フェルメール The Greatest Exhibition アート・オン・スクリーン特別編
プロット
イギリス
02月02日 劇場で
ジェヴォーダンの獣 ディレクターズ・カット
プロット
フランス
02月02日 劇場で
真夜中の処刑ゲーム
プロット
カナダ
02月02日 劇場で
マイセルフ
プロット
アメリカ
02月02日 劇場で
瞳をとじて
プロット
スペイン
02月09日 劇場で
フジヤマコットントン
プロット
日本
02月10日 劇場で
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8mmコメント(8)
アダルトショップの店員マックス(ホアキン・フェニックス)が読んでいたのは「アナル秘書」だったが、そのブックカバーの下にはカポーティの「冷血」が・・・夢中になるほど殺人鬼に憧れていたのかもしれない。ハワード・ヒューズとかジム・ジャームッシュとかの映画ジョークも交えて喋るマックスがなかなかいい。
犯人を探し当てて逃げたトムですが、そこからが長い。依頼者の元へ戻ると彼女は罪の意識で自殺していた・・・しかし、スナッフフィルムの撮影現場まで探すなんてのは、すでに仕事の範囲を超えている。まぁ、謎の男を知りたいのはたしかだけど・・・結局は人を殺す瞬間に性的興奮を覚える異常者。現代だったら、ネットでもそうした違法ビデオが売買され、摘発も困難な時代なんでしょうね・・・あぁ、怖い。
もしかして、ハリウッドの闇をもっと描くつもりがボツ食らって、こんな中途半端な出来上がりになったのかな。
こんなに演技がうまいのにどうして歌手に転向したんだろう...もったいないです!!
そもそも、知らない娘の死を家族ともども身を危険にさらしながら、殺人まで犯して、探偵がやることではない、と言ってしまったら、それはそうで身も蓋もなくなるので、やめよう。娘ある父としての「正義感」が彼を動かしたのだ。。
言ってて空しいが、見せ場もある。犯人を主人公自らの手で殺すシーン。「殺してみろ」と吠える犯人に、引き金を引けないニコラス君。やっぱ殺せないよな、と思っていたら、娘の母に確認電話。許可を得、そして、殺す。変な緊迫感のあるシーンで印象深い。
所々で挟む家族との場面はいらないし、基本的にダラダラと何も起こらない展開が続き、オチが付いてから始まる復讐シーンは鬱陶しく感じる。
"SMのジム・ジャームッシュ"って、どんな皮肉か?こんな映画を作った連中に、ジャームッシュの名を挙げることすら許されない。
金持ちは変態で、普通の奴が異常者だ?みたいな驚きもしないワザとらしさにイライラ。