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スクリーム3 プロット アメリカ 04月01日 2000 劇場で
ドント・スクリーム プロット アメリカ 01月01日 1900 劇場で
整形水 プロット 韓国 09月23日 2021 劇場で
人形霊 プロット 韓国 07月16日 2005 劇場で
人形嫌い プロット 日本 09月25日 1982 劇場で
空気人形 プロット 日本 09月26日 2009 劇場で
山形スクリームコメント(14)
自宅(CS放送)にて鑑賞。前作『サヨナラ COLOR('04)』から五年振りとなる竹中直人監督・出演のゾンビ系ホラー・コメディ。全篇に亘り監督らしい悪巫山戯っぽい演出が鼻に附き笑えない。プロットや語り口も煩雑で目新しさが無く、映倫を意識してかゴア描写も至ってマイルド。ラストも月並み。“鏑木宙子”の桐谷美玲が印象的だが、全体にオジサン連中の演技が佳かった。中でも燻し銀“伊東丹波成定”役、石橋蓮司辺りは流石。“岡垣内美香代・光笛”の成海璃子、他の女優陣より見劣りする無様な体系で全く輝きが無い。45/100点。
・鑑賞日:2012年7月23日(月)
そう、この映画は“コメディ”でありながら“ホラー”なんですよ。結構血も飛んだりするんですけど、とにかく全編バカバカしいの!あまりにもバカバカし過ぎて、逆に笑えないの(うん?アカンがな(^^;)!あのね、竹中カントク、マニアック過ぎるんだよ~!!最近の子達は、どう思ってるかは知りませんが、そもそも竹中直人って“俳優”ってよりも“ピン芸人(?)”でいらっしゃいますから。所謂“形態模写=モノマネ”で世間を笑わせて、世に出てきた人なんですよ。この映画は、そんな竹中カントクの原点とも言うべき、ギャグなんかが満載!で、当時を知ってる吾輩世代なんかは面白いんですけど、コレ今の子達に、わかるんかな~?吾輩の観た試写室では、どちらかと言うと吾輩より年配の方が多かったようで、逆にこちらの世代にも、あまり理解されてなかったような…(>_<)。いえね、面白いんですよ。もお、くっだらないくらいにハチャメチャで、面白いんですけど…あ~!何か惜しいな~!!
くだらないだけじゃなく、映画好きの竹中カントクらしく、この映画は、過去の名作映画へのオマージュと言えるシーンが随所に出てくるのですが、これもまた非常~に、マニアック(^^;!軽く観に行った人には、恐らくわかんないだろうな~(いや、吾輩も実は半分くらいしか、わかんなかった…爆)。もう、とにかくこの映画“奇才・竹中直人”のギャグと映画に対する暑苦しいまでの思いが、120%満載で詰め込まれています。ホンマ、濃密ですよ~。
吾輩、成海璃子ちゃんのここまで弾けた姿は見たことありませんでした。が、イイじゃないですか!充分コメディセンスありますよ。何か今まで実際の歳より、かなり大人びた芝居をされてきた感じが強いんですけど、こういう年相応のハジケっぷりも、カワいくてイイと思いますよ。意外な一面を見た気がしますが、むしろコッチの路線の方がこれからはイイかも?あと、一番驚いたのはマイコさんですね。前作「カフーを待ちわびて」の癒し系から一転、男にしか興味がないイケイケ女教師を、ハチャメチャに演じています。嗚呼、イメージ崩壊…(^^;。いやあ、カワイイ顔してよ~やるよ!ひと皮…いや、ふた皮剥けたかな?!そしてカントク・竹中さんも相変わらずの怪演!もお、ホントに楽しそう!!演出、演技どちらも好きなことを、存分にやっておられますね。あと、吾輩はまったく気付かなかったのですが、“アホの三太郎”を演じていたAKIRAって、EXILEの人だったんですね~。ゴメン!興味がないから(いや、EXILEくらいは知ってますが、メンバー個人個人については、全然知らんモンで…)、まったくわかりませんでした。『誰、この若手俳優?』って、本気で思ってましたから…(^^;。
「スウィングガールズ」に「おくりびと」etc etc…と、何ともロケづいてますよね~山形!かつて冬季五輪の開催地に立候補(最終的には長野になった)した時『さくらんぼ以外に何もない』と酷評された(哀)そうですが、いまや飛ぶ鳥を落とさんばかりの勢いですね。モンテディオ山形もガンバッテますしね~(あ、最近チョット失速気味か…汗)。
落武者幽霊ミーツ女子高生inド田舎という、全国規模で公開されるのが奇跡のようなB級設定だが(笑)、映画の完成度は意外と高い。
科学特捜隊シリーズみたいなオープニング。『シャイニング』とモロ被りの音楽。ゾンビ映画のお約束や『マーズアタック!』な展開など、随所に監督の映画愛が炸裂&たまに暴走。だが物語自体が破綻する事は無く、ホラーだからと言ってエグいシーンはほとんど無い。ちょっと泣かせる展開も含め、誰もが楽しめる作品に仕上がっている。
まあ問題は——ホラーにしては怖くなく、コメディにしては笑えない点(爆)。そこが肝心カナメの部分じゃねぇかと突っ込まれても、そう思ったんだからしょうがない。随所随所は笑えるんだけどねぇ……。温水さんとマイコさんの壊れっぷりは最高だし、クリスタル・ケイがあんな役で登場した時は危うく卒倒しかけたが、基本、監督のテンションについてこれるかが勝負か。
せわしない編集と、コメディにしては長い上映時間もマイナス。
とはいえ作り手がこの映画を楽しんで作ってるのが伝わるので、個人的にはなかなか好感度の高い映画です。
成海璃子が見たいとか程度の動機で観るにはいいだろうが、都合よく終了するラストもどうなのか(笑)
少々の出血はあるが、ギャグ寄りのホラー演出はおバカ映画に許容のある人でないとダメと思う。
「やめてけれ~」とか何なのあの歌は
古すぎだろう