顔役(1965)
プロット
日本
01月03日 1965 劇場で
顔役(1971)
プロット
日本
08月12日 1971 劇場で
暗黒街の顔役
プロット
アメリカ
03月13日 1933 劇場で
最後の顔役(1963)
プロット
日本
04月12日 1963 劇場で
西部の顔役(1942)
プロット
アメリカ
02月19日 1953 劇場で
顔役時代
プロット
アメリカ
12月09日 1955 劇場で
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ニューヨークの顔役コメント(1)
大恐慌の最中、孤児だったフランキーは政治家の息子マーティ・キャベル(S・マックィーン)とボクシングを通じて親友となり、キャベル家のメイドのジュリー恋仲になる。街の顔役でもあるシルク・フェネリに憧れ、狙撃にあったシルクを助けたことから信頼を得るのだが、母親がユダヤ人であることが判明してカトリック孤児院から追い出されてしまう。
月日は流れ、浮浪者同然となっていたフランキーがトラックに撥ねられ、マーティが病院で金を渡したことから友情復活か?と思ったが、フランキーは借金を返すためにシルクの元へと急ぐのだ。その律義さにほれ込みシルクの部下となったフランキー。シルクの愛人がジュリーだったということにも驚かず・・・まぁ、憧れのギャングのボスだからしょうがない・・・といった感じでした。
ところが、ギャング家業にも慣れてきたフランキーは権力を欲し、やがてシルクの上に立つまで成長し、新聞をも賑わせる大物となっていった。そして、皮肉なことに親友マーティは弁護士から州検察官となっていて・・・
暗黒街の人生観。マーティン・スコセッシが描くと、もっとドロドロになり残酷シーンも満載になるのだろうけど、案外アッサリ気味で恋愛や友情をメインとした白黒作品となっています。懸命に自首を勧めるマーティと、覇権交代の暗黒街を熟知するフランキー。ギャング映画の基本ともいうべきストーリーだが、輪廻転生という宗教的な運命をも描いている。