ファム・ティエン・トゥアンの検索結果、合計9(0.001411秒かかります)。

lfshsiのレビュー:ドラゴン危機一発

3 years ago
ゴールデン・ハーベスト社とブルース・リーが破格の値段で契約し、撮影途中だった本作の監督が降ろされ、主演のジェームズ・ティエンも従兄弟役に格下げされたそうです。 リーは、ケンカをしないという母との約束を守る役なので、中盤まで全く戦わず、その代わりティエンが戦うのだが、こいつが凄まじいへっぽこカンフーで、更にフラストレーションを溜めさせてくれます。 だが、リ...

wmfcczdのレビュー:女は女である

3 years ago
白い部屋に赤い服のアンナ・カリーナと青いスーツのジャン=クロード・ブリアリを配すなど、トリコロールにこだわった色彩設計や、ブツ切りのBGMやSEなど、いかにも当時若くて尖っていたゴダールらしい映画。もとよりストーリーを紡ごうという気はさらさらないと覚しく、あちこち気まぐれに場面が展開する。口をきかないと宣言した二人が、本の表紙の文字で罵倒し合うのは洒落ていた...

ymbtxcのレビュー:スネーク・アイズ

3 years ago
公開当時は冒頭の長回しばかりが話題になりましたが、 腰砕けのようなストーリーに皆がガッカリしていた記憶があります。 久々に動画サイトで鑑賞。 しかし、あれから十数年経って見直すと、 今ではすっかり毒気も抜かれてしまったデ・パルマ印がプンプンする、 強烈な作家性に溢れた映画でした。 「羅生門」のような語り口は後から“つながる面白さ”がありますし、 視力の悪...

snwaweのレビュー:ドラゴン危機一発

3 years ago
もう何度目になりますが、久々の再鑑賞。 今回はデジタルリマスター版を。 タイトルからでは全く内容を思い出せなかったのですが、観始めたらすぐに思い出しました。 そのくらいストーリーは至って単純です。 香港に帰ったブルース・リーの初主演作ですが、当初は主役をジェームズ・ティエンが演じる予定であったのが途中からブルース・リーに交代するなど、かなり脚本もいい加減...
3 years ago
生き残りの大智禅師は清朝打倒のために地図を持っている男チャンを守るため、ユン・フェイ(レオン・タン)という男を危険な村に派遣する。そこで処刑されそうになっていたチウを助ける。チウを囮としてシャオヘン(ティエン)の屋敷へと向うが、正体がバレてしまいチウは殺され、ユンは一旦逃げて仲間を集めようとする。旅の最初に出会った柴刈りの青年タン(ジャッキー・チェン)が実は...
2 years ago
劇場公開版としては『MCU』の幕開けを担うことになった映画『ブラック・ウィドウ』。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)と『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)の間、つまりブラック・ウィドウにとって空白の時間を利用して、彼女の悲しい少女時代と、類い稀なスパイとしてのスキルとアイデンティティを解き明かそうとするのが本作の目的だ。だからあえ...

bgcpiyのレビュー:楽日

3 years ago
映画館ではキン・フー監督の武侠映画『残酷ドラゴン・血斗!竜門の宿』が流れている。観客席には涙を流しながら観ている老人がいる。これは1967年の映画の出演者2人、往年の映画スター、シー・チュンとミャオ・ティエンだ。これはさすがにわかりません。台湾映画史上でもかなり有名な作品らしいのですが、マギー・チャン主演のリメイク版『ドラゴン・イン』しか観たことがなかったで...
1 year ago
ミア・ハンセン=ラブ監督の前作「ベルイマン島にて」(2021)のレビュー枠で、「EDEN エデン」「未来よ こんにちは」は乗り切れなかったが、「ベルイマン島にて」は劇中劇の入れ子構造を曖昧化する巧みさに感心した、という趣旨の評を書いた。1981年生まれのミアは十代後半で女優デビューし、二十代後半で監督・監督に転身。最新作「それでも私は生きていく」のストーリー...

Ttreameodnsのレビュー:蛇の穴

3 years ago
精神病院を舞台とした映画といえば、1945年の『白い恐怖』(アルフレッド・ヒッチコック監督)が著名だろう。 翌年には、それにあやかってか『恐怖の精神病院』(マーク・ロブソン監督)がボリス・カーロフ主演で作られているが、こちらは18世紀を舞台としたRKOホラーである(私はこれを今日と同じシネマヴェーラで観ている)。 その他、『ガス燈』『らせん階段』『暗い鏡』『...