イエジー・スコリモフスキの検索結果、合計11(0.001575秒かかります)。

Sxspmkonhigのレビュー:水の中のナイフ

3 years ago
馬鹿正直に岸まで泳いで帰る船長、そんな素振りも見せなかった二人、女の気持ちが分からない、十九歳の少年だったのか!?身体は若いがエラく老けた顔立ちのナイフ野郎、これこそ\"ウォーターワールド\"な世界観?? ヨットを降りれば丸太だらけ、ノーランの「インソムニア」でのアル・パチーノを思い出す!? 随所に流れる艶かしいJAZZ、まんまな邦題、何も起こらない退屈...

Pgimskosnxhのレビュー:EO イーオー

1 year ago
イエジー・スコリモフスキ監督の新作なので、日本公開日(5月5日)にHTC渋谷で鑑賞。 ロバの眼を通した見た世界が描かれているようで、ロバに見られている自分を感じるような映画であった。 ロバが主人公の映画…と言えば、すぐに出て来るのはブレッソンの『バルタザールどこへ行く』だが、バルタザールでは1頭のロバが様々な飼い主を転々としていくが、本作もそれに近い。 本...
3 years ago
暗いなぁ 重いなぁ 苦しいなぁ ねむいなぁ(苦笑) 男性から女性への純粋すぎる愛が描かれます。 LAタイムズに載った日本の事件の記事をベースに 製作されたそうですが、日本ならまだ違うのでしょうが、 ポーランドで撮影されているからか、まず街中の雰囲気が重い。 そして曇天の日が多く、明度が低い。さらに“純粋すぎる”から 観ているこちらが苦しい。そして疲れてき...

Ospmxggxnsのレビュー:アベンジャーズ

3 years ago
MCU関連の作品は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の二作しか観ておらず、初心者ながらお手並み拝見と本作からの鑑賞。 まぁ何かしら情報が入るしそれぞれのキャラや演じる役者陣、話題性など無知識状態ではないがコミックも読んでいないし、娯楽超大作を観る機会も少なく、序盤は前置きが長い分、飽きて来るのは否めない感じで。 物語を把握してそれぞれのキャラを理解し...

Lagierelsdのレビュー:水の中のナイフ

3 years ago
1962年 ポーランド映画 ポランスキーが監督/脚本だが イエジー・スコリモフスキも脚本参加 倦怠期っぽい中年夫婦が 週末のヨット遊びに思いつきでヒッチハイクの若者を誘う (当時のポーランドにもやはり大きな格差が存在したことを知る… ) (ガシガシ働く嫁!) オジサンは若者と小さい衝突を繰り返す 嫁が彼に同調すると、オジサンは苛立つ 心理的サスペンスと...

Obrwordgooのレビュー:EO イーオー

1 year ago
タイトルにもなっている主人公のロバの名前「イーオー」(ポーランド語の原題はIO)は、ロバの鳴き声に由来する。ちなみに「くまのプーさん」に登場するロバのぬいぐるみのキャラクター「イーヨー」も、英国でのロバの鳴き声の表記\"eeyore\"にちなんだもの。偶然の一致かもしれないし、イエジー・スコリモフスキ監督がイーヨーを意識したのかも。 もっとも、スコリモフス...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 主人公レオンがアンナに対する愛情を、異常とも取れる行動でしか表現できないのは、ひとえに彼が内気だから。ポーランドの鬼才、スコリモフスキ監督の17年ぶりの新作は、新聞記事にあった内気な日本人青年の小さな記事から。追い詰められた内気な人間が放つ突飛な行動がスコリモフスキ監督の創作意欲を掻き立てることとなる。覗きなどのストーカー...

Psihmskngoxのレビュー:ライトシップ

3 years ago
警察に補導された息子を乗せ、沖合に停泊するミラー船長が指揮する灯台船(ライトシップ)。海上をボートで漂う3人組の男を助けるが、凶悪犯の彼らに船を乗っ取られてしまう…。 ポーランドの名匠イエジー・スコリモフスキの1985年の初米作品。ヴェネツィア映画祭審査員特別賞。 “ジャック物”ではあるが、アクションではない。 極限状態の人間模様をスリリングに描いたサス...
3 years ago
ポーランドが生んだ鬼才、イエジー・スコリモフスキ監督が長年の歳月をかけて作り上げた、究極の片思いを鮮やかに、卑劣に描き出す1本。 ひどく、残酷な映画である。殺戮場面が盛り沢山であったりとか、男女の罵り合いが描かれるといった類の残酷さではない。物語自体は、台詞を最小限に押さえ込み、静寂の風景、暗闇の沈黙を効果的に使った、全体的に落ち着いた雰囲気を持つ。だが、...

Ersnentyaelceのレビュー:EO イーオー

1 year ago
1頭のロバの目を通して描かれる、人間のおかしさと愚かさ。ある者は友人のように接してくれたかと思えば、ある者は野良ロバとみなして荷物の運搬に使おうとする。一方が幸運を呼ぶシンボルと崇めれば、もう一方は不運をもたらした厄介者扱い。1頭の動物を主軸に描く人間模様といえばスピルバーグの『戦火の馬』もあったが、本作ではよりシニカルだ。 セリフはしゃべらずとも、どこかし...

wiyrvynのレビュー:水のないプール

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 「子宮が覚えている」。ある漫画に登場したフレーズ。女はたとえ意識が無い中でレイプされても、その事実を子宮が覚えている、というのだ。本作を観てこのフレーズを思い出した。 窓の隙間からクロロホルムを室内に注入し、深夜女性宅に忍び込んで暴行を働く主人公。この全編無表情な主人公を演じる内田裕也がとても不気味だ。家庭もあり、駅員とし...