カトリーヌ・ルベルの検索結果、合計45(0.011992秒かかります)。

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 登場人物のファッションやインテリア、背景がヨーロッパならではの色遣い。トータルなコーディネート。 有名なテーマ曲がドラマティック感の演出に相当貢献していると思った。この音楽がなかったら、そんなに哀しい話でもないような…。 「ラ・ラ・ランド」はこの映画を参考にしているのかも。ささやくような、語るような歌で全編が構成されている...
3 years ago
「シェルブールの雨傘」のジャック・ドゥミ監督のフランス映画らしい洒落たコメディ。カトリーヌ・ドヌーヴとマルチェロ・マストロヤンニのカップルが、私生活の仲の良さを窺わせる内容の物語。なんと男性が妊娠する話が当然の様に進む。百科事典を持ち出して調べるマストロヤンニは、男も時として妊娠する、を見付けられたのであろうか。ドヌーブまで、私たちの子どもなんだからどっちが...

wsgaenのレビュー:アンティークの祝祭

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 「想いでの断捨離」・・認知症を患い現実なのか幻なのかも理解出来なくなってきた老婦人マダム・クレール 自らが収集したコレクションを処分する・・ それは家族の思い出や歴史・・クレールの人生そのものだろう 人生終幕を迎える時、本当に残しておきたい物が私自身にいくつあるだろうか? 世は断捨離ブームであれどもう少し「物」と「思い」...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む タイトルはずっと知っていたけど初めて見る。セリフが全部歌のミュージカルで変だけど楽しい。市井の人々のそれほど大層な話ではなく、むしろ地味な話なのに面白い。 金持ちの男が、カトリーヌ・ドヌープが妊娠しているのにそれでもかまわず結婚するので、本当に懐のでかい善人で驚いた。何かオチがあるのかとハラハラする。 明らかに傘屋は難...

Atrpeoreesのレビュー:雲 息子への手紙

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 映画「雲 息子への手紙」(マリオン・ヘンセル監督)から。 世界各国、さまざまな形の「雲」の映像を、 最愛の息子への手紙を、仏・英2大女優が朗読する。 (「カトリーヌ・ドヌーブ」「シャーロット・ランプリング」) ただそれだけなのだが、私の心の中には印象深く残った。 「雲」に魅せられた女性監督作品であるが、 私もこの作品を通し...
3 years ago
コロナ禍によりまだまだ昔の名作がリバイバル上映中でしたのでチョイス。 フランスの港町シェルプールにて工場で働く青年ギイと傘屋の娘ジュリビエーブの恋の物語。 全編ミュージカル(歌の様に台詞が進行)と甘ったるいフランス語で気を緩めると眠気が襲う為、ミュージカル慣れしていない人には根気と持久力が必要です。 傘屋の娘役のカトリーヌ・ドヌーブ、大変美人でいらっし...

xhljiflのレビュー:アンティークの祝祭

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む カメラのフレームにその品々が映り込むだけで、なんとも言えぬ気品と拡張高さが香る。思えば、アンティークは味わい深い造形や芸術性を持つと同時に、一つ一つが主旋律とは違った“時の流れ”と“記憶”を持つ。とすれば、無数のアンティークに囲まれた部屋は、さながら時と記憶の迷宮のようなもの。カトリーヌ・ドヌーヴ演じるヒロインもまた、心の...
2 years ago
ブレヒトのお芝居の裏返しなんだなと思った。ブレヒトは、観客がカタルシスを得てすっきりして劇場を後にすることを阻止すべくいろんなことした。狂言回し役を入れたり、劇中で色々説明したり。そうして社会のことを考えてと、観客に脅しのようにメッセージを送った。 この映画は悲しく辛い現実の中のセルマと切ない思いでいっぱいになってしまってる観客を、音楽で歌でダンスでミュー...
3 years ago
この映画のラストシーンは痛快で、しかも心がホッと安堵し、何とも心地良く、前半の先が読めない物語の展開から打って変わり、スリルの連続後に静かな余韻を味あわせてくれた良い作品で、地味だけど好きな作品の1本になった! あまり、こう言う作品に関しては、ストーリー展開を記載してしまうと詰まらなくなるので、敢えて何も書かないけれど、ハリウッドでは出来ない面白さが、絶対...

