あなたの顔の前に

7.1/10
合計14件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   85分
言語   韓国語
地区   韓国
書かれた   ホン・サンス
劇場で   06月24日 2022
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あなたの顔の前に プロット

韓国の名匠ホン・サンスがベテラン女優イ・ヘヨンを主演に迎え、ひとりの中年女性の心の旅を描いたヒューマンドラマ。長い間アメリカで暮らしていた元女優のサンオクは、突然韓国に帰国し、妹ジョンオクのもとを訪れる。母を亡くして以来ずっと疎遠になっていた家族と再会するサンオクだったが、帰国の理由を明かそうとせず、その内面には深い葛藤が渦巻いていた。思い出の地を巡り、捨て去った過去と向き合いながら、心の拠りどころを見いだしていくサンオクの1日の出来事を描き出す。共演は「技術者たち」のチョ・ユニ、「夜の浜辺でひとり」のクォン・ヘヒョ、「はちどり」のキム・セビョク。ホン監督の公私にわたるパートナーである女優キム・ミニがプロダクションマネージャーを務めた。

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あなたの顔の前にコメント(3)

Nphgosmskxi
Nphgosmskxi
2022年6月19日
映画 #あなたの顔の前に (2021年)鑑賞

長いアメリカ暮らしから突然、妹の元を訪ねて韓国へ帰国した元女優。帰国の理由を妹には明らかにしない。彼女に出演オファーを申し出る映画監督に語った真実とは

ゆっくりと時間が流れます

#coco さん試写会ありがとうございました
Gnkxsophism
Gnkxsophism
After watching a baker's dozen of Hong Sangsoo's films, one can see the director is comfortable tethered to his own languid style. His characters reappear across films, with hidden vexations unwoven through extended dining out scenes. You know what kind of activity to expect, and the undertones are heavy-handed reflections on human relationships. His filmmaker characters suffer lonely male agony.
Posgxksmhni
Posgxksmhni
まずは「素晴らしい」の一言。
個人的には『逃げる女』がベストワンでしたが、早くも記録が塗り替えられました。
(『イントロダクション』見たら、また塗り替えられたりして。同時に公開なんてもったいない。)

ホン・サンス監督の会話劇はミステリやサスペンスを見ている時と同じ興奮があります。
散りばめられたヒントから人物像が浮かび上がり、対話を重ねるうちに過去の関係が炙り出される。
そして、お互いが影響しあって、刻一刻変化する感情。
対話を通して、新しい関係に上書きされる瞬間に立ち会う臨場感!

ビタースイートな大人の相合傘が泣けました。
美しくて、切なくて、優しくて。
成瀬巳喜男を彷彿とさせる展開に、ラストシーンがより一層際立ってきます。

この世はタバコを吸う人と吸わない人に分けられる。
喫煙者の肩身が狭いご時世です。
うちの会社なんて建物の中には喫煙所が無く、エントランスからゆうに500mはある屋外に一ヶ所のみ。
高層階からだと降りるだけでも一苦労。
しかも屋根もない吹きっさらし。
劣悪な環境に追いやられるのと反比例して、どんどんあがるタバコの値段。
同僚の視線を背中に受けつつ、確実に有害な物質を体に取り込む為に、雨にも負けず風にも負けず。
時代に逆行して、それでもタバコを吸う覚悟。
韓国のタバコ事情は知りませんが、この映画の中では“そちら側”を選択した生き様に見えました。
喫煙は弱さや依存に映るかもしれませんが、誰しもが何かしらに依存しているのではないでしょうか?
タバコは会話の間を持たせてくれる。
初対面の人との距離を縮めるコミニュケーションツールだった時代もあったのですよ。
そして何よりタバコは、深いため息をつかせてくれる。
将来の保身(健康)を捨てて、今この瞬間の欲情に正直に生きる。
たとえ周りの者を不幸にしてでも。(副流煙)
そのかわり、傷ついても誰のせいにも出来ない。
今の時代にそんな生き方を選んだ同志たちに見えました。
失うものも多いけれど、今この瞬間の真実と美しさを知っている。

あと、タバコって銘柄でその人をなんとなく判断できますよね。
とくに監督のタバコが人となりを表していて見事でした。
あぁ。ホン・サンス監督って、本当に優しくて残酷で、ロマンチックで辛辣で…大好きだぁ!