拝啓総理大臣様
プロット
日本
04月29日 1964 劇場で
イヴの総て
プロット
アメリカ
09月16日 1951 劇場で
理想の夫婦のつくり方
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
不都合な理想の夫婦
プロット
イギリス
04月29日 2022 劇場で
なぜ君は総理大臣になれないのか
プロット
日本
06月13日 2020 劇場で
連理の枝
プロット
韓国
04月15日 2006 劇場で
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総理の夫コメント(20)
正直そこまで期待してなかっただけに、おもろいやん!!って感想
ー 前半は、予告編でも頻繁に流れていたコミカルシーンを主に物語は展開していく。
それにしても、今作は絶妙のタイミングで公開されたなあ・・。ー
◆感想
1.大きな家に住んでいる夫婦だなあ、と思っていたら、鳥類研究所に勤めるヒヨリ君(田中圭)は相馬グローバルの御曹司だった!
ー 彼が、楽しそうに出張に行った場所。それは北海道の電波も届かない僻地だった。そりゃ、奥さんの凛子さん(中谷美紀)が総理大臣に就任しても気が付かないよね!
作品設定が、とてもユニークである。
そして、相馬グローバルを仕切るヒヨリ君のオーラが半端ない母上(余貴美子:どんな役も、バッチリ決めます。)とヒヨリ君の”カメラの前では”笑顔の野心滾る兄(片岡愛之助:無茶苦茶作り笑いがお上手。オカシイ。)ー
2.で、呑気に帰ってきたら、イキナリのマスコミ取材。それを遮るドSのシングルマザーの内閣広報官(貫地谷じほり:ツンツンした感じが、とても良い)。
ー 前半は、ヒヨリ君のオロオロする姿が、オカシイ。相馬グローバルの人々も相当に可笑しい。ー
3.凛子さんが直進党を立ち上げた理由を語るシーンはジワリと沁みて、連立政権を組んだ、民心党のドン、ハラクロー(岸部一徳:目の下の涙袋が凄い。ついでに、ハラクロ―って、そのまんまジャン!と思っていたら・・)
が、ヒヨリ君の昔から苦労してきた伊藤さん(松井愛莉)を使ってハニートラップを仕掛けようとしたり、結局増税に関し、合わず決裂する2党。凛子さんは、選挙で国民の信を問うことに・・。
ー なんか、どこぞの国でよく聞く”国民の信を問う!” 揶揄かな?ー
4.オロオロヒヨリ君、”夫”と言うタスキを掛けて、慣れない選挙カーに乗るも、凛子さん、マサカのご懐妊。
皆、オロオロ・・。
ー ニュージーランドの女性首相は、子供を産んで、産休もキチンと取っているんだよ!民意が低いなあ・・、全く。総理と言っても、ハタラク人なの!人権があるのーー
□白眉シーン
・ヒヨリ君が、総理を辞める決意をした凛子さんの演説会場に必死に向かい、凛子さんに述べた言葉。最初は笑っていたら、いつの間にか、目頭が・・。
(ついでにパパラッチ男も、凛子さんの言葉が切っ掛けで、改心している。)
凛子さんが、ヒヨリ君をパートナーに選んだ理由が良く分かるシーンである。
田中圭さん、長台詞をバッチリ決める。良い役者さんだなあ・・。
ついでに、ハラクロー、イチオウいい奴じゃん!
5.ええっ、で辞めちゃうの?と思ったら、
”もし私が又、総理になったら、不都合はある?”と言いながら、可愛い女の子を産んだ凛子さんは、ヒヨリ君に言った・・。
<前半は、コミカルトーンで描き、後半は男尊女卑思想が未だに蔓延る日本で頑張る全ての女性に大きな大きなエールを贈る作品。
クスクス笑っていたら、いつの間にか、目頭(涙袋ではない!)に涙が滲んでいた作品。
現実は、もっと厳しい事は知っているつもりだけれど、制作陣の心意気を嬉しく思った作品でもある。>
実際の総裁選で2人の女性候補が出ているのでタイムリーと思ったが、それと内容がカブるものは無かったように見受けられた。原作未読だが増税高福祉策を凛子(中谷美紀)が主張しているのは、原作の意向か。私は中程度の福祉と消費税減税を支持しているので気になった。また相馬グループ率いる日和の兄(片岡愛之助)が消費税増税に反対する大企業のステレオタイプとして描かれていたが、リアルでは財政規律派で消費税増税を支持する大企業が多く、実態に合っていないのでは。
さらに映画の設定とはいえ、日和の主体性の無さ(終盤では少し覚醒するが)は、私が真反対の性格なので、最初は笑って観ていたか、どうにかならないものかもどかしかった。
他方、凛子の身近な人を幸せにできなければ政治に携わる事はできないという姿勢は大いに共感できるポイントで、実際の政治にもあてはまる指標だと思う。(身近な人だけでは困るが)
大好きなマハさん原作の映画とあって、とても楽しみにしていました!
もう、、何も言うことはありません。
ただ素晴らしい!
オープニングの優雅な朝。
お庭でのプロポーズ。
オウムの見事なタイミングでのセリフ。
相馬凛の説得力ある演説には、私も観衆として聞き入ってしまいました。
そして、それを支える夫や秘書、広報官たち。
夫の職場の人たち。
罠に陥れようとした人たちまで、鮮やかに味方につけていくところとか、とにかく中谷美紀がかっこよくて美しくて、素敵すぎました!
そして、最後の圭くんのセリフも泣かせてくれます。
未来をあきらめずに、こんなふうに生きたいですね。
文句の付け所もない、素晴らしい作品でした。
そ〜りん、ひよりー、好き!
こんなご夫婦いたら応援したくなりますね。
途中軽い中弛みもあったが、終始面白かった。
少しではあるが、総理の裏事情みたいなものも見れた気がした。また取り巻く周辺の方の大変さとか。
政策は別として、今の日本にこんな総理が誕生して欲しいと願った。
ラストの田中圭さん演じる日和の熱さ、中谷美紀さん演じる凛子の涙に感動して涙してしまいました。大衆向け映画だったが、予想よりずっと良かった。
付け加えて。
配役がかなり良かった!
中谷美紀、田中圭。彼等がまさに!!
余貴美子、岸部一徳、片岡愛之助、木下ほうか
かなり上手い、存在感ある名脇役。