ルネ・コルデホフの検索結果、合計22(0.002348秒かかります)。

Rueesybhvrのレビュー:自由を我等に

2 years ago
「モダンタイムス」のチャップリンが盗作したと疑われた時、ルネ・クレールは怒りもせず、それは偉大なチャップリンとキャッチボールをしたに過ぎない、の内容のことを言ったそうです。そんなルネ・クレールが大好きです。 設定と伏線の回収が自然に行われ、話が進むほど話術の巧さに感心します。人物の動きにはまだパントマイム風が残りるが不自然ではなく、しかも音楽と溶け合っている...

Iienrdftefdeのレビュー:巴里の屋根の下

2 years ago
ルネ・クレール監督のトーキー第一作はラブコメだった。 美しい娘に友人同士の二人の若者が恋をする。 しかし娘はギャングのボスが狙っており、娘はまんざらでもなさそう。 4K化されており、十分楽しめる。

Gpmxosikhsnのレビュー:巴里の屋根の下

2 years ago
パリの下町の名も無き庶民の恋模様を情緒豊かに描いて既にルネ・クレールらしさが溢れる心浮き立つ映画。思ったよりバリの下町がごちゃごちゃしているのに最初驚いたが、美術的に意図的にやっているとのことらしい。

Iehnaitesgntrreのレビュー:獲物の分け前

1 year ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 温室でルネがマクシムとアンを見つけて 思わず 嫉妬でヘリオトロープの花を食べてしまう この花はフランスでは〈恋の花〉という別名があるらしい 花言葉には「永遠の愛」の他に 「陶酔」「余韻」「甘い誘惑」というものもあった これは耽美的傾向のあるヴァディム映画の小道具にうってつけ 毒もあるのだろうか かっては花より精油を採っ...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む TVアニメ版とは一切の繋がりのない、原作第三部を忠実に描いた作品。レオの息子ルネ(柊)が誕生するシーンから。 いかにも極悪そうなハム・エッグ(立川談志)。顔は手塚作品でお馴染みだ。アフリカのバンジェスのムーン山で採れると言われる、核エネルギーに代わる“月光石”を持っていたため、彼を案内人にして調査隊が向かう。現地で選ばれ...

Hoxmsspkginのレビュー:巴里祭

2 years ago
大好きなルネ・クレール監督のトーキー初期の代表作。サイレントの名作「イタリア麦の帽子」1927年 と共に私的世界映画ベスト100作品には欠かせない、フランス映画の粋。ストーリーの面白さより、ささやかながら味のある演出を楽しむ古典的な映画作りの妙味。本国フランスでは、ヌーベルバーグ以前の映画人で敬愛されているのがルノアールとクレールのふたりだと聞いたことがあり...

Atsleptnisのレビュー:巴里の屋根の下

2 years ago
ー ”ルネ・クレール”レトロスペクティブが、伏見ミリオン座で10月から始まるというので、一足早く今作を鑑賞。ー ◆感想 ・ストーリーはシンプル。路上で楽譜を売る男、アルベール(ソンナ、そんな商売があったんだ・・)は、集まってきた人々の中の口元の黒子が印象的な美しき女性ポーラに気付き、彼女をスリから助ける。 ポーラにまとわりつく、フレドに鍵を盗られたポーラは...

djeeudのレビュー:禁じられた遊び

3 years ago
第13回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。 第25回アカデミー賞名誉賞(外国語映画賞)受賞作。 Amazonプライム・ビデオで鑑賞。 巨匠ルネ・クレマン監督が戦争への怒りをこめた名作。 死が日常となり、その意味合いが希薄になってしまった…。ポーレットとミシェルが、無垢のままに夢中になった遊びが、その証拠でしょう…。戦争が子供に与えた影響というものの残...

Ostagrrnedのレビュー:巴里祭

2 years ago
学生時代以来、30年以上振りくらいに観た(^_^;) 最初に観たときは、その時までに観た映画の中ではベスト10に入ると感動したのだが、今観ると、こんな話だったのか!と、アナベルの麗しい笑顔しか覚えていなかった(笑) それくらい、主人公のアンナの魅力が映画全編に溢れていて、残念ながら、彼氏がいまいちw 特に、ショックを受けた後、子供にあたってしまうアンナが、す...

hxpwgiのレビュー:お名前はアドルフ?

3 years ago
見終わった後は、儲けもん、面白かったなぁと言うホクホクした気分。 会話劇を映画にしたと言う事で、小難しいのかと思っていたが、そんな事はなく、会話自体が面白い。 皮肉と比喩、ウィットに富み、会話に引き込まれていく。 ただし、そのシーンは、四人食卓に向かい合ってすわるそれそれぞれの顔に、焦点を当てながらグルリと回って映すものだから、観客の私はちと落ち着かない。...

