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TOKYO JOE マフィアを売った男コメント(4)
もとFBI捜査官の弱冠、自慢気味の回想で生涯をなぞり、マフィア内での権力闘争により、撃たれるが生き残り、FBIに協力、シカゴマフィアを壊滅させた。
登場する人は今でも警戒を解かないようだ。
アメリカ犯罪史上、唯一の日系人マフィアの生涯を綴ったドキュメンタリー作品。
当時の写真やニュース映像に、捜査関係者や'TOKYO JOE'の親族へのインタビューを交えて振り返るある犯罪者の姿。
全体的に淡々としたシーンの連続で、ある意味ニュース番組を見ているよう。テンポの悪さもさることながら、あまり話が理解できませんでした。
実際の人物を元に脚色した映画ではなく、事実を色々な方向から映しているのでドキュメンタリーらしいと言えば聞こえはいいかも。
ただ、それが面白いに繋がるとは限りません。不覚にも途中で寝てしまいました。
これならテレビの「世界仰天」や「アンビリバボー」の方が見応えがあります。
劇場公開にはインパクト不足感が……
鑑賞劇場:高槻ロコ9シネマプラス
生きていくのにはクレバーさが必要だ。
アメリカの犯罪史に残るある日本人の生涯。
彼を追い掛け続けたFBI女性捜査官のインタビューからその男の人間性を探る。
観客にとってこの男の存在は数枚の写真は示されるものの、終始彼女の口から発せられる言葉から想像させる事が多く、そのリズムが最後まで続いて行く事になる。
その為に、映画のリズムに乗り遅れると退屈に感じてしまい、なかなか内容的を把握出来なくなってしまう恐れが在ります。
何しろ本人が登場する動く貴重な映像は最後の最後にならなければ観る事が出来ませんから。
マフィアを滅ぼした男との事ですが、その証言の詳細が今一つ解りづらいのが難点でした。
(2008年12月17日シネ・アミューズ/WEST)