きみに微笑む雨

6.5/10
合計13件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   100分
言語   中国語
劇場で   11月14日 2009
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きみに微笑む雨 プロット

2008年5月に起きた四川大地震から1年後の成都を舞台にしたラブストーリー。主演は「私の頭の中の消しゴム」のチョン・ウソン、「大秦帝国
QIN EMPIRE」のカオ・ユアンユアン。「八月のクリスマス」「四月の雪」のホ・ジノが監督を務める。建設会社社員のドンハは出張で成都を訪れ、そこで観光ガイドとして働くアメリカ留学時代の友人メイと再会する。当時お互いに惹かれあっていた2人は、再び恋に落ちるが……。

きみに微笑む雨 俳優

きみに微笑む雨 写真

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きみに微笑む雨コメント(3)

Hmpgoxnskis
Hmpgoxnskis
杜甫の詩の春夜雨喜の一節が原題。
映像が美しく竹林が胸に残る。
女優がすごい魅力的。
二人のやりとりがあまり良くなくて、ストーリーも最後に緩急あるものの平凡。

脇役だけどドンハとメイそれぞれの上司が、古き良きという感じで良かった。
Ttreameodns
Ttreameodns
映像の美しさと抒情的な雰囲気は、
さすが「八月のクリスマス」のホ・ジノ監督の作品
季節感や雨も効果的に描写に生かされていました。
互いに思いをよせながら、伝えられないまま10年の月日がすぎたあとの再開。
非常にゆっくりとした時の流れに似て、チョン・ウソンとカオ・ユアンユアン二人の
穏やかな感情の波長が、見ていて心地良い作品でした。特に竹林の緑の色とパンダが印象的でした。
映画全編、ラストも含め、物足りなさを感じるかもしれませんが
やはりそれはメイの気持ちを思いやる表現というか演出だと思います。それゆえに
日差しのやわらかさにホッとできたように思います。
どんなに愛し合っていても、タイミングが合わないこともある。
もうきっと逢うことはない、と胸の奥にしまいこんだ愛に
ふいに出会ってしまったら・・・・
きっとあなたにも「あの時別れてしまったあの人に、もし偶然出会ってしまったら・・・」
と考えてしまう誰かがいませんか?
秋の夜長に思い出の中の恋人を想うのにピッタリの映画です。
見終わったあとに愛による癒しと前向きに生きる勇気、
そして希望が感じられるはずです。
Ecomcxdtbei
Ecomcxdtbei
こんな韓国映画もあるんですね
すごい大人の映画って感じがしました(微笑)

冒頭の感想は作品タイトルを意識したわけではありません。
エンドロールが流れ始めたとき、本当に微笑みが浮かんだのです。

韓流のラブストーリーというと、
もっと事件や悲劇があり、クライマックスでは
観客を巻き込んでボロボロ大泣きするなんてイメージが
ありますが、今作に関しては、そういうものが一切ありません。

だから、エンドロール中に席を立たれた方の気持ちも
「もっと期待していたのに、つまんなかった」と口に出された
おばさんの気持ちも、よくわかります。おそらくあのハンドバックの
中には涙をふくためのハンカチが用意されていたのでしょう(苦笑)

◇   ◇

どこかで観た役者さんだなぁ、と思いきや
『グッド・バッド・ウィアード』でグッドな役を
演じられていたチョ・ウソンさんでした。同作とは
違い、とても真摯で誠実で且つ恰好いい役を演じられています。

役者に触れたので、あと一人だけ。
お名前がわからないのですが、先日鑑賞した
『最後の贈り物』にも出演されていた大地さんに似た
男優さんが今作でも、非常にイイ味を出してくれています。
まさに“名脇役”の言葉がふさわしい。“グッジョブ賞”を勝手に進呈します(苦笑)

◇   ◇

〈 時節を心得て降る雨 〉

作品タイトルにあるとおり雨が、この作品の鍵を握ります。
それは、時には大雨であり、時には小雨であり、時には悲雨でもあります。

舞台は四川省成都。
この地において、
ふとしたキッカケで
学生時代の初恋を取り戻す。しかし、その裏には・・・。

ここには
四川大地震も絡んでくるのですが、
なによりも触れなくてはならないのは
余すことなくとらえられた成都の美しい景色でしょう。

竹林の美しい甫草堂、繁華街、デートで訪れるパンダ公園。
特に竹林の美しさは、芸術ものです。青々とした麗しさだけでなく
奥へ一直線に伸びていく小道からは、二人の人生も感じさせられます。

作品全体の流れとして
“動”よりも“静”で見せていましたので、
静謐感溢れる、この地がとてもピッタリ当てはまっていました。

ラストも
この地が使われるのですが、
「よかった」と微笑んでスクリーンを
見つめずにはいられませんでした(微笑)

ただ、それだけでなく、
「どうなったんだろうね」
観客に余韻を与える終りかた。大好き。

雨と晴の対比。
竹林の青緑を軸にした
色彩の使い分けもお見事でした(笑顔)

☆彡    ☆彡

『渇き』(10年新春日本公開)
パク・チャヌク監督が、
「現在の韓国は抑えた演技がヨシとされている」と
東京フィルメックスのティーチインで話していましたが
まさに、その本流を行っているのが、今作かとも思えました。

“一皮向けた大人の韓国映画”

号泣はしませんが、
ホロッとはしますので、ハンカチは用意したほうがいいと思いますよ(笑顔)