純情部隊
プロット
日本
01月15日 1957 劇場で
ダンサーの純情
プロット
韓国
04月15日 2006 劇場で
幕末純情伝
プロット
日本
07月06日 1991 劇場で
カルメン(1954)
プロット
アメリカ
04月09日 1960 劇場で
カルメン(1948)
プロット
アメリカ
04月12日 1952 劇場で
サイコウノバカヤロウ 青森純情編
プロット
日本
10月24日 2020 劇場で
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カルメン純情すコメント(2)
面白いことに、時折定点カメラが斜めに設定され、不安感を煽る演出。これもアバンギャルドな芸術に合わせてあるのだろう。
芸術家には政略結婚の婚約者(淡島)がいるのだが、彼女は男遊びに精を出し、本人も女好きで捨てた女には赤子もいるときている。その婚約者の母親が軍人の妻。髭を生やし、君が代を歌い選挙に立候補するという。かなり漫画チックな設定ではあるが風刺がピリリと効いている。
現代においても身分違いの恋は典型的だけど、これほど風刺が効いたものはない。軍人も警察も政治家も全てバカにしている。ドタバタコメディではあるものの、木下監督作品は一貫して反戦の思想を通しているはずなのに、「原爆のせいだ」が口癖のお手伝いさんの存在(笑いの対象にしている)だけは謎だ。
戦争の爆弾音が鳴り響いて「カルメン頑張れ」「第二部終」とエンドマーク。果たして続きはあるのか・・・
このころは、0歳児の赤ん坊が映画に出演していたんだ へえー
カルメンが、泣く赤ん坊に、
①蹴とばす、②首を絞める、③馬に食べさす、等の言葉、笑えた
現在では、映画の中でも、こんな発言言えないだろうなあ
また、パンパンも合法だったみたいだし、
1952年は、2020年とは、子守りの言葉も違うのが面白かった
ただ、70分頃までは、映画を楽しく観ていたが、それ以降は、
①嫌がらせの手紙とか、
②赤ん坊を使って立候補予定者からお金を取るとか、
③須藤一、千鳥、双方とも、お金に意地汚くて、
お互い異性と遊びまくりとか、
④選挙のデモ行進、等
わざと、やこしい映画にしている感じがしたのが、少し残念
前回の作品=「カルメン故郷へ帰る」の方が良かった