おにいちゃんのハナビ プロット

雪国の小さな町を舞台に、引きこもりの兄と余命わずかな妹の実話を映画化。高良健吾と谷村美月が兄妹を演じる。5年前、須藤一家は病弱な長女・華の療養のために新潟県小千谷市片貝町に引っ越してきた。毎年世界一の花火が打ち上げられる「片貝まつり」の日に半年間の入院生活を終えた華は、兄の太郎が部屋に引きこもっていることを聞かされる。華は花火大会を主催する成人会に兄を参加させようと、無理やり太郎を外に連れ出すことにする。

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おにいちゃんのハナビコメント(20)

xshbov
xshbov
ネタバレ! クリックして本文を読む
レイトショーで観たのですが、結構入りが多かったです。
そして最初から最後まで泣きっぱなしでした。しかしハンカチもタオルもティッシュも持っていかなかったのがかなりミスでした(T_T)

病弱だが明るく友達も多い妹と比較される太郎くんの葛藤も分からなくないし、実際私の友達も華と同じ病気で亡くなっているので、とてもずっしりときました。

谷村美月さんは前から上手いと思っていましたが、高良くんの演技も良かったですね。これからチェックしてみます。

佐藤隆太さんと佐々木蔵之助さんがああいった脇役で出るのも珍しいですし、今年見た邦画の中ではベスト3には入ります。
vjnxeo
vjnxeo
谷村美月が良かった(*´艸`)
あんな妹がいたらなァ。
jtlydl
jtlydl
泣けました......とにかく泣きたい方にお奨めです。
誰とでもすぐに仲良くなれる華と勉強はできるが人と接するのが苦手な兄の太郎.....

華ちゃんは、白血病という大変な病気を抱えながら、高校を卒業してから引きこもる太郎をなんとか立ち直させようと奮闘する....健気過ぎて冒頭から涙が.....。

自分のせいでお兄ちゃんに迷惑を変えたと思い込んでいる華ちゃん....
妹に応援され、励まされ、そして妹のために......号泣です!

お母さんは、適役、宮崎美子......夢は、家族揃って夕食を食べること.....そんな小さな夢も....
太郎が「華の病気は直るだよな?」と聞いたとき.....
なんという うまい間と懸命に作った笑顔で「あたりまえじゃない!」
...と答えた時のシーン......私の目から豪雨が.....。

シャイで頑固なお父さん....大杉漣.....いい味出してます....。
素直に喜びを言えない日本の父親.....でも、一番子供のことを考えている.....そんな優しさが伝わってきます。

片貝まつり....最高です!
花火に対する想い.....十分伝わってきました....。
是非、見に行きたいです....。
華ちゃんのために奉納された真っ赤な花火.....見たかった....。
sthjvfg
sthjvfg
このところ多い地方ものプラス難病ものと思って軽い気持ちで見ていたらけっこういけた。まず泣かせる場面を最小限に抑えてあるので最後の場面で自然と泣ける構造になっていて、涙のインフレになっていないのがいい。

次にキャスティングの妙。引きこもってしまった兄が高良健吾で、明るい性格の妹が谷村美月というのもいいのだが、父子(大杉漣)と母子(宮崎美子)の雰囲気がとても似ていて無理なく話に入り込める。ただ谷村が丸顔なのであまり病弱に見えないのが残念(まあ彼女もきちんと病人を演じているわけだが)。脇にも名の知れた俳優を使っているが、成人会のメンバーが弱い、その分主役の二人を目立たせるためと思えばこれもありだ。

おにいちゃんがハナビを作ると決めてからは「男は黙って仕事」モードに入るのでそこをどう見るかで評価が分かれそう。たしかに高良健吾に一人で映画を引き受ける力はまだないのだが、そこは彼のがんばりとそこにはいないはずの谷村美月の存在感で補っている。
zgykigg
zgykigg
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この映画のファーストシーン、花火大会で打ち上げられるその花火には、この街に住む人々の思いや、願いが1つ1つの花火に託して打ち上げられる花火で、この映画の物語は実話であると言うテロップが写し出されるところからこの映画は始まるが、このテロップを読んだ瞬間から、もう涙が溢れ出した。
自分でも、理由は全く解らないが、花火には凄い思い入れが有ると言うか、毎年8月になり、お盆が過ぎると、夏休みも終わりに近づいて、その頃には、何故か人生の悲哀を子供の頃から感じてしまうのだった。8月の初めは力強く大きく光輝く太陽と、何処までも広がる青空と真っ白い入道雲、そして元気に鳴く蝉の声も、夏祭りが終わる頃には、段々と秋色へと変化してゆく。すると本当は実りを味わう事が出来る素晴らしい季節の始まりのはずの秋がやたらに、もの哀しく心に覆いかぶさってくるのだ。
この映画の主人公の妹、谷村美月演じる華は、白血病を患っている高校生である。それにも関わらず、彼女は夏のひまわりが太陽の光に、天へ向かって輝く様に、その残された十代の短い時間の総てに人の平均寿命80年分の笑顔を凝縮するかの様に、元気に精一杯に笑顔で暮らす事を日課としていくその姿が、本当に健気で、可愛らしくて、いじらしくて、号泣してしまうのだ。
今も、こうしてこれを書いていると思い出しただけで、涙が溢れて来る。
一方華のおにいちゃんを演じる高良健吾の、不器用な、引き篭もり青年を好演している!!
そして、宮崎美子演じる母も、大杉漣演じる父親も、それぞれみんな、みんなハマリ役で観ていて、病気を患っている家族を持っている人達ってきっとこう言う生活なのだろうと心にスーっと彼らの日々の会話の一つ一つの思いが沁み込んで来るのだった。
病弱な娘を抱える家族は、どうしても、その子を護る事が生活の中心になって、家族の総てが廻り出すし、その過程で引っ越しを繰り返すと巧く環境の変化に順応出来れば良いのだが、このお兄ちゃんの様に、人付き合いが下手で苦手なタイプの人間もいると、当然引き篭もってしまう人間が出て来ても不思議では無いのだ。決して甘ったれの弱虫と一言では、片づけてしまえない思いを内包するものだ。
しかし、この妹と兄の心が次第に融合して蟠りが無くなり、お兄ちゃんが社会復帰していく過程が丁寧に描かれていくし、華の気持ちや、父と母のそれぞれの子供に対する親の公平に子供を想いやろうとする、その姿が淡々と綴られていくシナリオが素晴らしいのだ!
戦後の日本は60年以上も経ち、高度経済成長と共に、核家族化が進み、3世代同居が無くなる中で、家族の絆、家族間のコミュニケーションの不足や、生活時間の違いや、多くのストレス等の原因で、生き籠りや、自殺の問題の多いこの今の家族制の中で、例え、病気で娘を失ってしまったこの家族は大きな悲しみを背負ってしまったが、遺族3人の心がこの華と言う娘を失っても、尚4人の心を一つに繋いで生きる生活をしている事が何より素晴らしい!夏の夜空にパッと打ち上げられ咲き誇る大輪のその花火こそは、本当に家族としてこの世に生れ、その短い人生を共に生きる人間の人生そのもののようである。
あなたの花火はどんな花火だろうか?短くとも、美しく咲かせて欲しい!ありがとう!華