それでもボクはやってない プロット

「Shall we ダンス?」の周防正行監督、11年ぶりの新作は、痴漢冤罪事件をテーマにした社会派法廷ドラマ。通勤ラッシュ時に電車に乗っていたフリーターの徹平は、電車を乗り換える際に女子中学生から痴漢行為を問いただされ、そのまま駅事務所、そして警察へと連行される。警察、検察の執拗な取り調べにも、徹平は「ボクはやってない」と答え続けるが……。主演の徹平に加瀬亮、共演に瀬戸朝香、役所広司ら。

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それでもボクはやってないコメント(20)

bfhbsy
bfhbsy
個人評価:4.3
エンターテイナーの周防監督がとてもわかりやすく、映画作品として強いメッセージを伝えてくれている。
痴漢の加害者の実状と冤罪だけではなく、「真実とは」という哲学をも投げ掛けている。裁判所はもちろん、神ですら真実はわからない。唯一わかるのは自分だけだと。
それを周りに認知させたいと思うのは、自身への意義と、人間としての傲慢さが必要だと、見ていて感じた。
裁判は自分自身が生きる上で決めた哲学と、意義との格闘だ。
nbenvzw
nbenvzw
よかった
rckylt
rckylt
観て良かった。いい作品でした。

少し長い作品ですが、最初から最後まで身体が熱くなるほどのめり込んでしまいました。
視聴者としては、主人公の金子が痴漢行為を行っていない、という事実を最初から知っている状態で鑑賞しているので、警察や検察、裁判官のバイアスがかかった言動にはとてもイライラしましたし、頭の中で自分なりの弁論が止まりませんでした。

話が変わるかもしれませんが、牢獄に入れられている囚人が何を一番望むか、という問いに、ある囚人が、人として扱われること、と答えたという話を聞いたことがあります。

容疑がかけられた時点で犯人、人以下という扱いをしてしまうのが警察。(そうでない人もいると思いますが…というかそう信じたい)
またマスメディアも、容疑の時点で報道し大きく話題にする。顔写真を載せ、実名をさらし、例えばフリーの作家などの場合「無職」と記載しイメージを下げる。
でも本当にやっていないとしたら…?人は他者の言動によって大きく左右されます。自分の発言によって誰かの心を深く傷つけてしまうかもしれない。そんなことを改めて自覚させられる映画でした。
xvcurh
xvcurh
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この映画で主人公が電車に乗り込むシーンを
私たちは見ているからこそ、
この人は無罪なのにと彼を心の底から応援できる。

主人公はちょっとパッとしなくて、面接に行かなければいけないけど、
履歴書忘れたことに途中下車した駅で気づく
上京したばかりのスーツが浮いてるちょっとインキャ気味の若者だ。

数多く映画を見た中で初めてこれには5をつけた。腑に落ちないハッピーエンドではない。重苦しい。世知辛い。この世は理不尽で生きづらい。女、子供がまず優先される。
そうだ、
この世は理不尽で、偏見ばかりだ。
現に、私たちが物事を述べる際には中立な立場では述べられないのだ。ゼロやミヤネ屋のアナウンサーを見ればよく分かる。50:50ではなく必ず49.999:50.001くらいでどちらかに偏る。

その偏りだけならいいが、人間社会ではそうではない。裁判官は国家資格。人を裁くだけでなく当然縦社会が有る。この映画でも無罪を出した裁判官が裁判途中で飛ばされた。

あれは辛い。

さらに被害者の中学生の女の子はプライバシー保護のために盾を裁判の際に用意してもらえていた。私は女子大生で電車の中でそーゆー目にあった?ことは一度だけある。井の頭線に初めて乗って、なぜか電車が揺れた時?におじさんがパッと私の胸にバランス崩して手を当ててしまって?気まずそうな顔をされた。家に帰って母に言ったら井の頭線はそーゆーので有名と言われた。

その時私が痴漢ですとその人の手を取っていたら多分有罪になっていたんだろうと思う。何しろ混んでいた車内だった。

でも実際に局所を誰かに触れられたら声が出ない。
男勝りな私でも声が出なかった。

裁判官が中学生が勇気を出して捕まえたと偏見を持ってしまうのも仕方がない。

人の偏見を全く取り払うということはできない。だからと言って諦めてしまう、冤罪でもいいやというのはおかしい。そう言わせる世の中はおかしい。

理不尽だから自分の身は自分で守る。

この映画は私に冤罪で戦っている人に興味を持たせてくれた。興味を持つと言い方は変だが、関心を持った。

殺人をしたとしてヨボヨボになってから出てきたプロボクサーのお爺さんをメディアは大きく取り上げていたことを思い出した。

人生の時間を牢獄の中で、取り調べの中で、任意同行の中で、1分でも無駄にしたのならそこに賠償金が発生してもいいものではないかと思ってしまう。

最後に裁判官が、中学生の多感な時期に与えた心理的影響は大きく。と述べていたが、その被害者の偏見の混じった無責任な発言によって1人の人の人生がめちゃくちゃになるというのが改めてわかった。

中学生も、無責任か多分この人だろうと思って親に言ったらこんなことになってまさか裁判まで行くなんて!!もう証言は戻せない!どうせ満員で見てた人もいないだろうし99.9パー勝つんだから大丈夫って
自分に言い聞かせて戦っていたのかもしれない。

とにかく人を裁くことは難しい。
しかし司法にとって最も大切なこと。忘れたくないこと。それは推定無罪の原則。原則どころではなく無罪だろうなという偏見から裁判官は物事を見ていって欲しいくらいだ...

疑わしきは罰せず。
hjvxno
hjvxno
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終始イライラ。主人公がかわいそうだけど現実はこんなもんだろうな、と思いながら鑑賞しました。最初の裁判官だったら違う展開だったかもとか色々考えてしまいます。警察にもイライラ、新しい裁判官にもイライラ。入れ知恵された女子中学生にもイライラ、、、
悲壮感、徒労感、絶望感。加瀬亮はいい味出してました。

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