ピエール・オラフの検索結果、合計81(0.001552秒かかります)。

Kpxmgishnsoのレビュー:ローマの哀愁

3 years ago
戦後のローマで暮らすアメリカ人 街は美術館みたいだし、若く美しい案内人(愛人)を調達したりする いろんな対比のある原作だが、戦後のアメリカとイタリアの関係も示唆されている ポン引きと化した伯爵夫人(ロッテ・レーニア)とマルケッタのパオロ(ベイティ)の醜悪 肩書きや若さや歴史もブランド化して 春をひさぎ、金を巻き上げるというビジネスモデル… アメリカ人の...

Hmsnpsxgiokのレビュー:ヘッドライト

3 years ago
人生の労苦と悲哀にうちひしがれ、苦労の辛酸を嘗め尽くし、それを額に刻んで生きてきた役柄を演じさせたらジャン・ギャバンの右に出る者はいないのではないか。ふとした演技の瞬間にそれが何気なく、ごく自然に表れる。勿論、彼の演技はそれにとどまらず、他のどのような役を演じてもそれを見事にこなしてしまう。そこがジャン・ギャバンのすごいところだと思う。この作品では初老のトラ...

Nkohmsipsxgのレビュー:ミックマック

3 years ago
ジャン・ピエール・ジュネのA Very Long Engagementからもう5年も経っての作品です。 デリカテッセンからロストチルドレン、アメリ、エイリアン/リザレクションも含め全作品見ておりますが、本作品はロストチルドレンに近い雰囲気のファンタジーです。 ナレーションで進む話はアメリっぽいかもしれません。ジュネ風ユーモアと風刺を利かせ淡々と進む映画はい...
1 month ago
パリ郊外が抱える問題を描いた2019年製作のフランス映画「レ・ミゼラブル」で高く評価されたラジ・リ監督の最新作は、同様にパリ郊外で移民家族が多く暮らす地区を一掃しようとする行政と住民たちの衝突を緊迫感一杯に描かれる。 労働者階級の移民の人々が多く暮らすパリ郊外の一画・通称「バティモン5」では、再開発の為に老朽化が進んだ団地の取り壊し計画が進められている。 そ...

eyvyxfのレビュー:ルシアンの青春

3 years ago
深い感動に包まれた作品でも、いつの間にか関心も興味も持たれなくなり誰からも話題に上がらない映画は数多くあります。常に今生きている人間や社会の姿を描くことが映画の宿命であり使命であり魅力だから当然なことですが、自分だけはいつまでも大切にしていたいと思うのもまた人間の心情です。このルイ・マル中期を代表する「ルシアンの青春」は、私にとってそんな映画の中の一本になり...

Kxhgosspminのレビュー:変態ピエロ

3 years ago
すごい挑戦的な映画。 ふつう監督は八割ぐらい作品を枠にはめて我々に提供し、 残りの二割ぐらいを 我々の感受性に委ねるというものだと思うのですが、 この作品はまるっきり逆です。 いや、それどころか 監督は全ての感想を我々に委ね、 様々な材料だけを意図的に提供しただけのように思いました。 主人公はピエール、愛称 「ピ」。 長髪の彼はTV局で会場を盛り上げる役割...

Nxiomhspsgkのレビュー:ミックマック

3 years ago
観たのは1ヶ月以上前だけど、今更ながら投稿。 ジャン=ピエール・ジュネ監督の作品。 ご存知、この人は「アメリ」の監督さん。「アメリ」を一度観ればわかるけど、この人の作品はストーリーを楽しむというより、編集というか演出というか・・作品全体の世界観を楽しむ作品が多いように思う。フランスのコメディタッチの映画はこのパターンが多い。この作品も同じ。よく考えれば、...

Phgskxoinmsのレビュー:ショータイム!

6 months ago
ポールダンスの一種で、 エアリアルダンスを観た主人公が実家の田舎で、 納屋でキャバレー仕立てで興行を始める村おこしのエンタメ。 内容的にはまとまりがなく、 フランスの酪農には豊作を祝う村祭りがないのか? 村にまとまりがなく過疎化が激しく、最後の憂さ晴らしで納屋キャバレーをスタート! 最終的には、屋外でキャバレーではない演芸LIVEが成功したのか今も開催さ...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む オランダから自動車でフランスに来たレックス(ジーン・ベルヴォーツ)とサスキア(ヨハンナ・テア・ステーゲ)のカップル。 道中、多少のいざこざはあったもののフランスのサービスエリアまでやって来た。 これまでの運転の労をねぎらおうとサスキアは売店に飲み物を買いに出るが、ぷっつりと行方がわからなくなってしまう・・・ というところ...
2 months ago
ゴッドランド GODLAND デンマークとアイスランドの関係性を一定以上の知識は要する作品。知識不足の為全部を理解する事はできず苦戦した。 前半はアイスランドの自然の美しさ、偉大さ、神秘さを多く写し圧倒される。 後半はそれに対する様に民族間の違いによる溝が深まってしまい憎み憎まれの関係が露呈していく。 歴史的な作品であり、アート性の高い作品でもあった。 ...

