武士の家計簿

6.4/10
合計14件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   129分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   柏田道夫
劇場で   12月04日 2010
この映画を見たい?
 映画を見たい    しない

50% 欲しいです,合計 159

レビュー  |  共有する 

武士の家計簿 プロット

古文書から幕末の武士の暮らしを読み解いた磯田道史による教養書「武士の家計簿
『加賀藩御算用者』の幕末維新」を、森田芳光監督&堺雅人主演で映画化。御算用者(経理係)として加賀藩に代々仕えてきた猪山家の八代目・直之。しかし当時の武家社会には身分が高くなるにつれて出費が増えるという慣習があり、猪山家の家計もいつしか窮地に追い込まれてしまう。そこで彼らは、直之の提案で武家とは思えないほどの倹約生活を実行することになる。

武士の家計簿 俳優

武士の家計簿 写真

武士の家計簿 Related

キック・ミー 怒りのカンザスオンラインで映画を見る
キック・ミー 怒りのカンザス
プロット  アメリカ
03月15日 劇場で
ありふれた教室オンラインで映画を見る
ありふれた教室
プロット  ドイツ
05月17日 劇場で
蒲団オンラインで映画を見る
蒲団
プロット  日本
05月11日 劇場で
ゴジラ×コング 新たなる帝国オンラインで映画を見る
ゴジラ×コング 新たなる帝国
プロット  アメリカ
04月26日 劇場で
空白ライブオンラインで映画を見る
空白ライブ
プロット  日本
05月10日 劇場で
ブリックレイヤーオンラインで映画を見る
ブリックレイヤー
プロット  アメリカ・ブルガリア・ギリシャ合作
03月22日 劇場で
コードギアス 奪還のロゼ 第1幕オンラインで映画を見る
コードギアス 奪還のロゼ 第1幕
プロット  日本
05月10日 劇場で
アクターズ・ショート・フィルム4オンラインで映画を見る
アクターズ・ショート・フィルム4
プロット  日本
03月03日 劇場で
イーちゃんの白い杖 特別編オンラインで映画を見る
イーちゃんの白い杖 特別編
プロット  日本
05月10日 劇場で
ほなまた明日オンラインで映画を見る
ほなまた明日
プロット  日本
03月23日 劇場で
アバウト・ライフ 幸せの選択肢オンラインで映画を見る
アバウト・ライフ 幸せの選択肢
プロット  アメリカ
03月08日 劇場で
夜明けへの道オンラインで映画を見る
夜明けへの道
プロット  ミャンマー
04月27日 劇場で

武士の家計簿コメント(20)

Hmsnpsxgiok
Hmsnpsxgiok
例によって、俺の個人的なレビューとしては、登場人物も多くなく(笑)、ストーリーもわかりやすく、純粋に楽しめた。

実話を元にしてるということで、なおさら入り込めて見られた。

話の流れ、展開もおもしろくわかりやすく見ることができたし、また間をあけて見たいと思えた。

しかし、どの時代も、世代の移り変わり、時代の流れ、みんなトシをとっていく、というのは変わりないんだな、と。
Gmiospsxknh
Gmiospsxknh
地味である。愚直である。極めて森田らしい引き算の制作行程がエンディングの感情の噴出へと誘ってくれる。抑制された表現、演出が観客の共鳴を拒否しながら最後に溢れだす堪えきれない共鳴。職人技である。人生はどこにでもいる人々のよって構成されている。その存在は子と親とその身内に依ってにしか認識されない。市井の人々の地味ではあるがあくまでもその認識の存在こそが熱いリアリティを描き出すと言うことを知らしめす作品となっている。秀作である。
swgjrhg
swgjrhg
金沢の人気スポットでもある長町武家屋敷跡。冬には土塀を守る「薦掛け」という名物もありますが、小路の角には突き出た石が置かれてところもあります。今じゃ車から壁を守るために鉄柱を立てたりしてる民家もありますが、この石の目的は、雪道を歩いて下駄の歯に固まった雪を打ちつけて取り除くため。古い道によく見られます・・・車のボディをこすったという苦い体験も。とにかく、そのごっぽ石が猪山家の横の路にも置いてあったことで嬉しくなりました。

登城するカットも数回登場しましたが、現在の金沢城も使われているようでした。映画が公開されてから北陸新幹線が開通したこともあり、人気の観光スポットとなりました。そして下級武士の算用者を描くという珍しい作品。藤沢周平作品でも下級武士がメインとなってはいましたけど、こちらは剣を使わず、あくまでもソロバンで勝負するという内容。日本一の算盤侍を目指すのに仲間たちからは「剣はからっきしのソロバン馬鹿」と揶揄される猪山直之だった・・・

メインとなるのは家族愛と不正を許さない心を持った主人公とその家族。召し抱えられて以降は出費も嵩んで、やがて借金で首が回らなくなったことに気づいた直之。息子のお披露目の儀式に選んだ手段とは・・・

一番盛り上がるところだと思うのに、なぜか前半部分でその断捨離大作戦と倹約ぶりが描かれていて、後半には家族の不幸もあるものの尻すぼみ状態になったのが非常に残念なところでした。美術も演技もいいのに勿体ない脚本となってる。しかも剣を使わないというテーマもあるのに、息子や孫は海軍に入ってしまうとか・・・まぁ、明治という新しい時代でしたからね。

個人的には、お救い米や「ひもじいわいや」とシュプレヒコールを上げる1857年の米騒動をもっと描いてほしかったし、7人が捕らえられ処刑され七稲地蔵として祀られたことも忘れてはならない。東山茶屋街からちょっと歩けばお地蔵さんが見られます。

【2010年12月映画館にて】
あらためてwowowで鑑賞。タイしか覚えてなかった・・・
Getahtilrsi
Getahtilrsi
よくある時代劇とは違い算用侍が主役なので戦のようなシーンはなく、目新しくおもしろかったです。
この映画で初めて算用侍を知りました。武士が体裁を気にせず家計を考えるのは斬新で、武士の家の事情を知るのはおもしろかったです。今まで見たどの映画より現実的でした。

お金がなくても工夫をするお駒の姿や誇りを持つ直之はかっこよかったです。
子育ては厳しかったけれど、直之のおかげで才能を認められ生き抜けることが出来て、お金がなくても子供に財産を与えたのは立派だと思いました。
Khnoctnokr
Khnoctnokr
一切笑いのない、地味~な映画。
お金のない武士が色んな知恵で日々奮闘するようなコミカルな映画かと、
勝手に想像していたからビックリ。
感動するようなシーンもなく・・・
ただ粛々と日々の仕事を真面目にゆるぎない正義感で勤めあげる。
妻もいい。そんな旦那を理解し支える。…現代ではもう絶滅種か!?
ドラマ仕立てではない武士の実像を見た感じがする。