ドミニク・ラブリエの検索結果、合計44(0.001455秒かかります)。

tzdywgsのレビュー:暗殺の森

3 years ago
こういう複雑な役づくりがほんとうに上手い。もちろんベルイマンの手腕もあるのだけれど。善玉とか悪玉といった単純な記号ではなく、悪玉として振る舞いながらもその後ろに良心の呵責があるところ、善玉に転じたようでそこに隠しきれない偽善がちらりちらりと覗くところ、ハリウッドものでは絶対見られない描写だよねぇ。 あと改めて気づいたのだけれど、ベルイマンの構図の巧さも出色。...

eoiqmcのレビュー:ミックマック

3 years ago
■個性豊かな登場人物たち ・バジル(心優しき、悪戯好きな青年。頭の中に・・が入ってしまい・・)(ダニー・ブーン) ・フラカス(人間大砲・・って)(ジャン=ピエール・ジュネ組の常連、ドミニク・ピノン) 他にも、ギロチン男、軟体女(強烈です・・)、言語オタク(オマール・シー:大ブレイク前です・・)、計算機・・ という多士済々の人々が、武器商人達を相手に、 ■様...
2 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 楽しみにしていた映画でした。 が、ビームス夫妻、ホランドとタルホの扱いがひどすぎ。 前作ラストで出てきたドミニクとガリバーはどこへ? 最後の最後でレントンが出てきてくれて、このがっかり感をすべてひっくり返してくれるだろうと期待して観てましたが、え、これで終わり?という幕引きでした・・・ せめて最後にエウレカ&レントンとニ...

Xhkipgomsnsのレビュー:ミックマック

3 years ago
ジャン・ピエール・ジュネの世界観は在りそうで唯一無二。 それはかつて絵本で読んだ様な、ある種、不思議な世界観。 言い換えればメルヘン。 彼の映画の手触りって、空想世界、イマジネーションをそのまま実写に投影したかの様な、ある種のファンタジーを帯びていますよね。扱う題材は幻想的ではないんだけども。 デリカテッセン然り、アメリ然り、今作も彼の『お家芸』炸裂だ...

vshoaoeのレビュー:暗殺の森

3 years ago
教授の夫人役ドミニク・サンダの優雅な美しさと妻のサンドレッリのコケティッシュな雰囲気。昔から憧れだった夫人に冷たくされるものの肉体関係を結んでしまうマルチェロ。しかも、バレエ教室のクラスの5分間の休憩中だ。 結局女の競演を描くのが上手いベルトリッチ。夕陽と暗闇を対照的に取り入れている。男の世界は雪がバックであることが多く、精神病院に入ってる父に会うときなど...
1 year ago
「偉大な文学作品をもとにした映画は、理想的には本を読む読み切るのにかかる時間と同じだけの長さで上映されるべきだ」とドミニク・グラフ監督が語るように この物語は約3時間という少し長めの映画。 1931年のベルリン、ファビアンが悩み戸惑い心が揺れ動く様子を丁寧に描いている。 母親や親友や恋人との関係や思い、街中の人々の様子、お気に入りの小説を読んでいる時のように...

vjnxeoのレビュー:キャプテン・ウルフ

3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 子守など苦手なおじさんが奮闘するギャップの面白さではシュワちゃんの「キンダガートン・コップ(1990)」やエディ・マーフィの「チャーリーと14人のキッズ(2003)」が思い浮かぶ、本作もネービーシールズの強者に子守をさせる無茶な設定、しかも赤ちゃんから高校生まで5人と子だくさん、ペットと言えば猫か犬が相場だがアヒルが登場で...
3 years ago
ギリシャのリゾート地、カロカイリ島。小さなホテルを営むドナ(メリル・ストリープ)と娘ソフィ(アマンダ・セイフライド)。 ソフィはスカイ(ドミニク・クーパー)との結婚を控え、”パパと一緒にヴァージン・ロードを歩きたい”という想いがあり、ママの昔の日記に登場する3人の男性に招待状を贈る。 <3人のパパ候補> ・建築家のサム(ピアース・ブロスナン) ・銀行マンのハ...

ntsziqsのレビュー:ホワイトアウト

3 years ago
あるいは僕が期待しすぎただけかもしれない。 制作会社はホラー専門のイメージが強いダークキャッスル社、話の舞台は南極、導入部に登場する『謎の積荷』…… ホラー映画好きの自分としては無敵の傑作『遊星からの物体X』を連想せずにはいられないのだが、蓋を開けてみると実はアクション色が強めのミステリーである。 K・ベッキンセール演じる主人公は魅力的だし、ホワイトアウト...
2 years ago
チラッと見たあらすじはそこそこ面白そうだったのに、やはりそこは日本では劇場未公開作だっただけあって、予想通りのB級路線と言うか、いかにも低予算映画な仕上がりになってしまいましたね。 内容もどこかで見た感は否めず、でも逆に二番煎じと言うことは、まあそれなりには楽しめるとも言える訳で、新味は皆無でしたが、話的に全く持ってつまらない映画と言う訳ではなかったですよ。...

yedltyxのレビュー:ワイルド・スピード

3 years ago
観る時間が取れず、録りためていたシリーズ。 まずは一作目!という事だが、 観る前から昔を思い出す内容にドキドキ。 おじさんの青春時代の車がズラリ勢揃い。 一般道でのゼロヨンはもちろん道交法違反、 道路が狭く信号も多い日本では馴染みは少ないが、 限界まで改造(いじった)車は、やはり楽しい。 一瞬の駆け引きと緊張感の再現は完璧。 「A\'PEX i」「Veil...

