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10月20日 1960 劇場で
今までの怪奇映画とは違い、新聞の三面記事的な事件の設定から、恐怖の本質をつこうとするもの。「白い少女」のジョルジュ・フランジュが、ジャン・ルドンの同名小説にもとづく、ボワロー・ナルスジャック、ジャン・ルドン、クロード・ソーテの共同脚本を監督した。台詞はピエール・ガスカル。撮影はオイゲン・シュフタン、音楽はモーリス・ジャール。出演は「掟(1959)」のピエール...
12月18日 1993 劇場で
将来に不安を抱く少年と、過去の呪縛から逃れられない元教師の理解と友情を描いたヒューマン・ドラマ。「フォーエヴァー・ヤング 時を超えた告白」の俳優メル・ギブソンが友人のプロデューサー、ブルース・デイヴィと設立したアイコン・プロ第一回作品で、ギブソンが初監督と主演を兼ね、製作をデイヴィーが手がけている。イザベル・ホランドの小説を、本作が初の劇場映画のマルコム・マ...
10月03日 2015 劇場で
ドイツ人のナチスドイツに対する歴史認識を大きく変えたとされる1963年のアウシュビッツ裁判を題材に、真実を求めて奔走する若き検事の闘いを描いたドラマ。1958年、フランクフルト。終戦から10年以上が過ぎ、西ドイツでは多くの人々が戦争の記憶を忘れかけていた。そんな折、かつてアウシュビッツ強制収容所で親衛隊員だった男が、規則に違反して教師になっていることが判明す...
07月18日 1964 劇場で
フランク・ボガートの原作をアンソニー・ドーソン、エドモン・グレビル、ガスタード・グリーンらが共同脚色、「ダイヤルMを廻せ」に出演したアンソニー・ドーソンが演出した怪奇ドラマ。撮影はリチャード・パルトン、音楽はリズ・オルトラーニが担当した。出演は「鉄腕マチステ」のロッサナ・ポデスタ、「吸血鬼ドラキュラ」のクリストファー・リー、ほかにジョルジュ・リヴィエール、ジ...
06月27日 2020 劇場で
第70回ベネチア国際映画祭審査員特別大賞を受賞した長編第10作「郊遊 ピクニック」で商業映画からの引退を公言したツァイ・ミンリャン監督のドキュメンタリー。台北の街で見つけた一般の人びとと俳優で監督のリー・カンションが出演し、坂本龍一が音楽を担当。第75回ベネチア国際映画祭でワールドプレミア上映され、台北電影節(台北映画祭)で最優秀ドキュメンタリー賞と監督賞、...
03月24日 2007 劇場で
「楽日」「西瓜」のツァイ・ミンリャン監督が、初めて祖国マレーシアを舞台に描いた愛の物語。賭け事によるトラブルから瀕死の重傷を負ったシャオカンは、行き倒れる寸前で労働者の青年ラワンに救われる。シャオカンの世話をするうち、ラワンは次第に彼に惹かれていく。一方、食堂で働く女性シャンチーは、経営者の寝たきりの息子を看病している。ある日、シャオカンとシャンチーは運命的...
06月24日 2022 劇場で
韓国の名匠ホン・サンスがベテラン女優イ・ヘヨンを主演に迎え、ひとりの中年女性の心の旅を描いたヒューマンドラマ。長い間アメリカで暮らしていた元女優のサンオクは、突然韓国に帰国し、妹ジョンオクのもとを訪れる。母を亡くして以来ずっと疎遠になっていた家族と再会するサンオクだったが、帰国の理由を明かそうとせず、その内面には深い葛藤が渦巻いていた。思い出の地を巡り、捨て...
04月14日 2001 劇場で
ジャン・ユスターシュが思春期をすごした町ナルボンヌを舞台に撮り上げた軽妙な青春ドラマ。フィルムはゴダールのプロダクション(アヌーシュカ・フィルム)が「男性・女性」を撮影用のものを都合したと言われているが、ユスターシュが「くすねた」という証言もあり定かではない。この作品から全て同時録音で撮り始めた。
02月20日 1982 劇場で
クロロホルムを部屋にまき散らし、意識を失った若い娘を犯す男がいた。現実に起って世間を騒がせた性犯罪にヒントを得て製作された。脚本は「魔性の夏 四谷怪談より」の内田栄一、監督は「餌食」の若松孝二、撮影は袴一喜がそれぞれ担当。
01月01日 1900 劇場で
第5回スペイン・ラテンアメリカ映画祭上映作品。アルゼンチンで歯科医として裕福に暮らすベロニカは、ある日一瞬のわき見運転で何かを轢き逃げしてしまう。夫や親族はベロニカを庇い、全て無かったことにしようとするが、ベロニカの心には“誰かを殺したかもしれない”という大きなトラウマが根深く残る。アルゼンチンの保守的な富裕層の人々と、その背景に見え隠れする多くの混血の貧者...
