ルイ・ブラス
プロット
フランス
04月01日 1949 劇場で
ティント・ブラス 秘蜜
プロット
イタリア
02月15日 2003 劇場で
ティント・ブラスの白日夢
プロット
イタリア
06月10日 2006 劇場で
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ブラス!コメント(7)
題名からして頑張って音楽をやり遂げる内容かと思っていたら、音楽以上に炭鉱閉鎖問題をとりまく人間模様の話でした。音楽に対してどのような取り組みをして素晴らしい演奏をしていくかという視点が殆どなくて、炭鉱閉鎖問題の合間に演奏をしているような状態。
このような描きかたで吹奏楽の大会に出たと言われても、音楽に対する意気込みが心に響いてこない。吹奏楽よりも仕事を失って貧困に苦しむ日常の生活のほうがより切実な問題というのはわからないでもないが、それだけを悲観的に描かれても救いもないし、せっかくの吹奏楽部の位置づけが弱い。
災害や失業など、生活が困窮した時に真っ先に削られるのは芸術や娯楽だ。
だけれど、そんな時こそ希望や安らぎをくれるのもそれらである。
ラストで、仕事を失っても希望や威厳は失うなといった言葉があり心に残りました。
最後の曲が、威風堂々なのも良かった。