Gpixsonmhksのレビュー:恋は足手まとい

3 years ago
前半は歌姫リュセット(エマニュエル・ベアール)の屋敷内のみ、後半はデュベルジェ男爵夫人(ドミニク・ブラン)邸とリュセットの恋人エドワール(シャルル・ベルリング)のアパートだけ。限定された場所ばかりなのに縦横無尽に人物がコミカルに動き回り、フランス社交界の馬鹿馬鹿しさをも表現していました。 貧しいエドワールは逆玉ばかりを狙い、いよいよ金持ちの娘と婚約すること...
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む 或る程度の年齢に達した人。又はミュージカル映画ファンにとっては、デビー・レイノルズが主演した『歌え!ドミニク』であまりにも有名な歌の秘話。明るく楽しいメロディーの裏に隠された物語。 元々は、両親との確執が有った彼女にとっては、神に仕える事が唯一の心の支えだっであろう。だが、あれだけ世界中で大ヒットしてしまえば、それだけ世...
1 year ago
小さい島だから皆が皆を知っている。仕事は午前にすべて済んで午後2時にはパブに行ってアイリッシュのビールかウィスキーかシェリーを飲む日々の繰り返し。その島でパードリックとコルムが親友同士であることはだれもが知っている。 人のいいパードリックはコルムにとってかけがえのない友だ。彼とのお喋りは楽しい。いつまでもそれが続けばいいのに。でもコルムはパードリックより年...

nuqwciのレビュー:アメリ

3 years ago
ージャン=ピエール・ジュネ監督の作品の登場人物には少し変わった人が多い。ー ”少し変わった”両親に育てられたアメリ(オドレイ・トトゥ)は、少し変わった女の子。学校には行かずに、元教師のお母さんに教育を受ける。 そして、大人になって、パリ・モンマルトルの「カフェ・ド・ムーラン」で働くことに。 ■「カフェ・ド・ムーラン」の少し可笑しな常連と店員たち ・売れな...

sjrjqmのレビュー:フェイス/オフ

3 years ago
すごいプロットだ。顔を変えるという医療技術はかなりSFチックだが面白い。ルパン3世のコミックにも似たような変装での戦いがあった。ブラックジャックでもそういうプロットがあった。顔の交換自体はそれほど目新しいとは思わないが、どっちがどっちだかわからなくなるような役者の演技がすごい。終盤、白い鳩は飛び回るし、わからなくなるほどの銃撃戦。疲れた・・・ 6年前にメリ...

Pmgssxkihonのレビュー:やさしい女

2 years ago
タイトルのバックに映る夕闇のパリ。走っている車は60~70年のもの。郷愁で胸が一杯になる。フランスが、パリが、まだ世界の文化に多大な影響を持ち、日本人にとってはまだまだ憧れだったころの風景である。 この華やかで先進的な消費社会の光景がスクリーンから消えると、その墓場ともいえる質屋が映画の舞台として現れる。そして、始まるのは世知辛い銀行員くずれの質屋とその若く...

Pgnuoehlehのレビュー:わらの犬

3 years ago
1971年の作品をリメイクしたという 一本。 率直な感想を言うと、「何で観たのかな、私…」 出演者だけに惹かれて 観にいったのですが、もう少し予習しておけばよかったと 後悔。 ストーリーが好きになれず、女性として 居心地の悪さを感じる映画でした。 映画の脚本家・デービッドと その妻・エイミーは 都会の生活を離れエイミーの故郷・南部の田舎町へと引っ越す。 よ...
2 years ago
一連の稼業から足を洗ったドムはレティと息子のブライアンの3人で静かに牧場で暮らしていたが、ある日かつての同志ローマン達が訪れる。ミスター・ノーバディが搭乗していた輸送機が何者かによって襲撃され墜落、輸送中であった機密装置“アリエス”のパーツを回収する任務を請けたローマン達はドミニクとレティを誘いに来たのだった。すっかり乗り気のレティに対して動向を躊躇するドム...

abqpkoのレビュー:家族の肖像

3 years ago
1980年代前半にどこかの映画館で見たんですが、30数年ぶりに見ました。 当時は意味が全くわかってなかったと思います。ガキでしたので。見直してよかったです。 山猫が交響曲だとすると、これは室内楽ということになります。同じバート・ランカスターが主人公というのは偶然ではないのですね。テーマは共通していますから。 昔見た時にはほとんど記憶に残っていなかったリエッタ...