Sipgkxhsnmoのレビュー:昼顔(1967)

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 映画「昼顔」(ルイス・ブニュエル監督)から。 女優「カトリーヌ・ドヌーヴ」の男性ファンには、 堪らない作品に違いない。 彼女の下着姿まで観られ、1967年(昭和42年) 当時としては、けっこう過激な作品だったような気がする。 さて、ストーリーだけ考えると、実はよくわからない。 「昼顔」(Bell De Jour)という作品...

ibbaegのレビュー:シェルブールの雨傘

3 years ago
カトリーヌ・ドヌーブの出世作ということ。確かに、最初今一なのが、時の経過と共に、どんどんと綺麗に、そしてファッショナブルになっていくのを見せるのが凄技。 イメージしていたものと異なり、骨太のドラマでもあった。背景にアルジェリア戦争がしっかりとあり、招集により従軍していた数年の間に、自分の娘を産んだ恋人は金持ち男と結婚してしまう。フランス男の言わば苦難と若き...
2 years ago
本作は、2000年のカンヌ国際映画祭では最高賞のパルム・ドールを受賞しています。しかも、主演のビョークは主演女優賞を受賞しています。 音楽も担当したビョークの主題歌「I\'ve seen it all」は、ゴールデングローブ賞とアカデミー賞で「歌曲部門」にノミネートされています。 正直、最初は割と単調で、やや退屈な雰囲気もあります。 ただ、物語が進むにつれ...

noxurhのレビュー:リスボン特急

3 years ago
メルヴィル監督作品恒例の冒頭の散文 警官は人に対して持つ感情は二つしかない 疑いと嘲りだ フランソワ・ウジェーヌ・ヴィドック この人物を調べてみるとこうあった 18世紀末から19世紀前半に生きたフランスの犯罪者で、パリ警察の密偵となり、国家警察パリ地区犯罪捜査局を創設し初代局長となった伝説の人物 彼が作った捜査局はパリ警視庁の前身にあたる ヴィクトル・...

Ucenoisumhqtのレビュー:昼顔(1967)

3 years ago
男性の私としては、カトリーヌ・ドヌーヴ の裸がチラチラしてなかなか冷静に観れない 作品だった😅 ルイス・ブニュエル作品は若い頃に 「哀しみのトリスターナ」 「ブルジョアジーの秘かな愉しみ」 「自由の幻想」「欲望のあいまいな対象」 を観たが、正直なところ「自由の幻想」の テーブルの椅子が便器になっているシーン が強く印象に残っているだけで、 他の記憶がほとん...
1 year ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 病気はその人のせいではなくたまたま罹患しただけであること。 事実を隠さず嘘をつかずに治療(生)に向き合うこと。 患者に「死」を許可して穏やかに逝かせること。 ひと昔前のがん闘病は、病名や余命を患者本人に告げず、ただ「がんばれ」と無理強いしていたが、現在では医療の進歩で告知の方針が一般的となっている。 作中では院内で医師...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む フランス映画祭2020横浜にて鑑賞。 訳あり一家を描いたまるでドキュメンタリー映画の様な作品であった。 カトリーヌドヌーブ演じるアンドレアの誕生日パーティーをきっかけに子供たち3人が母の元に集まるが、 長女は精神疾患を抱えており娘とも別々に暮らしている。 次男は一定の年齢をむかえてるがいまだ映画監督として花開くことはなく、...

fehrhyxのレビュー:昼顔(1967)

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む カトリーヌ・ドヌーヴ演じる貞淑な人妻は、夫との性生活に満足を得ることができていないし、夫を満足させられないことへの罪悪感に苛まれている。この美しい人妻が娼館で客をとることで、性的な満足を得ることができるようになる。 フィルムには、夫を愛していながらも、性的には満たされない現実生活と、彼女の性的な妄想である白日夢のシークエン...

Ngxpsmkihosのレビュー:譜めくりの女

3 years ago
ほんの些細な事件であっても復讐心を燃やし続けることはあるんだろうなぁ。あまり説明はなされてなかったのですが、国立音楽学校の入学試験(?)のピアノ実技のとき審査員の一人であるピアニストのアリアーヌ(カトリーヌ・フロ)が無神経な態度を取ってしまい、受験生のメラニーが散々な結果に終わる。10数年後、短大生となったメラニーがアリアーヌの家族に近づき、復讐するというお...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 2017年にリバイバル公開されましたがタイミングが合わず鑑賞できなかったところ、運良く東京都下のシネコンで上映されていたため映画館で観ることができました。 とにかく、音楽が素晴らしいです。ミシェル・ルグランの曲はどこを切っても気持ち良い。また、曲の途中でガラっと曲のトーンが変化するような遊び心は今日ではヒャダインとかに通...
3 years ago
<ストーリー> オデットは作家バルザンの大ファン。近所の書店で彼のサイン会があり、初めて会うことが出来たのだが、緊張のあまり自分の名前さえまともに言えなかった。どうしても彼の本によって、自分が救われたことを伝えたくて、彼女は彼にファンレターを送る。 <個人的戯言> ここ最近で、観ていてこれほど幸せな気分になれる映画があったでしょうか?中年女性がこんなに素敵...