映画プロデューサーとして「犬神家の一族」「セーラー服と機関銃」など数々のヒット作を手がけ、「天と地と」「汚れた英雄」などでは自ら監督としてメガホンを取った角川春樹の8作目となる監督作品。ドラマ化もされた高田郁による同名人気時代小説を、テレビドラマ版「この世界の片隅に」の松本穂香主演で映画化。享和二年の大坂、仲の良い幼なじみだった8歳の澪と野江を大洪水が襲う。数年後、大洪水で両親を亡くし、野江とも離れ離れになってしまった澪は江戸に暮らしていた。蕎麦処「つる家」の店主に助けられ、天性の料理の才能を見いだされた澪は女料理人として働き、さまざまな困難に立ち向かいながらも店の看板料理を生み出していった。その味が江戸中の評判になっていったある日、吉原・翁屋の又次がつる家にやってきた。又次の用件は、吉原で頂点を極めるあさひ太夫のために澪の看板料理を作ってほしいというものだった。澪役を松本、野江役を「ハルカの陶」の奈緒、又次役を中村獅童がそれぞれ演じる。
みをつくし料理帖コメント(3)
映画 #みをつくし料理帖 (2020年)鑑賞
@Tジョイ博多
久々の試写会出したが、座席は間隔を空けてあるので、当選者はかなり少ない感じです。なかなか厳しいですね
映画は、エピソードを詰め込みすぎるのと一つ一つの場面があっさりしすぎてるのとで面白くなかった
#角川春樹 最後の映画
ずっと一緒だったふたりは、洪水で離ればなれになってしまう。互いに向けられた言葉を受け入れ、それぞれの道で全うしているところに、二人の再会への道が開かれていく。全編通しても、気前や大きな盛り上がりを作ろうとするようなシーンは全くない。そこに豪華なキャストが出ているだけ、というくらい自然に出ている。主演の二人も、凛とした女性らしさを感じさせつつ、時に見せる真の強さを体現している。悲劇に翻弄されながらも、二人の再会を夢見る姿は、涙なしで見られない。
料理がストーリーの中心にあるため、ついついお腹が空いてくる。しかし、作品を通して、心はホッと満たされる。そんな映画だった。
でも、失礼ながら、原作既読でNHK版を見た私には
物足りないというか、みをつくし料理帖のイメージが黒木華以外では考えられなかったせいです
内容は、2時間では駆け足過ぎたような印象です
あと、松本穂香さんが竹内結子さんに似ている様で、中村獅童さんも出ているので、違う所にばかり気を取られてしまった
すみません、私の独りよがりの気づきのせいなんですが