ソン・ランの響き

7.4/10
合計17件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   102分
言語   まだ情報はありません
地区   ベトナム
書かれた   レオン・レ
劇場で   02月22日 2020
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ソン・ランの響き プロット

1980年代のサイゴン(現ホーチミン市)を舞台に、孤独な2人の男がひかれあう3日間の刹那的な物語を、ベトナムの民族楽器ソン・ランの音色にのせて描いたドラマ。80年代のサイゴン。借金の取り立て屋ユンは、ベトナムの伝統歌舞劇「カイルオン」の花形役者リン・フンと運命的な出会いを果たす。はじめは反発し合っていた2人だったが、リン・フンがユンの家に泊まることになり、そこで心を通わせていく。実はユンは、カイルオンに欠かせない民族楽器ソン・ランの奏者を志していたことがあり、今でもソン・ランを大事に持っていた。対照的だがそれぞれに悲しい過去を持つ2人は孤独を埋めるように結ばれ、再会を約束して別れるが……。2018年・第31回東京国際映画祭「アジアの未来」部門出品作品。

ソン・ランの響き オンライントレーラープレイ

ソン・ランの響き 俳優

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ソン・ランの響きコメント(3)

ymbtxc
ymbtxc
画面の空間や空気が素晴らしく心地が良い。食堂での食事、絡まれる、殴り合いの流れが厭な感じでよかった。テーマとして同性愛はあるがどちらかと言えば友情に近いものである。
dkertrz
dkertrz
ラストは容易に想像できる。設定だって目新しいものは感じられない。なのに、なぜこんなに心が動かされるのか。
主演のリエン・ビン・ファット、アイザックの冴え渡る演技、陰影を効果的に使ったノスタルジーな映像美。
言葉少ないゆえに目線やちょっとした仕草さえも見逃せない、集中力の必要な作品ではありますが、これがまた心地よいのです。
時は淡々と進むのに、彼らの心は激しく波打っている。ユンとリンの初恋の行方、たくさんの人に堪能してもらいたいです。
vzquxl
vzquxl
ベトナム作品は「青いパパイヤの香り」
くらいしか観たことが無くて公開を
楽しみしていた作品。
先程知ったんですが、青いパパイヤ~は、フランスとの合作でフランスで撮影しているんですね。
なので本作が初めてのベトナム作品体験に。

ノスタルジックな映像の美しさ、
歌舞劇と楽器を通して感情の変化を
映し出す演出、
「ボーイ・ミッツ、ボーイ」と
ポスターにあるけど、ボーイズ・ラブではない友情以上の感情の描き方が素晴らしく思っていた以上に素敵な作品でした

舞台はサイゴン(今のホーチミン)
時代は1980年代。
高利貸しの取り立て屋で強引な取立てをし日々を送るユン。
そして、ベトナムの伝統歌舞劇
「カイルオン」の花形役者のリン・フン。
対象的な二人があることで出逢い、
孤高の人生を歩むフンの運命を変えてゆく、、

ベトナム歌舞劇を作中でかなりの尺を取って演じているんだけど、ミュージカルが苦手な自分はちょっと不安に。
けれど独特な歌声と旋律が哀愁さを帯びていて演歌を聞いている感じで妙に落ち着いた。
そして歌舞劇に欠かせない民族楽器でありユンとリンを結ぶ役目もはたす“ソン・ラン”

二人の過ごした時間は決して長くない。
交わした言葉も決して多くはない。
けれど“ソン・ラン”の音色が二人を繋ぐ
そしてユンの隠れた過去が大きく動き
自分の過去をさえ正すことになる。

ラジオから流れる“ケセラ・セラ”

リンも自分の気持ちを知る
だからこそ二人の出逢いのタイミングが
今だったことは切ないけど運命なんだね。。

上映後に、レオン・レ監督と
ユンを演じリエン・ビン・ファットさんの舞台挨拶がありました。
リエンさん本作が映画初出演と仰ってましたけど、本作での一匹狼的な雰囲気と感情を抑えた目の表情は初出演とは思えないほど。
調べたら、前々回の東京国際映画祭で
ジェムストーン賞(新人俳優賞)を受賞されてましたね。
今後も活躍が楽しみな役者さんです