日本のいちばん長い日 プロット

昭和史研究の第一人者・半藤一利の傑作ノンフィクション「日本のいちばん長い日
決定版」を、「クライマーズ・ハイ」「わが母の記」の原田眞人監督が映画化。1945年8月15日に玉音放送で戦争降伏が国民に知らされるまでに何があったのか、歴史の舞台裏を描く。太平洋戦争末期の45年7月、連合国軍にポツダム宣言受諾を要求された日本は降伏か本土決戦かに揺れ、連日連夜の閣議で議論は紛糾。結論の出ないまま広島、長崎に相次いで原子爆弾が投下される。一億玉砕論も渦巻く中、阿南惟幾陸軍大臣や鈴木貫太郎首相、そして昭和天皇は決断に苦悩する。出演は阿南惟幾役の役所広司、昭和天皇役の本木雅弘をはじめ、松坂桃李、堤真一、山崎努ら。

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日本のいちばん長い日コメント(20)

kjxijhk
kjxijhk
関ヶ原とか日航機とか、否応なしに盛り上がりそうなテーマであるにもかかわらずなんか盛り上がらないんですよね、この監督さんの作品。かといって観れないほどではない。つかみどころがない。

岡本版との違いは多々あるが、いちばんは臨場感の有無。これがないので緊迫感もない。1945年の日本の追い込まれ感が描ききれていないので、鈴木内閣組閣時からやる必要性があまり感じられず、むしろ冗長になってしまい残念。
そのぶん聖断から後が濃いかというとそうでもなく、予備知識無しで観たら日本のいちばん長い日だったとまでは感じないだろう。

この作品やよく知られたエピソードのとおり昭和天皇や鈴木貫太郎が聖人のような人だったかは正直わからない。ただ、これだけは言える。スターリンみたいな人でなくて本当によかった。
gndvfc
gndvfc
この作品の鑑賞後、世間の一般的な評価は、”岡本喜八監督の67年版と比較され、余り芳しくなかった”記憶がある。
だが、私はこの作品をとても興味深く、そして時に涙を滲ませながら鑑賞した。
作品内容に関しては、多くの方が詳細に語られているので、私が今でも記憶に残っている部分を記す。

■阿南陸軍大臣(役所広司:役所さんは、67年版では阿南大臣を三船敏郎さんが演じていたプレッシャーが凄かったと、当時の資料で述べておられる。)
私のそれまでの印象を大きく覆された人物である。(岡本喜八監督の67年版の影響)
大変な子煩悩で、家庭を大切にする姿が描かれている。妻綾子(神野三鈴)に対しても、優しい言葉を掛ける。いつも、柔和な表情を浮かべている。
人望が厚かったことが、言動を見ていると良く分かる。
そして、あの自決シーン。
達観した表情で遺書をしたため、前のめりに息絶えるところでは、その前の彼の姿を観てきただけに、”陸軍大佐として、多くの部下を死なせてしまった”想いが感じられ、かなりグッときてしまったシーンである。
そもそも、彼が陸軍大佐になったのは1945年4月、同士でもある鈴木貫太郎首相から請われてである。彼の役目は”本土決戦”を唱える陸軍の暴走を食い止めるものであったのだ。
(彼は陸軍急進派には”クーデターを支持する”風に見せたりしてもいる。)
だが立場上、最終的には”自分も自決する覚悟”で大命を引き受けている。
漢である。

■鈴木貫太郎総理大臣(山崎努)
二・二六事件で、九死に一生を得、阿南と同じく1945年4月、固辞するも、昭和天皇の強い希望で、第42代内閣総理大臣に就任。
あのような政治状況で首相を引き受ける事が、如何に覚悟がいったかを山崎努が飄飄とした演技で器の大きさを感じる人物を体現している。
暴走している陸軍からの攻撃、及び終戦後も戦犯として処刑される可能性も大きかった筈であるのだから。

■昭和天皇(本木雅弘)
67年版では八代目松本幸四郎が演じたが、引きの画や後ろ姿でしか写されなかった。だが、今作ではしっかりと”憂いを帯びた”表情が映し出されている。
それにしても、今でも脳裏に残っているが、本木雅弘演じる昭和天皇の表情、そして抑揚のない平板な声は”凄かった”。
そして、天皇の身を心配する阿南陸軍大臣に対し、”もうよい、私には国体護持の確証がある。”という言葉の重み。
さらに”わたくしは国民の生命を助けたいと思う”と語り、玉音放送の録音に向かう姿。

ー今作は、この3人が自らに与えられた使命を全うしようと懸命に努力する姿を高所、大所から描いている。-

■畑中陸軍少佐(松坂桃李)
宮城事件を画策するも、阻止され椎崎中佐とともに、自決。

彼ら、若手陸軍急進派も彼らなりの大義を持ってあのような行動に出てしまったことが良く分かる。(擁護する気はないが。)
只、宮城事件失敗後、畑中と椎崎が芝生の上で正座し、皇居を仰ぎみて腰のピストルをこめかみに向け自決するシーンは、哀しかった。

<近代の国家存亡の危機に直面した日本を夫々の立場、思想で与えられた役割を全うしようとする姿を”登場人物40名を優に超える”陣容で描き出した近代歴史大作。当時起こった事を”風化させない”意義ある作品でもあるとともに、現在の政治家の方々に観ていただきたいと切に願う作品でもある。>

<2015年8月8日 劇場の大スクリーンで鑑賞>
oyvhsa
oyvhsa
なんだか役者が重々しくないのだなあ。軍人の重みを感じることはできなかった。
snwawe
snwawe
2回目の鑑賞
昭和はもう完全に歴史の中の話ですね。
玉音放送、本木さんの裕仁天皇は素晴らしいですね。
鈴木貫太郎首相の山崎さんの素晴らしい
まさに映画で、終戦を体感できる映画です。
hjvxno
hjvxno
個人評価:4.6
今日の日本があるのは、昭和天皇の日本国民を愛する心があったからこそ成り立っている事がよくわかる。
今では失われた愛国心。それがどんなモノか。この作品を通して、少しでも当時の日本人の気持ちを理解しようと感じる。
焼け野原を見つめる若い兵士。クーデターに踏み切った思いは、どこから来るモノなのか。死んでいった戦友への恨みか、それとも国民の死と領土への侵害か。また天皇陛下への敬愛か。
今の日本人には愛国心と言われる当時のココロは失ったかもしれない。しかし天皇陛下への敬愛のココロは今も変わらず引き継がれ、本作の登場人物全てが、最後まで守ろうとした核は健在である。
この作品はスピルバーグのシンドラーのリストの様に後世に残し、語り継がれるべき名作である。

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