宇宙でいちばんあかるい屋根

6.6/10
合計16件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   115分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   藤井道人
劇場で   09月04日 2020
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宇宙でいちばんあかるい屋根 プロット

作家・野中ともその同名人気小説を映画化し、「愛唄
約束のナクヒト」の清原果耶が映画初主演を果たしたファンタジードラマ。14歳のつばめは、隣人の大学生・亨にひそかに恋心を抱くごく普通の女の子。両親と3人で幸せな生活を送っているように見えたが、父と、血の繋がらない母との間に子どもができることを知り、どこか疎外感を感じていた。誰にも話せない思いを抱える彼女にとって、通っている書道教室の屋上は唯一の憩いの場だった。ある夜、いつものように屋上を訪れたつばめの前に、ド派手な装いの見知らぬ老婆が現れる。その老婆「星ばあ」がキックボードに乗って空を飛ぶ姿に驚きながらも、不思議な雰囲気を漂わせる彼女に次第に心を開き、恋や家族の悩みを相談するつばめだったが……。監督・脚本は日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作「新聞記者」や、清原も出演した「デイアンドナイト」を手がけた藤井道人。

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宇宙でいちばんあかるい屋根コメント(4)

bgcpiy
bgcpiy
2017年の「3月のライオン」から清原果耶に注目し、主演ドラマも観てきたので、遅すぎとさえ思える映画初主演作。場数を踏むたび着実に表現力を伸ばしてきたが、ピュアさが変わらないのも彼女の魅力の一つだ。

藤井道人監督は「デイアンドナイト」で清原のファムファタール的資質を引き出したが、今回は家族や学校での悩みと淡い恋心を抱くごく普通の中学生・つばめ役に起用。思いや感情を内に向かわせがちな14歳が、毒舌だが妙に頼れる星ばあ(桃井かおり、悲しい表情が絶品)と出会い、自らの殻を破って変わる姿をさわやかに描いた。

つばめの憩いの場である雑居ビルの屋上は、ファンタジーと捉えるならある種の異空間として存在すべき重要スポットなのに、安っぽく仕立てられたセット感丸出しのルックに…。他のロケ撮影シーンの映像がごく現実的なタッチで統一されたのに、屋上セットだけ半端に浮いているのが惜しい。
xvcurh
xvcurh
中高生へのメッセージ性の強い作品だと思います。何度かハッとするようなメッセージ性を持ったキーワードが出てきます。
中学生である主人公の置かれている環境は決して悪くありません。むしろ優しい人間に囲まれている恵まれた環境なのに、役者さん達の技量のおかげで、後半から泣きっぱなしになりました。まわりの方もかなり泣いていたのではないでしょうか。
解りやすいストーリーなので、小学生にも観てもらいたい作品です。
ibbaeg
ibbaeg
2016年公開の「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」で小松菜奈の中学生時代を演じてから、ある種のスター性のようなものを感じつつも、まだ主演までは早いのか、と思っていたら、本作で「14歳の中学生」役で映画初主演を果たした清原果耶。
「3月のライオン」「ちはやふる 結び」など、脇役での演技しか見てこなかったので、まずはフルバージョンの清原果耶の演技の上手さに驚きました。
本作は日本アカデミー賞で作品賞を受賞した「新聞記者」の藤井道人監督作品です。「清原果耶×藤井道人監督」としては2019年公開の「デイアンドナイト」がありましたが、「デイアンドナイト」は作品のトーンが暗く、2人の良さがそれほど出ていないと感じました。
それが本作では一転して、「14歳の中学生の、お隣に住む大学生への淡い恋心」などを描いていてファンタジー色さえもあります。
正直、桃井かおりが最初に出てきた時には面くらいましたが、ただすぐに作風に慣れると思います。
しかも、だんだん桃井かおりの良さが出てきます。

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」においてもそうですが、とにかく最後まで焦らず見届けることが大事な作品だと思います。
例えば、「なぜ本作は2005年を描いているのか」はずっと分かりませんでしたが、終盤に分かりました。このように、意外と設定もキチンとしている作品でした。
また、お隣の大学生を演じている伊藤健太郎ですが、このところ、急激に演技の上手さが出てきて魅力が増しているように思います。
予定では2021年春のNHK連続テレビ小説の「おかえりモネ」では清原果耶がヒロインを演じるなど、本作は世の中の一歩先を行く作品になっているのも注目点です。(評価は難しく他作品とのバランスを考え★3.5にしていますが、★4に近い気もします)
xprugs
xprugs
冒頭からこれはファンタジー作品なのかなと思わせる要素があり、桃井かおりさん演じる星ばあがどうにも、樹木希林さんを彷彿させました。
ピュアで透明感のある清原伽耶演じるつばめ、隣家の伊藤健太郎演じるとおるくんが、2人ともスレた感がなく、真っ直ぐな感じがとてもお似合い。
星ばあに出会ったことがきっかけで、つばめの人生は一歩も二歩も豊かになったんじゃないのかな。なぜか星ばあにはいろんなことが話せて、たくさんの勇気をもらったし、1人だったら気付かなかったことを教えてもらったんだと思う。
1番いいなって思ったのが、育ての今のお母さんがつばめのことを本当に大事に思ってることを知った時。今や父親役という吉岡秀隆と話をしてた時間がとても愛おしく感じました。自分はちゃんとこの家の屋根の下に家族として、生きてていいんだって、存在意義を認めてもらえたってことだよね。
最初から最後まで優しい時空間が流れていました。家族っていろいろだし、問題もいっぱいあるかもしれないけど、気持ちを言葉にすることはやっぱり大切なのかなって考えさせられました。