武士の家計簿

6.4/10
合計14件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   129分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   柏田道夫
劇場で   12月04日 2010
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武士の家計簿 プロット

古文書から幕末の武士の暮らしを読み解いた磯田道史による教養書「武士の家計簿
『加賀藩御算用者』の幕末維新」を、森田芳光監督&堺雅人主演で映画化。御算用者(経理係)として加賀藩に代々仕えてきた猪山家の八代目・直之。しかし当時の武家社会には身分が高くなるにつれて出費が増えるという慣習があり、猪山家の家計もいつしか窮地に追い込まれてしまう。そこで彼らは、直之の提案で武家とは思えないほどの倹約生活を実行することになる。

武士の家計簿 俳優

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武士の家計簿コメント(20)

Skogmphxisn
Skogmphxisn
磯田さんが好きなので鑑賞しました。
実在した武士の家計簿を元に起こしたお話らしいので、なかなかに興味深かったのですが…
途中眠くなってしまいました。
本で読んでみたいかな。
Erwancflurdyro
Erwancflurdyro
堺雅人扮する加賀藩士猪山直之は、息子に言わせると日本一のそろばん侍であった。加賀藩では150人もの算用者を抱えていた。直之のそろばんの腕は上の者も認めていたが、何せ細かいのでチェックは厳しく融通がきかず、帳尻だけ合っていれば良い事に納得がいかなかった。仲間由紀恵扮する駒と祝言した夜でも直之はそろばんをはじいていた。

武芸ではなく算用でしか生きる術がない事が世襲される家柄なんて本来は困った事だが、徳川末期においては刀を捨ててでも生きる技となる方が良かったのかな。古い帳簿をあさって左遷されてしまいそうな始末でもね。借金で大変な猪山家で、親戚とともにする膳に鯛の絵を描いてしのぐ嫁としての駒の器量も大したものだ。
Licusdscseulsfe
Licusdscseulsfe
磯田道史の原作を映画化。
お家芸の算術で家を守り、算術で子を育てた男の生涯を描く。
地味な内容だが、江戸末期の武士たちの生活を再現した興味深い作品。

とはいえ、ホントに地味。
チャンバラ無し、感動なし(?)
個人的には、歴史好きなぶん興味深く見れたけど、時代モノ等に興味の無い人には退屈な作品かも( ^_^ ;)
Oixskpsnghm
Oixskpsnghm
そう、特異な発想からなる映画でした。そして、観て良かった。
jnrusx
jnrusx
You Tubeにある磯田道史さんの講演によると、江戸末期の武家社会の経済は破綻していた、そうです。だから、百万石の加賀藩ですらも、倹約に励まなければならなかった。
それは、武士の経済システム(年貢や武士のお金の使い方)が、江戸初期には社会のあり方にピッタリだったけれど、末期にはダメダメになっていた、ということ。町人がパワー全開になっていたのに、彼らからは0.?%の税金しかとらなかった、というからビックリ!システムは一度、安定的になると、徐々に破綻しても変革されにくい。徐々に、という点がポイントで、年貢とは「農民から米」という常識ができると、破綻していっても別の発想「町人から金」にいたらない。思い込みから抜け出せない私の生き方。現代日本のあり方。同じです。は~ぁ、って感じ。
そんな幕末に生きた、主人公の猪山直之さん。現代的視点から見れば、ちょっと、自閉症スペクトラムが入っているのかな。いわゆる、常識人がストイックに生きた、というのとは違う、そんな発達障害仮説の立場から、この映画を鑑賞させてもらいました。
そう考えると、彼の不正追及、家財の売り払い、駒との初夜や父親の葬儀のそろばん勘定も、彼にとっては自然な行動。社会常識や世間体など大した問題ではなく、勘定をきちんとしなければ気持ち悪くて我慢ならない、ってことでしょうか。
一家の生きる道は、お家芸『そろばん』!その真っすぐさが心地よく、幕末から明治への変遷を乗り切っていく力になります。でも、よく考えてみると、「そろばんしかない」っていう思い込みは、「米しかない」っていう幕府の思い込みと相似形。思い込みのおかげで、片や存続、片や破綻。人の世は、なんとも面白きもの、です。