施設で車椅子生活を送る祖母とおばあちゃんっ子の孫娘が一緒にバージンロードを歩くため奮闘する姿を、「おみおくり」の文音と名女優・草笛光子の共演で描いたヒューマンドラマ。「映画美学校プロットコンペティション2016」で最優秀賞を受賞した上村奈帆のプロットから生まれた脚本をもとに、「花戦さ」「起終点駅
ターミナル」の篠原哲雄監督がメガホンをとった。幼い頃から両親が共働きだったため祖母キヨに育てられた夏海は、父の跡を継いで漁師を目指す友人の大和からプロポーズされ、結婚を決める。自宅で足を骨折して以来、施設で車椅子生活を送るキヨのもとへ報告に訪れた彼女は、すっかり元気をなくしたキヨを励ますべく、結婚式のバージンロードを一緒に歩くことを思いつく。キヨは夏海のひたむきな思いに心を動かされ、希望を取り戻していく。夏海の婚約者役を三浦貴大、施設の理学療法士役を桜田通、夏海の父親役を鶴見辰吾がそれぞれ演じた。
ばぁちゃんロードコメント(5)
如何にも昔気質で人に迷惑をかけたくないという考えのばあちゃんと、両親が共働きでばあちゃんに育てて貰った孫娘という設定から始まり、誰一人毒はないし何から何までこってこてで何の捻りもない超単純明快なストーリーにクサイ展開。
泣かせにきてるのみえみえだけど、やっぱりばあちゃんが大好きな大人の孫と、孫を思う優しいばあちゃんの頑張る姿って涙腺を刺激するわな。
個人的には山場や泣かせるシーンよりも、何気ない幸せや優しさを感じる何でもないシーンの方がグッときたけど…歳とったもんだw
ばあちゃんっ子の孫娘が結婚。
介護施設に入院中のおばあちゃん。
大好きなおばあちゃんとバージンロードを歩きたい。
だから『ばあちゃんロード』
おお!分かりやすい(笑)
介護問題も含んだ内容で、色々と介護施設あるあるも。
無理してでも歩きたいおばあちゃんと孫娘側と、無理させたくない施設側の考え方の違いは勉強になりました。
おばあちゃん役が草笛光子だったのですが。この人って、代表作は一体何だろう…と考えてしまうのですが、何を演じても本当に上手い(゚ω゚)
主演は長渕の娘 文音 何だか久しぶりに見た気がする。
演技は草笛光子と比べてしまうと…だけど、なかなか良かったのじゃなかろうか。
今後も主演で、とゆうタイプでは無いとおもうので、今後は脇でどんな演技を見せてくれるのか?…と言ったところ。
相手役の三浦貴大は、これまでで1番等身大の役どころだったのではないだろうか?
出来不出来の並が大きい、この監督作品としては。まずまずの佳作と言ったところでしょうか。
2018年4月14日 スバル座