となりのトトロ

7.4/10
合計23件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   88分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   宮崎駿
劇場で   04月16日 1988
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となりのトトロ プロット

宮崎駿が監督、原作、脚本を務めた、スタジオジブリの劇場用アニメーション作品。入院中の母のため、考古学者の父とともに、田舎の一軒家へ引っ越してきたサツキとメイ。近所の少年にお化け屋敷と呼ばれたその家には、不思議な生き物が住んでいた……。幼い姉妹と美しい日本の自然、そして奇妙な生き物たちとの交流を描き、幅広い世代に支持され続けているファンタジー。

となりのトトロ 俳優

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となりのトトロコメント(20)

yjjkeyu
yjjkeyu
この映画が今から30年以上前に作られたことに改めて驚愕する。
lfpumoe
lfpumoe
ネタバレ! クリックして本文を読む
「金曜ロードSHOW!」で久しぶりの鑑賞。

何度観たことか! これ、ジブリ作品のレビューで毎回言ってる気がするけどあえてもっかい言うよ…何度観たか!(笑)
何回観ても、また観たくなる! 飽きない! だって名作だから! もはや言うまでもないけれど不朽普遍だから!(笑)

子供の頃のひと夏の思い出が、本作を観ると必ず頭に浮かんで来ます。私が子供の頃は、すでに本作のような長閑な風景は失われつつありましたが、それでも日本人の本能と云いましょうか、心に刻まれていると云いましょうか、どこか懐かしさを覚えずにはいられませんでした。

ノスタルジーの中に込められた現代文明への批判は、本当に身に詰まされました。自然がいっぱいの風景と共に、失われようとしているものが、本作にはたくさん詰まっているなと、改めて感じました。確かに無くなりつつあるのかもしれないけれど、それでもまだどこかにあると信じたい…。
ouitahe
ouitahe
この作品は日本で育った人なら何十回もも観ていて、
刷り込まれていると思う。
私も30を前にして、久しぶりにゆっくりと鑑賞した。
内容は当たり前すぎて、正直別に目新しい発見は無かった。

だが、子供がこの映画を見る事で、
知的好奇心が活発になったり、情緒が育まれることが
大事だと思う。
fvboes
fvboes
トトロの熱烈なファンのかたは
ぜひ「アラバマ物語」(1963年アメリカ)をご覧ください。

そのこころは
・・・観てのお楽しみ。

※他レビューは覗かずに、ピュアなこころで作品に出会ってくださいね。
orswsn
orswsn
田舎町に引っ越してきた姉妹、サツキとメイが体験する不思議ないきものたちとの出会いを、生き生きとしたアニメーションで描くファンタジー映画。

監督/原作/脚本は『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』のアニメ界の伝説、宮崎駿。

子供の頃以来、数十年ぶりに通しで鑑賞した『となりのトトロ』。
子供の頃は別に好きな作品でもなかった。派手なバトルシーンやアクションがなかったからだと思う。
しかし、大人になった今鑑賞してみてビックリ❗️こんなに感動する作品だったとは…😭

草壁一家の越してきた農村は、日本人が想像する「良い田舎」の典型のようなところ。
舞台となる昭和30年代を経験したことはないが、この作品の田舎が美化して描かれていることはわかる。
実際の田舎はこんなにいい所ではないですぜ…

そういう意味ではリアリティのない世界なのだが、何故『トトロ』の世界はまるで現実のようなリアリティを描き出せているんだろう?
それは偏に宮崎駿の圧倒的な「観察力」、「表現力」、そして「想像力」の賜物なんだろう。

宮崎駿には2人の子供がいるが、それはどちらも男の子。
彼の溢れ出る女児愛とは裏腹に、娘を授かることはなかった。
本当に不思議なのだが、実の娘がいないのにも拘らず、なぜあれだけリアリティある女の子の仕草が描けるんだろう?
メイのドタバタとした動きや何気ない言動、立ち姿など、本物の4歳児をそのままアニメに落とし込んだとしか思えない。
「とうもころし」や「おじゃまたくし」といった子供特有の音位転換を何気なく描写しているのは、恐怖すら感じる「観察力」だ。姪っ子も「テレビ」のことを「テビリ」と言っていたっけ。

本物の子供の動きや、何気ない人間の仕草、草木の揺れや時代感すらも自らの内に取り込む「観察力」。
そして、観察により頭の中で構築した世界をアニメーションに落とし込む、宮崎駿の「表現力」。
この2つにおいて古今東西、彼と肩を並べるものが一体何人いるのだろう?
「一流」といわれるアニメーターは世界中に居るだろうが、宮崎駿の才能と能力はそんな言葉では表現しきれない、と改めて実感。

この「観察力」と「表現力」によってもたらされる、リアルからフィクションへの置き換え、いわゆる「異化効果」が与える観客への影響は凄まじい。
子供は野山を駆け回ってキュウリをかじりたくなるだろし、大人は何気ない親子のやり取りや元気に跳ね回る子供達の姿を見るだけで何故か泣けてきてしまう。
全く感動的ではない場面で泣けるアニメこそ、本当に素晴らしいアニメだと自分は思っています。

「異化効果」による感動に加え、宮崎駿の「想像力」によって生み出された「トトロ」や「まっくろくろすけ」、そして「猫バス」という童心をくすぐる可愛らしいキャラクター達。
これらが混じり合えば、実写・アニメ問わず並の作品では太刀打ちできるはずもない。
30年以上にわたり現役で観続けられている作品にはそれなりの理由と力があるんだなぁ。

水木しげるフォロワーの自分が、今回鑑賞して何となく思ったのは、カンタのおばあちゃんのキャラクターが「のんのんばあ」と被るなぁ、ということ。
水木しげる少年に妖怪のことを教えてくれた「のんのんばあ」。
サツキとメイに「まっくろくろすけ」について教えてくれたおばあちゃん。
見た目も何となく似てるし、もしかして宮崎駿は水木しげるを意識して『となりのトトロ』を作ったのかな?
水木しげるの妖怪像とは全く違う妖怪像を見せてやる!的な感じだったりして。