多くてハラハラさせられました。
ハニー・トラップのために寄越された美女を本当に惚れさせてしまうボンドの魅力たるや、男として見習いたいものです。
一方、ボンドガールには聡明さと溢れんばかりの色気が不可欠。本作のボンドガールを演じたダニエラ・ビアンキはその両方を醸し出していて、今日まで続くボンドガールのスタイルのスタンダードを確立したのではないかな、と…
Qの開発したスパイ・ガジェットを冒頭で紹介し、それが敵との戦いにおける切り札となる、と云う後のシリーズでも定番となる伏線の張り方が本作から登場。いつ使われるのかとワクワクし、「なるほど、ここで使うのか!」と巧みな伏線回収にテンションが上がるのは毎度のことです(笑)。
リバイバル公開時に邦題が改められ、現行のものになりましたが、原作の邦題は「ロシアから愛をこめて」。映画版は「ロシアより愛をこめて」。「から」と「より」の違いだけで、後者はロシアと云う場所から「愛をこめて」となるだけでなく、ロシアへの忠誠心よりもあなたへの愛が勝る、と云う意味にもなるダブル・ミーニングに。いやはや上手過ぎる。
[余談]
クレッブ大佐の靴先に仕込んだナイフの使い方が下手過ぎ。池乃めだかの回し蹴りの如く、全然足が上がっていませんでした。これが最後の刺客かと思うと、笑ってしまいました。
※修正(2023/09/21)
良い意味で詰め込まれた内容で十分に楽しめる。が、悪く言うと少し散らばり過ぎており、無駄なやりとりやシーンも多くあったのは残念。ボンドも何回殺されていてもおかしくない程に、隙があり、油断があり、だが何より運がある。
ここぞの場面でのQのアイテムが頼もしい。いつ使うのかドキドキして観てしまう。
対ヘリや水上戦、列車内での攻防なども、見応えは充分。ラストの刺客は余りにも残念な登場だが、そこも含めて今作は楽しめれば。
(まぁ、昭和ライダーと平成ライダーを同一線上では語れないように、本作とスカイフォールを比較するのはやめておく)
屈強な敵との格闘アクション、ヘリやボートなどダイナミックな輸送メカチェイス、支給品の小道具秘密兵器の数々(キングスマンの毒ブレード仕込み靴は本作へのオマージュ)闇の犯罪組織、東西スパイ合戦、スパイのメッカとなるイスタンブール、ボンドガールには知性とお色気の双方が求められる事。などなど、後の007、或いはそれのみならず、スパイアクションもの、ハードボイルドもの等に多大な影響を与えた功績は大変大きい。(オリエント急行には子供心に憧れたなぁ(笑))
時代が進むにつれて映像技術の進歩も表現手法の革新も目覚ましい事だが、それらの源流が本作には詰まっている。半世紀以上過ぎても通用する素晴らしさには刮目したい。