ヒッチコック
プロット
アメリカ
04月05日 2013 劇場で
ヒッチコックのファミリー・プロット
プロット
アメリカ
08月28日 1976 劇場で
ゆらり
プロット
日本
11月04日 2017 劇場で
ゆりかごを揺らす手
プロット
アメリカ
04月11日 1992 劇場で
ヒッチコックの映画術
プロット
イギリス
09月29日 2023 劇場で
ゆとりですがなにか インターナショナル
プロット
日本
10月13日 2023 劇場で
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ヒッチコックのゆすりコメント(2)
ヒッチコック以前に殺人シーンを、この作品のように撮った監督はいたでしょうか。それほどにこの殺人シーンは印象的です。ヒッチコックがどのように見せれば、殺人シーンがより緊迫感を増すのか、必死に考えた末の演出を感じます。
画質はもう鑑賞に耐えるギリギリなレベル。
イギリス初のトーキーの名残り?か、オープニングばずっとセリフなし。
え、サイレント映画? と思った頃に急に喋りだして二度びっくり。
これはトーキーに不慣れな観客のための親切設計?
入りはベタな推理サスペンスのように見えて、途中から精神的なスリラーに転調していくところがいかにもヒッチコックっぽい。
事件が起こるまではやや退屈に感じるほどのあっ軽〜いムード。「バルカン超特急」でも乗車までが長かったんだよなぁなどと思っているうちに事件が勃発。とたんに空気が一変し、役者の芝居も実際にこうなんじゃないか、というリアルなテイストに移行する。
つまり序盤の能天気ムードはあくまでこの落差を生むための戦略だったという。。おそるべし。
この他にも刑事が現場に立ち合うシーンで他の役者の声を聴かせつつ、画面はその刑事だけを映しつづけている場面など、とにかく演出の巧みさが印象に残りました。