Hnsisogkpmxのレビュー:巴里の屋根の下

2 years ago
ルネ・クレール「巴里の屋根の下」(1930) 1時間36分の上映時間。パリらしい建物の住人たちの様子と一人のルーマニア人の若い女性を巡る三人の男性の話。流石にデジタル再生されている画像なものの、映画は古く、かつトーキーかサイレントかでどちらつかずの画面。トーキー黎明期代表作品と言う。最初はつまらなく感じた。でもシンプルな良さを次第に感じた。不必要なセリフはな...

tkklvbのレビュー:リプリー

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む この映画を観た当時は マット・デーモン、カッコ悪すぎるよ。 と、ちょっと腹がたった。 原作の大ファンなので、リプリーには魅力的であって欲しかった。 リプリーは、息を吐くように嘘をつく犯罪者で本当は許しちゃいけない存在なんだが、 モラルの境目が少し変な原作者のハイスミスは、そんなリプリーを魅力的に描いた。 それなのに...

wiyrvynのレビュー:禁じられた遊び

3 years ago
純粋無垢な少女と少年の”十字架遊び”に大人のエゴイズムの”戦争"を比喩した反戦映画の名作。私的にはマイルストンの「西部戦線異状なし」とチュフライの「誓いの休暇」と並べて反戦を主題にした映画のベスト3と位置付ける。 また、田舎の少年が都会から来た可愛らしい少女に抱く淡い恋心を繊細に表現した、フランスらしい恋愛映画の奥行きもある。戦火のパリから遠く離れた農村を舞...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む DVD、リピートで延々と流していても全く飽きが来ない作品。 外に出て、珈琲とタバコを嗜めば、「ルネ」みたいに(私自身は男だけども)出会いがあるかもしれない。 スティーブ・ブシェミみたいな変な奴に絡まれるかもしれない。 ビル・マーレイっぽい人と出会えるかもしれない。 時間がゆっくりと流れて、気づいたら「シャンパン」気...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 日本人なら勝海舟と西郷隆盛の会談を連想するかもしれない。コルティッツ将軍とスウェーデン総領事ノルドリンクは政治犯救済交渉などで面識はあったが1944年8月24日の密談は残念ながらフィクションである。パリ破壊命令は実話だしコルティッツ将軍が実行しなかった話はルネ・クレマン監督の名作「パリは燃えているか」(1966年)でも描か...
3 years ago
「モダンタイムズ」は1936年の作品であるが、今は当たり前の大量生産のための流れ作業が前提の工場生産の非人間的側面を認識していた(ルネ・クレール監督の1931年作品「自由を我等に」を参考にした、という説もある)。お気に入りの場面を思い出すと、「拾った看板を持って歩いていたらデモ隊のリーダーに間違われる」、「水の引いた川への飛び込み」、「深夜のデパートでのロー...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 名画座にて。 なんだか舌を噛みそうな邦題^^; 「新春シャンソンショー」と並んで早口言葉みたい。 劇場を舞台にしているミュージカルっぽい活劇?ではあるが、 様々な要素がテンコ盛りに連なって大作ドラマ並の転がし方。 息子を取り戻すために劇場を再開させようと奮闘する元・裏方 ピゴワルを演じるJ・ジュニョが巧いので最後まで飽...

Fsuasonowmのレビュー:ある男

1 year ago
映画の冒頭、ルネ・マグリットの男の後ろ姿の向こうに同じ男の後ろ姿が鏡に写したように、だが並列して描かれている不思議な作品がクローズアップされる。 愛する子供の死の果てに離婚し、遺された幼な子と共に故郷の文具店を継いだ里枝。 その後に出会った孤独な男と再婚し、1児に恵まれたものの、幸せな家庭に突然の夫の死が訪れる。 その後、愛されつつ逝ったその男はその名を語...

Tgsaattrinのレビュー:人情紙風船

3 years ago
見事な味わい深い余韻が残りました 成る程名作として多くの日本映画オールタイムベストのリストに必ず挙げられているだけあると思います その味わいはルネ・クレール監督の名作巴里祭に近いものがあります もちろんその作品のような恋愛を扱ってはいません しかし大江戸の空の下に庶民の暮らしがあり、それぞれが懸命に生きていて、ドラマがあり、そしてまた明日も明後日もみな生き...
3 years ago
産業革命によってもたらされた機械文明が資本主義社会においては、資本家と労働者の新たな階級社会を生んだ。工場に雇われる労働者は、ひとりの人間として扱われるのではなく、大量生産のための機械の一部であり、それはまるで家畜のヒツジと同じである。ベルトコンベヤーのねじ回し担当のチャーリーが連続した単純作業に追われる導入部で端的に表現され提議されるメッセージ。現代社会の...