04月19日 1983 劇場で
戦争下の真実と、少年たちの葛藤と友情を鮮やかに描いたオトカー・ルンツェ監督作品。1983年4月9日より、東京・渋谷 東急名画座にて開催された「第1回ドイツ映画祭」にて上映。
07月07日 2001 劇場で
姉の死に隠された真実を求め旅に出る若い女性を描いた感動のロード・ムービー。監督・脚本は「プラクティカル・マジック」などの脚本で知られるアダム・ブルックス。原作はジェニファー・イーガンのベストセラー小説『インヴィジブル・サーカス』。撮影は「ウェイクアップ!ネッド」のヘンリー・ブレアム。美術は「プラクティカル・マジック」のロビン・スタンドファー。出演は「彼女を見...
07月16日 1966 劇場で
「砂の女」と同じく安部公房が原作・脚色を担当、勅使河原宏が監督した心理劇。撮影も瀬川浩。
01月01日 1900 劇場で
フランスの劇“Il etait une fois”の映画化。41年には、アメリカのMGMで再映画化されている。その時のアンナ役はジョージ・クーロフォード、トルシュテン役はコンラート・ファイトで、ジョージ・クーカーが監督に当たっていた。
11月15日 1958 劇場で
1920年から30年にかけての、アメリカの不況時代を舞台とするギャング映画。ハロルド・ロビンスの原作ベスト・セラーを「裏町」「第十三号機橋」のロバート・スティーヴンソンが監督した。脚色は原作者ロビンスと、「波止場」「欲望という名の電車」等で美術監督をしているリチャード・デイの共同。「殺し屋稼業」のリー・ガームスが撮影にあたり、レイモンド・スコットが音楽を担当...
05月09日 2009 劇場で
「ライフ・オン・ザ・ロングボード」「サンシャインデイズ」などで海やサーフィンを愛する人々を描き続けてきた喜多一郎監督が、「神様のパズル」の谷村美月を主演に迎えた青春ドラマ。湘南で暮らす女子高生・汀は、思いを寄せる同級生・陸に話しかけられ、サーフィンが得意だと嘘をついてしまう。すぐにサーフィンの練習を開始する汀だったが、あっという間に波に飲まれて兄の形見である...
09月23日 1978 劇場で
もし現代の日本で自衛隊のクーデターが起こったらという構想のもとに、その恐怖と巨大なうねりに翻弄される人間の姿を描く小林久三の原作の映画化。脚本は「不毛地帯」の山田信夫、渋谷正行、「不毛地帯」を監督した山本薩夫の共同執筆、監督は同作の山本薩夫、撮影は「ワニと鸚鵡とおっとせい」の坂本典隆がそれぞれ担当。
09月10日 1994 劇場で
80年代後半からロシアで製作を続け、特に「自由はパラダイス」で脚光を浴びた、セルゲイ・ボドロフ作品。世紀末のモスクワを舞台にして、主役のアレクセイ・バラノフ以下20歳前後の素人俳優を起用し、彼らの生活から実際にエピソードを引き出しながら、セミ・ドキュメンタリーという形式にもよらず、物語を構築している。物語は主に2人の若者(アレクセイ・バラノフ、ナタリア・ギン...
08月26日 2022 劇場で
「007 慰めの報酬」などへの出演で国際的に知られ、「さすらいの女神たち」など監督としても活躍するフランスの俳優マチュー・アマルリックが監督・脚本を手がけた長編第4作。 本国フランスでの劇場公開前に明かされたストーリーは「家出をした女性の物語、のようだ」という1文のみで、物語の詳細は伏せらたており、主人公の女性クラリスを軸に、一見するとバラバラのピースがつ...
03月15日 2003 劇場で
夜行列車でヘルシンキに着いた男が、暴漢に襲われて重傷を負い、極貧の一家に拾われて命は取り留めるが、記憶喪失に。日雇い労働をして暮らすようになった彼は、救世軍で働く女性イルマと出会い、心を通わせていく。アキ・カウリスマキ監督作の常連ヒロイン女優オウティネンが、本作で02年カンヌ映画祭主演女優賞を受賞。フィンランドのムード歌謡=イスケルマの名曲の数々とともに、監...