小さな恋のメロディ
プロット
イギリス
06月07日 2019 劇場で
小さな恋のステップ
プロット
韓国
02月04日 2006 劇場で
ぼくの小さな恋人たち
プロット
フランス
03月31日 2001 劇場で
ヴィクトール 小さな恋人
プロット
フランス
07月28日 2001 劇場で
BALLAD 名もなき恋のうた
プロット
日本
09月05日 2009 劇場で
Little DJ 小さな恋の物語
プロット
日本
12月15日 2007 劇場で
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小さな恋のうたコメント(20)
まったくの予備知識ないままに観たので、最初はよくある青春モノなのね…
なんてタカをくくっていましたがなかなかどうして…
特に山田杏奈さんがいい。彼らの演奏にケチをつけてる人もいますが、素人のおじさんには十分でした。
ライブハウスでの演奏場面は、こんなに密じゃ当分ライブハウスの再会は厳しいだろうな。なんて変なこと考えてしまいました。
惜しむらくはまだまだお客さんが数えるほどで、映画館大丈夫?って心配になるくらいです。
このドラマは涙ボロボロでめっちゃ感動しました!
実はMONGOL800というバンドのことは知らなかったので、映画館で観ればよかったと悔みながらのTV鑑賞となりましたが。序盤の悲しいながらもトリッキーな展開に驚き、かるーく涙をこぼしてしまい、いや、映画館で観ていたら「このおっさん、年甲斐もなく泣いてるよ」と若者たちに指差されたことでしょう。とにかく音楽映画には弱い。そんな沖縄を舞台にした音楽映画はけっこう多く、『ナビィの恋』(1999)、『チェケラッチョ!!』(2006)、『涙そうそう』(2006)、『恋しくて』(2007)、『天国からのエール』(2011)などなど。どれもがいい作品・・・TVドラマ『さとうきび畑の唄』を入れてもいいかもしれません。
ひき逃げが起こった瞬間、あ、米軍兵じゃないだろうかと思ったが、まさしくそんな展開。基地問題もあっさりと描いてはいるものの、基地反対や日米地位協定の見直しとか難しく考えさせない青春映画としては良かったと思う。音楽のテーマも、フェンスでさえぎられた「ロミオとジュリエット」のごとく、壁さえなければ理解し合えると平和を願ったものだからだ。ただ、ルーズベルトのネタとか、本来は仲良くしてなきゃいけない日米関係なのに、どうしてこんな問題が起こるんだ?と、しばらくしてから調べてみるのもありだ。実際、沖縄の新聞(沖縄タイムス・琉球新報)しか伝えていない事実もあるし、舞の父親が言う「内地の大学へ行って沖縄を見つめなおすがいい」という言葉には違和感あります。
学校の屋上でゲリラ的に演奏するってのは、やっぱりビートルズの『レット・イット・ビー』の影響なのでしょう。ただし、音がスカスカになってるはずで、あんなにいい音では伝わってこない。冒頭の部室での演奏が凝っていただけに残念です。ビートルズといえば、またピーター・ジャクソンが何かをやってくれそうなので、それも期待しておきましょう。
まったく話が逸れますが、個人的に高校時代を思い出してしまいました。学校ではエレキギター禁止という暗黒の歴史があり、バンドを組んでいた連中はみなフォークギターに持ち替え、学園祭で演奏してました。3年になったとき、「エレキ革命を起こそう」と言い出した者がいて、理科室でゲリラライブをおっぱじめました。その後、教師たちが止めに入り、殴り合いのケンカ。体育館では臨時集会が開かれ、新聞社もやってくるという大騒動となったあの日。バンドに参加したやつらは停学処分を食らったのです。俺はバンドをやってたのにちょっと冷めてしまっていて参加できなかったことが悔やまれます・・・ただ、ギターのY氏が父親にギターを叩き壊されたため、「貸してくれ」と頼まれ、俺のギターだけが参加したのです。返してもらったときには首謀者か教師のかはわかりませんけど、血の跡がありました・・・その数年後、めでたくエレキ禁止令は解かれたたみたいです。
父とのすれ違いやそれぞれの家庭の中身に触れながらもバンドに交えていくストーリー性が良かったと思った。