Nkpsiooihkのレビュー:栄光への5000キロ

3 years ago
カーレース映画の金字塔「グラン・プリ」みたいな映画を撮りたい! そんな映画の中でも最も本家に近づいていると思います グラン・プリは1967年日本公開されました 本作はそれに遅れること約2年の1969年の公開です カーレース映画ですからまずレースシーンがどれだけ迫力ある映像で撮れているかが最重要です 車載カメラが捉えた映像はグラン・プリを良く研究してありほぼ...

Lnehfrdyiopのレビュー:逃げ去る恋

2 years ago
『家庭』から、立て続けに鑑賞。 結論を先に言えば、滑りまくってた前作と比べれば、こっちのほうがよほどトリュフォーらしかったし、純粋に楽しめた。 アントワーヌ・ドワネル・シリーズ第5作にして完結編というが、実質はほぼ「総集編」にすぎない。 そこに付け加えのように、アントワーヌの新しい恋の顛末が描かれる。 トリュフォーのようなシネフィル監督は、この手の「再編集も...

Etenhiluoyastqhのレビュー:婚約者の友人

2 years ago
フランソワ・オゾン監督が初めてモノクロに挑戦し、1919年のドイツを舞台に、アンナ(パウラ・ベーア)の戦死した婚約者の友人アドリアン(ピエール・ニネ)との交流をミステリアスに描いた人間ドラマ。時々カラー映像に変わるという手法で、カラーになった時はアンナの精神状態を投影しているかのように感じるが、ハッキリとはわからない。 ヒロインであるアンナが婚約者フランツ...
2 months ago
インフィニティ・プール 金さえ積めば犯罪をいくらでも許してくれる島国で一度ハメを外し悪事を楽しんでしまうと止められない心理的恐怖をうまく描かれた作品だった。 クローンをテーマとした作品のため最初はクローンと本当の自分の存在の境界を惑わせてくるのかなと思ったがそこは良くも裏切られた。 ミアゴスの甲高い声で強い不快感を与えてくれる中々いいキャラであった。 エロ...

Oixhsgsnkpmのレビュー:美しき仕事

24 days ago
美しき仕事 4Kレストア版(横浜フランス映画祭2024) 外人部隊を描いた作品。外人部隊といった色々と訳を抱えた者達が集まる(セカンドチャンスを求めたり)事もあって中々人権が大切にされない。 そんな厳しい環境の中主人公の教官が一人の神兵に目をつけ嫉妬僻みといった感情に駆られていくストーリー。 会話も少なく分かりやすいドラマ性で構成された作品ではない。 音楽...

snymoexのレビュー:孤狼の血

3 years ago
ヤクザ系映画が見たくなったので鑑賞。 中々評価も高いし、予告も出演者も何も見ずに見ることにした。 なんと!超面白い いつの間にか目が離せなくなり、 あっという間にエンドロールだった。 役所広司演じる大上は、窃盗暴力刑事にも関わらず違法を繰り返して捜査を進めていた。松坂桃李演じる新人の日岡はそんな大上と共に極道の闇を暴くのだが... 貫禄ある俳優陣勢揃い...
3 months ago
ゴーストバスターズ フローズン・サマー 前作のアフターライフに比べると前作の公開から2年くらいしか経ってない事もあってか前作の様なエモさは薄く、アメコミ映画にありがちなモンスターが暴れまくる作品でありよく見た事ある様な既視感ある作品であった。わりかし内容も単調でありどちらかというと初代を知らない子どもをはじめとした若い世代にゴーストバスターズの世界へ誘うよ...
3 months ago
オーメン:ザ・ファースト 率直な感想として初代作に繋がる綺麗な前日譚を作ってきたなという印象。とても見やすくて初代作ファンへのファンサービスシーンも多くて面白かった。 ジャンルとしてはホラー作ではあるが近年のホラー作品に比べると個人的には恐怖はあまり感じられず、グロさも程々。モザイクシーン多数有りは少し笑ってしまった。 恐怖を楽しむと言うよりかはダミアンの...

Ghixssnokpmのレビュー:ザ・タワー

3 months ago
ザ・タワー 始まった途端にもう外がブラックホールの様な物に包まれ団地から出られない状況から作品が始まる。 登場人物の背景や謎の闇の前兆など全くなく、作品の登場人物たちと同様に心の準備なくパニックを体験できる。 そこから人種間の対立や食料確保のために犬が犠牲になったり生存する為に窮地に立たされた人間の醜さなんかを描いていくのかなと思いきやそこまで大きな対立衝...
2 months ago
キラー・ナマケモノ 想像してた以上に安っぽい映画で退屈だった…似たタイプのキラーカブトガニよりかはくだらなくて笑えるシーンがいくつかあったりナマケモノがキュートに映るシーンが楽しめたけど、人を殺めるシーンは殆ど映さず終始おもちゃの様な動きで、元から求めてはいないとはいえここまで緊張感も恐怖も迫力も無いのは残念ではあった。 コントムービーとして見るのがもちろ...