2010年にフランスで上演された舞台「名前」をドイツで映画化し、ディナーに集まった5人の男女が、子どもの名づけを巡って繰り広げる舌戦を描いた会話劇。ライン川のほとりにたたずむ優雅な邸宅。哲学者で文学教授のステファンと妻エリザベスは、弟トーマスとその恋人、友人の音楽家レネを招いて自宅でディナーをすることに。しかし恋人の出産を間近に控えたトーマスが、生まれてくる子どもの名前を独裁者ヒトラーと同じ「アドルフ」にすると発表したことから大騒ぎに発展。友人レネも巻き込んだ大論争の末、話はドイツの歴史やナチスの罪へと展開し、やがて家族にまつわる最大の秘密まで暴かれてしまう。ステファンを「帰ってきたヒトラー」のクリストフ・マリア・ヘルプスト、弟トーマスを「はじめてのおもてなし」のフロリアン・ダービト・フィッツが演じる。監督は「ベルンの奇蹟」のゼーンケ・ボルトマン。
お名前はアドルフ?コメント(20)
こういう映画好きーって思いました
後半は家族コメディ。特にびっくりさせるほど意外な展開はない。つまんなくはないが、この映画長いなーと思った。
実はアドルフ議論は多分30分くらいでおわり。
あらすじに書いてあることはここでおわる。
アドルフ議論だけなら5、後半2です
多少、笑えるところもありました。が、名前ネタも女性差別ネタも投げっぱなしで終わります。
それほど笑えない一方で、途中で出てくる同性愛者をからかうネタに対して何のフォローもないまま終わってしまい、とても不快でした。この映画に関わった人たちの感覚が「90年代か、もしかしたら60年代では?」(劇中のセリフ)と疑う結果に。
舞台の作品を映画化だから、シットコムかなと。
まあそんな感じではあるし、展開も舞台らしい。
面白かったし悪くはないけど、物足りなさを感じる。
もっと面白くなる作品だと思う。
ドイツのノリというか感じがはっきりつかめなくて、うーん…という時間が流れた。
途中からどんどんみんなのエピソードが暴露されていって色んな感情が渦まいてきたところは良かった。
ほぼワンシチュエーションの会話劇だったので、話の展開が限定的な気がしてなかなか難しかった。