愛のように感じた プロット

「17歳の瞳に映る世界」で2020年・第70回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したエリザ・ヒットマン監督が、13年に手がけた長編デビュー作。思春期の少女の性と青春の刹那を、みずみずしい感性と演出で描き出す。ある夏のブルックリン郊外。14歳の少女ライラは、経験豊富な親友キアラとそのボーイフレンドであるパトリックとともにビーチへやって来る。身体を寄せ合うキアラとパトリックの姿を、浮かない顔で見つめるライラ。そんな彼女の前にタトゥーの入った地元の大学生サミーが通りかかり、ライラはひと目で心を奪われる。サミーが「誰とでも寝る男」だと知ったライラは様々な口実を作って彼に近づこうとするが、背伸びして嘘を重ねるうちに思わぬ状況に陥ってしまう。

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愛のように感じたコメント(6)

Unnvcroyes
Unnvcroyes
ダンス仲間で親友の年上モテモテガールのパッションに引っ張られて背伸びをする14歳の少女の話。

親友キアラと彼氏に見せつけられ続けてモヤモヤしているライラが、会話から聞こえた遊び人大学生サミーに相手にされたくて近寄っていくストーリー。

話せば話す程、行動すればする程に、ムリしているのがみえみえな主人公。
子どもじゃないとアピールをするのは子どもだけですからね。隣の同級生は信じても大人は判っています。

遊び人たちではあるけれど、ある意味優しく最低限の良識はある人たちに囲まれて、少しだけ大人の世界を垣間見た純情ガールが、ちょっぴり悲しくむず痒かった。

個人的にはエピローグ程度で良いけれど、隣人君を上手く使って爽やかさとか可愛らしさがある締め方をしてくれたらもっと良かったのにという感じ。
Ltalhteeict
Ltalhteeict
本作はエリザ・ヒットマン監督の長編デビュー作である。デビュー作の例に漏れず、是非は別として、本作品には監督の世界のすべてがある。

思春期の女の子の異性やセックスに対する姿勢を、飾ることなくさらけ出して見せたのが本作品である。虚栄心や狭量な自尊心など、この年頃の女の子の嫌な部分だけを殊更に強調して描いているので、観客の中には不快に感じる向きもあるかもしれない。
主人公は14歳の少女ライラである。男に興味はある。キスしてみたいしクンニもされてみたい。場合によってはフェラもしてみたい気がする。友達のキアラは経験済みだ。未経験の自分が少し恥ずかしい。だから虚勢を張る。嘘を吐いて経験済みの振りをする。でも嘘は長くは続かないことはわかっている。だから早く経験をしたい。そこで近づいた「ヤリチン」のサミーだが、パーティで流れるラップは「ファックミー、プッシー」という歌詞の連続である。大麻を吸うサミーはキアラが言う通りクズ男だ。にもかかわらずサミーは自分を拒否する。サミーにだって嘘はわかる。

要するに、自分はまだ子供だということなのだ。観客のすべてが早く悟るように期待していたことを、ラストシーンになって漸くライラは悟る。少女が傷つかないように心配しながら鑑賞していた観客は、ここに至ってやっとホッとする。少女が大人になるためには少しの冒険が必要なのである。
ライラの短期間の冒険は、この映画の7年後にヒットマン監督が製作する「Never Rarely Sometimes Always」(邦題「17歳の瞳に映る世界」)でふたりの女の子がニューヨークに行く冒険に繋がっていく。ライラの3年後を描いているようでもある。やはりデビュー作には監督のすべてがあるのだ。
Kmnsxosihpg
Kmnsxosihpg
背伸びし過ぎて窮地に追いやられる。多少痛い目に遭うのも大人への過程。でも、あれはちょっと…どうやって逃げたのかなぁ。からかわれただけならイイけど。
Xssgnopkmih
Xssgnopkmih
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大変に背伸びしたいお年頃のナイーブな女子の話。
顔の日焼け止めがピエロの様に見える。
まずその塗り方からなんとかしないとモテないよ。

実に自然にカメラが若い子達の間に入っていく、エゲツない会話で弄られるシーンでも優しさを感じたのは女性の監督だからだろうか。

とにかく早く一皮むけたい気持ちと、純愛と、恐れが入り混じって内面カオス。実際経験出来たのかどうかはよく分からないけど、カオス具合は男子にも伝わりドン引きされたんじゃないだろうか?
可愛い子なんであと数年で引く手数多になるからあわてなくていいのにね。

最後の仮面と日焼け止めは対応してるみたいだが意図がわからなかった。

ダンスの才能はなさそうだ。

さて予習完了次は 「17..」
Pirrlndfaaeype
Pirrlndfaaeype
「17歳の瞳に映る世界かっこが良かったので、同監督の長編デビュー作品を鑑賞です。

この監督さんのカメラワークは何故か心をザワザワさせます。なぜなんでしょう?技術的なことはさっぱりわかりませんが、ザワつかせるんです。なんなんだろうなー。映画観てるんですが、視点が主観的なんでしょうかね?また、直接的な描写はこれっぽちもないのに、性を感じるんですよね。すごく生々しい感じ。獣の舌なめずりを感じるんです。これも描写の仕方なのでしょうか?印象深いです。

本作は進んでいくほどツラくなっていくんです。ライラのコンプレックスの強さがそうさせているのか?若気の至りと強がりの連発で「あー、あーっ」て心で叫び嘆きながら見ることになります。

このむず痒さはなんなんだ?観賞後、監督のインタビュー記事を読んだら、「本作を見てると不快感を覚えるかもしれませんが、その不快感こそ我々が経験してきたことの真実」と語ってました。(間違いあればすみません)そうか、過ぎ去ったあの頃の自分に似てるのか?だから、気持ちが落ち着かないのか?
ラストもほろ苦。これぞ思春期。数年経つと彼女達が「17歳の瞳に〜」の彼女らになるのかな?なんて。

いやはや、監督の術中にはまりまくりです。
秀作ですね。